ティーセットの焼印

ケーアイ様からTEAとSALTと書かれた2種類の焼印製作を依頼されました。TEAの方は、ティーカップの図柄とTEAの文字がデザインされたものです。日本でもTEAタイムを設けている所も多く、私も仕事の合間に紅茶を飲みます。学生の頃はリプトンの黄色いティーバックの紅茶を砂糖を入れて飲んでいましたが、今は、トワイニングのダーリリンティーを砂糖なしで飲むようになりました。東京に住んでいたころは、紅茶専門店があり、何度か足を運んで好みのお茶をブレンドしてもらった事もありますが、小樽には、紅茶専門店はありませんので、市販の紅茶を飲み比べていて今のお茶になりました。その間にクイーンマリーの美味しい紅茶のティーバックを見つけたのですが、いつの間にか販売されなくなった事もありました。今も、ダーリリンを飲みながらキーボードに向かっています。勿論、日本茶も好きですが、仕事の合間に急須でお茶を入れると面倒なので、仕事の時には、ティーバックで紅茶を飲んで、昼食と夕食時には急須でいれた玄米茶を飲むようにしています。元々、日本茶も紅茶も同じ茶葉を使っており、日本茶は発酵させずに作り、紅茶は発酵させて作るそうで、どちらも気持ちを落ち着かせる効果がありますので、一息ついた時には絶好の飲み物だと思います。ちなみに私は、あまりコーヒーは飲まず、精々、一日に1杯程度ですが、お茶(紅茶、日本茶)は日に7~8杯は飲みます。

上の写真は、ケーアイ様からのご注文で製作しました焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。左のTEAの焼印の大きさは、幅25ミリ×高さ37ミリです。右のSALTの焼印は、幅31ミリ×高さ34ミリでどちらも1本ずつ100W電気ごてを取り付けて作りました。SALTの焼印のサジに盛られた塩の先端が尖っているのが、いかにもしょっぱさを表していて面白いと思います。ちなみに、塩は、血圧をあげるので控えめにした方が良いと言われていますが、精製された塩(塩化ナトリウム)の場合だけのようで、天然の岩塩の場合には、マグネシウム等のミネラルも豊富に含まれるので、それほど摂取量を気にしなくても良いそうです。自然に出来上がった物には、動物を育んできた自然の力が働いていますが、人工的に作ったものには、使用用途を主目的にしているために色々な配慮がなされていないのでしょうね。人間も自然の一部ですので、出来るだけ自然の恵みから必要なものを摂取した方がよいと思わせる事例だと思います。