戦闘機のような焼印

戦闘機がデザインされているような形の焼印を製作しました。私が最初にこのデザインを見た時、アメリカ軍のステルス戦闘機F-117、通称ナイトフォークの翼に光が当たっているように見えました。これは、私が兵器が好きだったので単にそう見えたのかもしれません。皆さんもニュース等で見たことがあると思いますが、ナイトフォークは近未来を感じさせるような形の戦闘機です。今の戦闘機はステルス性能が標準になってきていますが、レーダーの電波を跳ね返しにくい形を追求してこのようなデザインになりました。ステルス戦闘機とは、敵のレーダーに感知されにくく隠密行動が出来るように工夫された戦闘機のことですが、基本的に敵のレーダー波を拡散させて別方向に反射するような形にして、さらに機体には、電波を吸収する塗装が施されています。このレーダー波を吸収する塗料の技術には、日本の技術が使われているそうです。もっとも、各国がステルス戦闘機を開発しており、その性能については軍事機密になっていますので、実際の性能はわかりませんが、現在は、アメリカの戦闘機が最も進んでいると言われます。近ごろ、ニュースで取りざたされているF-35Bもステルス戦闘機で、ステルス性とジェットを下方に噴射して短距離離陸が出来る最新鋭戦闘機で、日本のヘリ空母でも、甲板を改良するだけで運用できるので購入が進んでいます。
只、空母の運用は、巨額の費用がかかる割には、実際の効果は問題視されており、空母よりミサイル開発に力を入れた方がよいという軍事専門家も結構います。私も日本には、ロケット技術やGPS衛星運用技術があるので、国産の巡航ミサイルや超音速ミサイルを開発すべきだと考えています。日本も自分で自国の防衛を考えないとならない時代になってきていると思います。アメリカ任せでは、解決できない問題が出てきていますので、必要に応じて軍備の拡張もやむを得ないと思います。もっとも先進国で軍事費がGNP1%以内と少ない国は日本位しかないので、現状を考えれば変える必要があると思います。

戦闘機のような焼印
ナイトフォークのような形の焼印

上の写真は、出来上がったアメリカのF-117ナイトフォークのような形の焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。お客様に聞いたわけではありませんので、戦闘機とは、全然ちがうデザインなのかもしれませんが私には、左の翼に光が当たっている戦闘機の姿に見えました。この焼印の大きさは、幅50ミリ×高さ36ミリで、200W電気ごて仕様で作りました。長方形の枠の中心部分に配置された形と枠との余白の取り方のバランスが良く押しやすいデザインの焼印です。