ワイオミングの焼印

中山様から、Shabby Wyomingと英語で書かれた焼印の製作を依頼されました。焼印の使用目的はわかりませんが、Shabbyには、着古したという意味がある事からワイオミング州(Wyoming)のビンテージ物の衣料か古着を扱っているものと思われます。ワイオミング州とは、よく聞きますがアメリカ合衆国のどこにある州なのかよくわかりませんでしたのでこの機会に調べてみました。ワイオミング州は、アメリカ50州のなかで一番人口が少ない州で約57万人弱しか住んでいません。又、人口密度も低く、1平方キロあたり2人とアラスカ州に次いで全米2位の低さです。位置的には、アメリカ西部の山岳地域の州で、州の東部には、ハイプレーンズと呼ばる地域があり、地下に大きな帯水層があるために乾燥地帯でありながら、多くの湖や沼がある独特な気候となっており、又、州の西側の三分の二がロッキー山脈に連なる山岳地帯と牧草地帯になっています。ワイオミング州の経済の中心は、鉱業と観光業で、観光資源としては、西部劇で有名なララミー砦の跡やイエローストーン国立公園やグランドティトン国立公園があり、鉱業生産物として原油や石炭、天然ガス、ウラン等がとれます。

ワイオミング焼印
中山様のワイオミングの焼印

上の写真は、中山様のワイオミングの焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。ツタをあしらった枠飾りと上の文字Shabbyがカスレ文字で表され、下の文字WYOMINGが太い明朝系の書体で表されているのが特徴的です。大きさは、幅83ミリ×高さ23ミリの大型焼印で、300W電気ごて仕様で作りました。デザイン的にみて、ジーンズの後ろについている革のパッチ部分に押せば良いのではと思いました。

ティーセットの焼印

ケーアイ様からTEAとSALTと書かれた2種類の焼印製作を依頼されました。TEAの方は、ティーカップの図柄とTEAの文字がデザインされたものです。日本でもTEAタイムを設けている所も多く、私も仕事の合間に紅茶を飲みます。学生の頃はリプトンの黄色いティーバックの紅茶を砂糖を入れて飲んでいましたが、今は、トワイニングのダーリリンティーを砂糖なしで飲むようになりました。東京に住んでいたころは、紅茶専門店があり、何度か足を運んで好みのお茶をブレンドしてもらった事もありますが、小樽には、紅茶専門店はありませんので、市販の紅茶を飲み比べていて今のお茶になりました。その間にクイーンマリーの美味しい紅茶のティーバックを見つけたのですが、いつの間にか販売されなくなった事もありました。今も、ダーリリンを飲みながらキーボードに向かっています。勿論、日本茶も好きですが、仕事の合間に急須でお茶を入れると面倒なので、仕事の時には、ティーバックで紅茶を飲んで、昼食と夕食時には急須でいれた玄米茶を飲むようにしています。元々、日本茶も紅茶も同じ茶葉を使っており、日本茶は発酵させずに作り、紅茶は発酵させて作るそうで、どちらも気持ちを落ち着かせる効果がありますので、一息ついた時には絶好の飲み物だと思います。ちなみに私は、あまりコーヒーは飲まず、精々、一日に1杯程度ですが、お茶(紅茶、日本茶)は日に7~8杯は飲みます。

上の写真は、ケーアイ様からのご注文で製作しました焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。左のTEAの焼印の大きさは、幅25ミリ×高さ37ミリです。右のSALTの焼印は、幅31ミリ×高さ34ミリでどちらも1本ずつ100W電気ごてを取り付けて作りました。SALTの焼印のサジに盛られた塩の先端が尖っているのが、いかにもしょっぱさを表していて面白いと思います。ちなみに、塩は、血圧をあげるので控えめにした方が良いと言われていますが、精製された塩(塩化ナトリウム)の場合だけのようで、天然の岩塩の場合には、マグネシウム等のミネラルも豊富に含まれるので、それほど摂取量を気にしなくても良いそうです。自然に出来上がった物には、動物を育んできた自然の力が働いていますが、人工的に作ったものには、使用用途を主目的にしているために色々な配慮がなされていないのでしょうね。人間も自然の一部ですので、出来るだけ自然の恵みから必要なものを摂取した方がよいと思わせる事例だと思います。

長瀞の焼印

サングリーン様から長瀞ウオーターパーク様の焼印製作を依頼されました。長瀞には何度も遊びに行った事がります。勿論、学生時代の話ですが、大学が多摩地区にあり私は、八王子に住んでいて、東京や埼玉、千葉の同級生と仲良くなりましたので、みんなで長瀞に行こうという事で行きました。同級生が自動車を持っていたので皆で車で出かけました。この時、長瀞が埼玉県にあり、東京に流れる荒川の上流域である事はしりませんでした。とりあえずライン下りをしようという事になり皆で川下りを楽しみました。学生で皆あまりお金をかけたくなかったので、交渉して幾分料金をまけてもらった記憶があります。その後、車で川のそばで遊べるところを探して行き、運転していた友人は、近くの旅館まで車を置きに行き合流して川でビールを飲みながらはしゃぎました。川のそばは、子供でなくてもテンションが上がる場所ですね。童心に帰り、靴を脱いで裸足になって水遊びもしました。その後、旅館のバスに迎えに来てもらい夜は夜でお酒を飲みながら修学旅行生のように騒ぎました。初めて行った長瀞でしたが、景色が良く、落ち着きますので、その後、一人でバイクで何回か行った記憶があります。大学の2年の時に、250ccのオフロードバイクを買いましたので、その後は、行動範囲が広がり、高尾山、奥多摩やまだ造成中だった多摩ニュータウン等へよく遊びに行きました。

長瀞の焼印
サングリーン様からの注文の焼印

上の写真は、サングリーン様からのご注文で製作しました長瀞ウオーターパークの焼印の試し押し画像です。上の文字部分、最初は違う書体でしたが、文字数が多く1文字が小さくなって見えにくくなるので、下の文字と同じゴシック体での製作になりました。この焼印の大きさは、幅60ミリ×高さ25ミリで、電熱式をご希望でしたので、150Wの電気ごて仕様で作りました。

戦闘機のような焼印

戦闘機がデザインされているような形の焼印を製作しました。私が最初にこのデザインを見た時、アメリカ軍のステルス戦闘機F-117、通称ナイトフォークの翼に光が当たっているように見えました。これは、私が兵器が好きだったので単にそう見えたのかもしれません。皆さんもニュース等で見たことがあると思いますが、ナイトフォークは近未来を感じさせるような形の戦闘機です。今の戦闘機はステルス性能が標準になってきていますが、レーダーの電波を跳ね返しにくい形を追求してこのようなデザインになりました。ステルス戦闘機とは、敵のレーダーに感知されにくく隠密行動が出来るように工夫された戦闘機のことですが、基本的に敵のレーダー波を拡散させて別方向に反射するような形にして、さらに機体には、電波を吸収する塗装が施されています。このレーダー波を吸収する塗料の技術には、日本の技術が使われているそうです。もっとも、各国がステルス戦闘機を開発しており、その性能については軍事機密になっていますので、実際の性能はわかりませんが、現在は、アメリカの戦闘機が最も進んでいると言われます。近ごろ、ニュースで取りざたされているF-35Bもステルス戦闘機で、ステルス性とジェットを下方に噴射して短距離離陸が出来る最新鋭戦闘機で、日本のヘリ空母でも、甲板を改良するだけで運用できるので購入が進んでいます。
只、空母の運用は、巨額の費用がかかる割には、実際の効果は問題視されており、空母よりミサイル開発に力を入れた方がよいという軍事専門家も結構います。私も日本には、ロケット技術やGPS衛星運用技術があるので、国産の巡航ミサイルや超音速ミサイルを開発すべきだと考えています。日本も自分で自国の防衛を考えないとならない時代になってきていると思います。アメリカ任せでは、解決できない問題が出てきていますので、必要に応じて軍備の拡張もやむを得ないと思います。もっとも先進国で軍事費がGNP1%以内と少ない国は日本位しかないので、現状を考えれば変える必要があると思います。

戦闘機のような焼印
ナイトフォークのような形の焼印

上の写真は、出来上がったアメリカのF-117ナイトフォークのような形の焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。お客様に聞いたわけではありませんので、戦闘機とは、全然ちがうデザインなのかもしれませんが私には、左の翼に光が当たっている戦闘機の姿に見えました。この焼印の大きさは、幅50ミリ×高さ36ミリで、200W電気ごて仕様で作りました。長方形の枠の中心部分に配置された形と枠との余白の取り方のバランスが良く押しやすいデザインの焼印です。

干支の焼印

ねずみ(子)の干支(十二支)の焼印製作を依頼されました。実は、私も1960年生まれの干支は子です。よく子年生まれの人は食べるのに困らないと言われますが、ねずみが巧みに食べ物を見つけて、丈夫な前歯で障害を取り去り食べ物を得ることから来てるようです。そんなねずみですが、ヨーロッパではペストを流行させた元凶として忌み嫌われていますが、最近の研究では、中世にヨーロッパでペストが大流行した元々の原因は、ねずみ自体ではなく、ねずみに寄生したいた蚤や虱がペスト菌を人間にうつした為にペストが大流行したようです。もつとも、蚤や虱が移動できる範囲は限られていますので、ねずみがいなかったら病原菌が広範囲に広まらなかったのは事実でしょうから、ねずみも一因には変わりないのでしょうが。十二支占いによると子年生まれは、他人と付き合うことが上手く仲間とのチームワークづくりに長けており、友人や家族、周りの人にきめ細やかな心配りが出来、リーダーにもなれる気質があるそうですが、他方、飽きやすい一面があり、他の事が一度気になるとじっとしてられない落ち着きのない性格だそうです。自分に当てはめてみればあっている部分が多いので、納得していますが?

ねずみの焼印
十二支のねずみの焼印

上の写真は製作しましたねずみの干支の焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。幅23ミリ×高さ19ミリの大きさで、電熱式をご希望で、他に2種類の焼印も同時にご注文頂いており、温度コントローラも使う予定でしたので、このサイズの焼印には、大きめですが100Wの電気ごてを使用することにしました。
ねずみのデザインは太さを変えた線で構成されており、シンプルでもすぐにねずみとわかる優れたデザインだと思います。十二支に関する焼印の製作依頼は、9月頃から11月終わりごろに多く、季節性のある商品だと思います。

ひらがなの個々の焼印

「もったいない」と一文字ずつ個別に焼印を押す為に、「も」、「つ」、「た」、「い」、「な」の5本のひらがな焼印を1本ずづ製作してほしいとの依頼を受けました。「い」の文字につきましては、文章中には2度出てきますが、1本で併用します。又、「つ」の文字は小さめに作っています。後ほど、お客様から実際に積み木の押して、一つの文字にして使用した画像を頂戴しましたので、別ページのアイキャッチ画像で使っていますのでよろしければそちらもご覧ください。

上の写真は、製作しました5つの文字をシナベニア板に試し押しした時の画像です。「も」の文字が幅10ミリ×19ミリで「つ」の文字が幅13ミリ×高さ9ミリ、「た」の文字が幅15ミリ×高さ18ミリ、「い」の文字が幅16ミリ×高さ11ミリ、「な」の文字が幅13ミリ×高さ18ミリの大きさですが、頂戴したデザインが文字フォントの形ではなく、アウトライン化されたパスのデータでしたので、元の書体の縦横比を変えて変形させているかはわかりませんでした。通常、文字フォントは、文字のバランスをとるために文字により大きさが少しずつ違うので、見ただけでは文字を変形させているかわかりませんが、わざわざ、パスのデータのデザインを送ってこられたので、積み木に合わせて微調整していると思われます。
このひらがなの焼印は、電熱式での製作希望でしたので、80W電気ごてを1本に差し替えて使う方法で納品しましたが、後ほど、差し替えによる温まるまでの時間ロスから作業効率が落ちるという事で別にもう1本80W電気ごてを購入頂きました。焼印の印面を差し替えて使う場合、差し替えた印面が押せるようになるまで多少時間がかかりますので、一度に同じ文字のみを複数回押してから、別の印面に変えるか、交互に押せるように2本程度電気ごてを用意するのが効率的でよいと思います。

漢字の中抜き焼印

南部という文字の輪郭だけの焼印を製作しました。南部と聞くと第一に南部鉄器を思いだします。うちにも南部鉄器の小さなやかんがあります。名前の通り鉄製の黒いやかんで使っていないと錆びがでてしまうので、時々、使っていますが、このやかんで沸かしたお湯で紅茶を飲みますとまろやかな味わいになるように思います。現在人は、鉄分が足りないとゆうことで、鉄瓶でお湯を沸かして飲むようにしていますが、お湯が沸騰してきた時の何とも言えない音を聞いていると心が落ち着きます。青森の友人の家に遊びに行ったときに、南部鉄器を作っている工房を見学したことがあります。南部鉄器は、砂型鋳造と呼ばれる方法で作られていて、木型という木製の型を使い、粘土と砂を混ぜた型に形を作り、鉄瓶の空洞でお湯が入る部分を作る為に中子と呼ばれる補助型を組み合わせて解けた鉄を流して作ります。又、型から取り出した鉄瓶を炭火で加熱して鉄の酸化被膜をつける方法は、南部鉄器がルーツとされ今でもさび止めとして使われています。
私も鉄の加工で、酸化被膜をつける場合がありますが、専用の黒染め液を脱脂した鉄材に塗り被膜をつけますが、やはり、熱処理してつけた酸化被膜の方が長持ちして綺麗です。大きな物に熱処理して酸化被膜をつけるのには大きな設備が必要になりますが、小物の場合、バーナーで炙ってから、オイルに漬けて手軽に黒染めできますので、出来る限りこの方法で表面処理するようにしています。
南部鉄器の場合、加熱して漆を塗る方法も使いますが、この方法で表面処理すると綺麗な奥深い黒になりますので、味わいが深くなります。

南部の焼印
白抜きの漢字焼印

上の写真は出来上がった焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。大きさは高さ45ミリ×幅26ミリで、150W電気ごて仕様で作りました。この焼印を段ボールに試し押しした画像はサンプルページに載せていますので、そちらもご覧いただければ幸いです。

2種類の書体の焼印

フジテレビ様からのご注文で慎吾と書かれた文字が2列別々な書体でデザインされた焼印を製作しました。フジテレビ様からは幾度かご注文を頂いていますのですが、私は昔、フジテレビに出演したことがあります。大学生の時に劇団ひまわりに所属しており、金八先生やただいま放課後等にも出たことがあり、フジテレビでオーデイションを受けて、「翔んだカップル」という番組でクラスメートとして出ていました。桂木文さんや柳沢慎吾さんもでていて、西武線沿線の鷺宮製作所という所でロケをしていたと思います。ロケ終了後にみんなで新宿までボーリングに出たこともありました。今から思えば三十数年前の話になりますが…
今回の焼印の面白いところは、書体の違う慎吾という文字を1本の印面に並べてデザインされている所です。別の書体で、2本作ったことはありましたが、1本で並べて作るのは初めてでした。1本の印面の両端に慎吾という文字がきますので、電気ごて仕様での製作という事で、印面のサイズより多少大きめの150Wの電気ごてを使いました。通常、電気ごては、丸い銅棒を印面の中心部分に取り付けて使いますので、印面の中心部分が一番温まりやすく、端に行くほど熱源から遠くなるので温まりにくくなりますので、端端を重点的に温める事が必要な場合には、台座部分を厚くして全体の熱周りを良くして、大きめの電気ごてにする必要がある為です。

慎吾の焼印
二つの慎吾の焼印

上の写真は出来上がった慎吾という文字を2種類の書体でデザインした焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。一つは太ゴシック系でもう一つは、勘亭流という相撲文字ににた書体です。大きさは、幅38ミリ×高さ25ミリになります。2つの文字、実は同じポイントですが書体により文字の大きさが変わるために右の文字の方が少し小さくなっています。

 

マルコメの焼印

永野様という方からマルコメぼーやのデザインの焼印とマルコメマークの焼印製作を依頼されました。永野様は、マルコメの関係者で、アメリカでマルコメの商品を販売される仕事をしています。一昔前までは、味噌等の日本独自の発酵食品が海外では売れないと思われていましたが、今では、アメリカを始め世界中に味噌や醤油といった日本古来の発酵食品が販売されいます。なんといっても初めに火をつけたのは寿司だと思います。今まで生の魚を食べる習慣がなかった外国で寿司ブームになるとはだれも考えていなかったと思います。その寿司を皮切りに日本料理に関心が寄せられて、味噌や醤油、日本酒といった日本の伝統食品が注目を浴びるようになりました。日本酒もとても人気があるようで、ワインの代わりに本醸造の大吟醸酒を冷でワイングラスに注いで飲むセレブたちが多いそうです。その反面、同じ日本古来の発酵食品の納豆は、ねばねばする食感からか、嫌いな外国人も多く、海外での納豆消費を増やすためにねばねばの無い納豆が海外向けに販売されているとも聞きました。ヘルシーで低カロリーな日本料理が国際化するのはうれしいことですが、寿司ブームで海外で消費されるマグロの量が増えて、国内のマグロの価格が上がり、マグロが高級食品になる弊害も出てきているようです。

左の写真は、出来上がったマルコメぼーやの焼印をシナベニア板に試し押しした画像です。大きさは、高さ30ミリ×幅23ミリで、日本の100V100Wの電気ごてをつけて作りました。現地では、旅行用のトランスを使い使用するとの事です。
右の写真は、マルコメの屋号の焼印で、大きさは、20ミリ丸です。この焼印も日本用の100V80Wの電気ごて仕様で作りました。日本の100Vの電気ごてを海外で使用するときに、市販の旅行用トランスを使うのは手軽な方法ですが、トランスを使って電圧調整して使うと思ったような熱量が得られなかったり、ヒーターの寿命が短くなる等の影響がでますので、出来れば現地で使っている半田ごてを使った方が良いと思います。もし、現地の半田ごてを入手できる場合には、焼印製作時に送っていただければ、その電気ごてに合わせての製作も可能です。

車の形の焼印

高務様から車の外形にTOY PLUS-ONEという文字の入った焼印製作を依頼されました。TOYと書かれておりましたので、玩具関係の方だと思います。玩具といえば、世界的に有名な玩具販売会社のトイザらスがアメリカで倒産したようですね。倒産の原因は、アマゾン等のネット販売業者が台頭してきて市場を奪われたそうです。昔であれば、子供たちが直接、玩具を見て触って好きな玩具を購入するのが普通でしたが、ネットで見てそのまま購入する購買行動が主流になり玩具を店頭で販売する事が難しくなってきているようです。又、子供が選ぶ玩具の種類も変わってきていて、私の息子が小さい頃は、当時、テレビで流行った変身物の玩具や、カードゲーム、車等外見をみて楽しめる玩具が主流でしたが、今の子供たちは、電子的なゲーム機が主流になり、外見は、玩具を購入する要素として薄れ、ソフトとの組み合わせで色々な遊びが出来るコンピュータのような玩具が人気のようで、実際に玩具の現物をみる必要がなく、手軽な販売方法に市場を奪われたと思います。そう言えば、近ごろ、子供が外で遊ぶ姿を見かける事が殆どなく、家の中でゲームをする子供たちが増えています。元気よく外で遊んでいた方が、健康的で体にも良いと思いますし、体つくりにも大切な時期を家の中でゲームしていてるのはどうかと思います。

高務様焼印
高務様の車の焼印

上の写真は、高務様からのご注文で製作しました車の形の焼印をシナベニア板に試し押しした画像です。大きさは幅35ミリ×高さ22ミリで、電熱式をご希望でしたので、100W電気ごてを取り付けて作りました。今日の新聞に20代、30代の人たちは車を所有することに興味がないという記事を読ましたが、これからカーシェアリングが盛んになるといつの日か子供たちの玩具の中から車が消える日が来るかもしれませんね。