蓮の花の焼印

PADMA様から蓮の花がデザインされた焼印の製作を依頼されました。元々PADMAとは、インドで古くに使われいたサンスクリット語(梵語)で紅蓮華という紅色をした蓮の花を表す言葉です。仏教では、池の泥の中から出てきて、美しく清らかに咲く蓮の花は特別な花とされ仏像の台座部分も蓮の花を模した蓮台と呼ばれるくらいです。又、PADMAは広い意味にとると、カマラという紅色の蓮とプンダリカと呼ばれる白い蓮、ニーロートパラという青いスイレンとクムダと言われる夜に花を咲かせる白いスイレンの総称となっています。

PADMA様焼印
蓮の花の焼印

上の写真はPADMA様からのご依頼で製作しました焼印を桐の板に試し押しした時の画像です。偶然、桐の板をもらいましたので、試し押しに使いました。
桐は、焼印の濃淡がはっきりと表れる木材で、比較的、焼け易いので温度に注意して低めの温度で焼印を押した方が綺麗に押せます。この焼印の大きさは幅30ミリ×高さ26ミリで電熱式をご希望でしたので100W電気ごてを取り付けて作りました。PADMAは仏教と深い関係があるので、ネットで調べると、前世療法をおこう所も同じ名前を使っています。前世療法とは、仏教の輪廻転生から、人は生まれ変わるものという事で、その人の現在は、過去の人生で起こしたことが原因となり表れるという事から、人の前世を調べて、その人が今悩んでいる原因を前世との関係から探り出して、治療する方法になります。よく、2歳くらいまでは前世の記憶を持っていて、成長するにつれて失われいくという説がありますが、小さな子供が突然、ありえない事を話し出して、調べたら同じような事実があったという事が証明されていますので、本当に前世があるのかもしれませんね。人間の生まれ来る本当の理由は、ハッキリとしていませんので、生まれ変わりと人間の本来の目的は関係があるのでしょう。