オーナーズクラブの焼印

松江様から、ご自身が加入しているオーナーズクラブの焼印製作を依頼されました。松江様には、日ごろからお世話になっており、今は引退しておられますが、元は築地の有名な卵焼き屋さんを経営しており、その卵焼き屋さんの焼印を作らせてもらっていた縁で、オーナーズクラブの焼印のご注文を頂きました。
今まで色々なオーナーズクラブの焼印を作ってきましたがツーリングクラブの焼印が一番多く、色々なツーリングクラブの焼印を作りました。スズキのジムニーの愛好家のツーリングクラブやトヨタのレクサスの愛好家が集まったツーリングクラブ、バイクのハーレーダビットソン愛好家のツーリングクラブや大学の自動車部やドリフト走行専門のツーリングクラブ等色々な焼印を作らせてもらいました。作った焼印を革のキーホルダーに押したり、クラブ専用グッツの押したりして活用してもらっています。又、メタルアートでは、ナンバープレートキーホルダーも製作販売していますのでそちらでも色々と御世話になっております。

左の写真は、製作しましたSOCJの焼印を試し押しで厚紙に押した画像です。SOCJとはセブン、オーナーズ、クラブ、オブ、ジャパンの略で、その名の通り7名で構成されるオーナーズクラブです。左の写真は同じ焼印を茶色の革に押した時の画像です。文字が混み合っているデザインなので、3か所ガス抜き穴をあけましたがそれでも温度を調整しないと綺麗に押せないようです。一般的に革の方が、紙よりも低い温度で押した方が綺麗に押せますので、試し押しの時には、紙に押して温度の状況を確認してから革に押します。温度コントローラを使った方が良いかもしれません。このSOCJの焼印は、50ミリ丸の大きさで、200W電気ごて仕様で製作しました。

上の写真は、円形のSOCJ焼印を納品後に別途注文頂きました文字列のみの焼印の写真で、左は厚紙に、右は革に試し押ししたものです。大きさは幅30ミリで、80W電気ごて仕様で作りました。 茶色の革は比較的焼印が押しやすいのですが、どのような理由かは、わかりませんが白い革は綺麗に焼印を押すことが出来なく、焼印には不向きです。多分、革を染める染色材の関係かと思いますが、3種類の別々に購入した白い革を試し押ししましたが、3種類とも不向きでした。