下二重線の焼印

文字の下に二重線がひかれている焼印を製作しました。多少なりとも簿記をかじっているので、二重線というと書き間違いの時の取り消しをするための線というイメージがあります。今は、修正ペンで白く塗って直す方が多いと思いますが、二重線を引いて修正する方法だとどうやって間違えたかがわかるので色々と便利だと思います。簿記ですが、最初はあまり必要ないと思っていましたが、案外色々と役に立つことがわかってきました。借方と貸方という表現がとっつきにくかったのですが、貸借対照表という資産と負債等を表す表と損益計算書という売上と経費、利益を表す表がわかり始めたら一気に全体がわかりました。多分、日本語の貸借対照表という言い方を止めてアメリカ流にバランスシートと言った方が初めての人にも敷居が低くなると思います。私は、個人経営ですが、周りの個人経営者の方と話していると、簿記について関心がなく、税理士を頼んでいるので必要ないと思っている人が大半です。確かに税法や申告に必要な色々な知識を持った税理士に頼むことは必要ですが、自分の行っている仕事の現状やこれからの方向性、銀行との付き合い等を考えると簿記を知らないのはもったいない事だと思います。日々の仕事に追われがちな個人経営者としては、時間が取れないと思われがちですが、簿記を学ぶ時間をとる事は、のちに何倍にもなって戻ってきます。これは、私の実際の体験から言える事ですので、是非、皆さまにも時間を作って簿記に触れてみる事をお勧め致します。

kuwa焼印
kuwaの二重線焼印

写真は出来上がったkuwaの下二重線の焼印をシナベニア板に押した画像です。そういえば、二重線と同じ使い方をする焼印で商品の表示を取り消すために只真っ黒に四角く焼く印を作った事があります。この製作しましたKUWAの焼印は幅が50ミリで150W電気ごて仕様にしました。

 

大会記念の焼印

対馬国境マラソンの記念の焼印を製作しました。マラソンブームの中、日本中で色々な大会が開かれています。私の住んでいる小樽でも6月に小樽国際マラソン大会がありました。私はマラソンを走れるだけの体力はありませんので、見学のみですが?対馬国境マラソンという言い方は、今の国際状況からするとすごく現実味のある言葉です。米朝首脳会談があり、北朝鮮とアメリカとの間ですこし和んだ雰囲気はありますが、日本にとっては前よりも緊張の度合いがましたような感じがします。一番の原因は、韓国のムン大統領が進める北朝鮮との融和政策の行き過ぎが原因です。韓国は北朝鮮ばかりではなく、中国との関係をアメリカとの関係以上に重要視しているようで、このままの流れで行くと、北朝鮮+韓国の新しい朝鮮半島勢力が、中国とのスクラムを組み、レットチーム入りするのではないでしょうか。元々、反日感情を政治利用してきた韓国は、へたをすると、北朝鮮以上に日本にとっては厄介な国です。又、韓国との間には竹島問題という領土問題もあるので尚更です。私の推測では、ここの数年間で、韓国+北朝鮮が合併して共産圏国になり、今まで、日本と中国勢力とのボーダーラインが韓国上だったのが、対馬がボーダーラインになると思います。韓国がレットチーム入りすると在韓米軍が引き上げる事になるので、日本の防衛も見直す事になると思います。世界的にみて先進国の防衛費はGNPの2%が平均だそうですが、日本ではいまだに1%の壁で色々な問題が起きています。単に防衛費を増大するだけではすまない問題ですが、今のアメリカの現状からすると、アメリカをあてにしない日本独自の防衛を考える事も必要と思います。

対馬国境マラソン焼印
対馬国境マラソンの焼印画像

上の写真は対馬国境マラソンの焼印をシナベニア板に押した時の画像です。同じ焼印を紙に押した画像はサンプル画像ページで掲載しています。

 

 

印鑑のような焼印

認め印として使うような10ミリ丸の焼印を作りました。高橋という漢字を縦書きにした焼印で、画像ファイルからデータを作成しての製作になりました。焼印と印鑑はある意味殆ど同じで焼印も加熱しないで、朱肉をつけると印鑑としても使用できます。印鑑屋さんは警察に営業の届け出を出しておいた方がよいと聞いたことがあります。印鑑偽造に知らないうちにかかわっていないようにとの対策からだと言いますが、焼印を作る我々も、しらない内に偽造に利用されないような注意は必要かと思います。今回造ったような、画像から製作する場合で、印鑑としても利用できるような場合にはお客様に使っても大丈夫かの確認はとるようにしています。メタルアートでは、焼印ではなく、銀や金で作る貴金属の印鑑も作っていますので、印鑑の場合にはさらに注意しています。実は、印鑑ではありませんが過去に警察から注意を受けたことがあります。ある日、突然、大阪府警から電話があり、お客さんの事を聞かれました。警察手帳のデザインが切り替わる時期で知らずに警察手帳のバッチ部分の一部を作っていました。

バッジの依頼図
製作依頼のデザイン

上の画像は、製作依頼の時に頂戴しましたデザイン画でこれを基にして金属で同じものを作ってほしいとの事でしたので、この画像の線部分を抽出して3DCADのソフトを使い立体化して原型を作り銅合金で鋳造しました。

出来上がったバッジ
バッジの完成写真

上の写真が製作しましたバッジです。ご注文を受け30個程納品しましたがこの時点では、何に使うものか解らずに納めました。納品してから2月~3月位経った頃に大阪府警サイバー班という所から電話がきて、色々と聞かれて初めて警察バッジの土台部分だとわかりました。注文をしてきたお客様が、必要な部材を方々に頼んで警察手帳を作ってネットで販売していて捕まって、大阪府警から電話があった訳です。その後、注文の記録やメールのやり取り等を提出して、このバッジの原型は廃棄処分にしました。

警察手帳
警察手帳の写真

上の写真が実際に使われている警察手帳のサンプル写真です。この写真で言いますとしたの金色のバッジ部分の土台を知らないで作った事が問題でした。大阪府警には散々叱られましたが、知らずに作った事と、製作デザインからは、わからなくても仕方ないとの事で、注意だけで他のおとがめはありませんでした。この時、うまく出来ていると警察の方に言われたので少しうれしくなった事も事実です。すみません話を元に戻します。

左の写真が、焼印のデザインとして高橋様から頂戴したものです。このデザインの文字を使い枠の部分を綺麗な丸で焼印を作りたいとの事でした。
右の写真は、出来あがった焼印を木の板に押した画像です。大きさは10ミリ丸で80W電気ごて仕様で製作しました。

 

 

二つの書体の焼印

同じ大きさで、同じデザインの焼印を書体だけ変えて2本作るご注文をお受けいたしました。この焼印の文字ですが、森水園とい文字ですが、真中の水の文字が上の森という文字と同じく(水)を3つ並べた当て字でフォントにはありませんでしたので水という文字を並べて作りました。辞書に登録されている文字ではなく当て字で焼印をつくる事があり、その場合、デザインデータを頂戴できるのでればそのまま作業にかかることが出来ますが、焼印のデザインとして使えない手書きの原稿の場合には、文字作りを行い、その文字での製作の確認をとってからになりますのでその分時間がかかる場合があります。辞書で調べますと「当て字とは、本来、漢字の意味する事とは関係なく音や訓を代わりに当てはめた文字」となっているので、本来ない形の文字を当て字と呼ぶのはおかしいのかもしれませんが、適切な言い方が思い浮かばなかったので当て字と書きました。

森水園1
森水園の焼印1

上の写真は森水園様の焼印を薄い茶系の革に試し押しした時の画像です。真ん中の文字部分は実際にはない文字ですので作りました。森という文字が木という漢字を3つ集めて出来ていますので、同じように水という漢字を3つ集めて文字を作りたかったと思います。

森水園2
森水園の焼印2

書体の変えた2つ目の焼印です。こちらは、古印体と呼ばれる書体で水の部分は作った文字です。水を3つ並べて作った文字は、上下の文字より少し細目に作ってもらいたいとの事でしたので、真ん中の文字だけ細いのが印象的でかえって目立つデザインになっています。この焼印は直火式仕様で製作しました。

 

 

焼印を革に押す

薄いベージュ色の厚さ2.5ミリ程の革に出来上がった焼印を押してみました。色々な革に焼印を試し押ししてみたいと思い、オークションで色々な革の端切れの詰め合わせを売っていましたので買って押しました。革の種類は牛革との事ですが、どのような染色方法で染められたものかはわかりません。今まで、色々な種類の革に焼印を押してきましたが、同じ薄茶色の革でも綺麗に押せる革とうまく押せない革がありました。材質も同じ牛革でしたので、染色方法に違いによるものだと思います。革の染色方法についての知識がありませんので、その点の解説は出来ないのですが、焼印に向かない染色で染めた革もある事を知って頂ければと思いました。只、あまり染色されていないヌメ革であれば数種類試しましたがどれも綺麗に押せましたので、ヌメ革であれば大丈夫だと思います。ちなみにヌメ革とは、植物等に含まれる渋のもとになるタンニンという物質を使って革をなめし、型押しや特別な染色をしないでナチュラルな革の風合いをそのまま生かした革の事です。焼印を押すときの革ですが、適度な厚さ(3ミリ程度)がある場合であればそのまま押した方が良いのですが、薄い革の場合には、下に柔らかい物をして押すと焼印に印面が当たっている部分が沈みこみすぎて余計な部分まで焼ける可能性がありますので、薄い革に焼印を押す場合には、本や雑誌のような少し硬めの物を下に引いてから押した方がより綺麗に押せるようになります。

newhope焼印
newhopeの焼印画像

薄茶色の革に実際に押してみた画像です。この焼印の大きさは、幅30ミリ程で80W電気ごて仕様での製作です。写真からはわかりにくいのですが鳩の羽の部分には細い横線がありますが、革に押した画像からは見えなくなっています。

 

音符と筆の焼印

中心部分に八部音符がかかれていて、その真ん中に筆がおかれ、その周りを円周が囲むデザインの焼印を製作しました。周りの円周部分は音が中心から広がっていく様子を表しているようにも見えます。音符の中で、皆さんが一番イメージしやすいのは八部音符だと思います。音符も全音符から32部音符位まで、楽譜でよく見かけますが何といっても一番ピンとくる音符でしょうね。焼印で作ったことが多い音符も何といっても八部音符が一番です。他に出てくる音符はト音記号位で、その他の音符の焼印を作る事はあまりありません。又筆は、学校の校章の焼印にはちょくちょく出てくるデザインです。私は、小学校の頃、音楽の授業が嫌でした。担任の女の先生が縦笛(リコーダ)を給食時間に各自に吹かせて、ランク付けをしていました。今では考えられませんね。当時はよく反抗していましたので、放課後残されて笛の練習をさせられた事が何度もあります。一度、なんで音楽の時間でもないのに笛を吹く必要があるのかと聞いた所、ヒステリックになった先生に怒られ、そのまま立たされました。今考えると先生による生徒へのいじめだったような気もします。ちなみにあてられて私が笛を吹くときにはいつも同じ場所でわざと間違えて逆らっていたところ、音楽の成績は5段階評価で2でした。そんな私が今、趣味で笛(フルート)を吹いているのですから人生はわかりませんが?

音符と筆焼印
音符と筆のロゴ焼印

画像は出来上がった焼印を試し押ししたものです。見様によっては右の円周と筆の部分が音叉のようにも見えます。実は、この写真は、音符が水平になるように撮りましたが実際には、右側の棒の端の部分が、画面の左端にくるデザインで(ちょうど今のまま時計周りに135度回した形です。)25ミリ角の四角に内接する大きさで作りました。

俵の焼印

俵という漢字1文字の焼印を作りました。俵の読み方は「たわら」、「ひょう」とも読まれますが、たわらというと江戸時代に人や馬が運んでいた米を詰めた丸い藁の容器の事を想像すると思います。今では藁自体が珍しく見た事がない人が殆どだと思います。たまにスーパー等で、藁に包まれた納豆が売れているのを見る事がありますが、他で見かけるのは、秋にホームセンターで雪囲いのむしろと藁縄として見かける位です。もう一つの読み方のひょうですが、ひょうはお米屋さん等が取引の時に使う単位で、現在の米1俵(ひょう)は60kgになりますが、このひょうという単位は時代により変化してきたそうです。平安時代では、5斗で1俵とされていたので、今の単位に直すと1斗が約15kgになりますので5斗で約75kgになります。又、江戸時代には、各藩によっても違いがあり、江戸幕府は3斗5升を1俵としていたので約52.5kg、加賀藩では平安時代からの5斗だったそうです。又、米の単位でよく聞くのが石(こく)だと思います。時代劇でよく加賀100万石とか江戸幕府880万石という話が出てきますが、1石は、軍事的な兵の食糧として換算した米の単位で、兵が1年間に食べる米の量を1石としていました。この石という単位も全国的に定まっていたわけではなかったそうです。
又、米以外でも俵という単位を使う事がありましたが、物により重さが違ったようで、例えば、大豆や小麦は米と同じ60kgなのに対して、じゃがいもや大麦は50kgで1俵、そばは45kg、木炭は15kgと差がありました。

俵の焼印
俵の焼印画像

写真は俵の焼印を木の板の押した時の画像です。大きさは25mm角で、100W電気ごて仕様で製作しました。前に、普通のムシロよりも硬めに編み込んだ藁のムシロに焼印の試し押しをした事がありました。藁は非常に燃えやすくすぐに周りも焦げてしまうので、色々と試した結果、ムシロを水で少し濡らしておいてから焼印を押すのが一番綺麗に押す方法でした。木でも軽くて焦げやすいバルサ材等は、水で濡らしてから焼印を押すと比較的綺麗に押せます。

2文字漢字の焼印

お客様から汐風という2文字の漢字の焼印の製作依頼を受けました。汐風と塩風は意味が違うのでしょうか?日本語には同じように使いまわしの難しい文字が沢山あります。汐風と書くと、なんとなくロマンチックで綺麗な海辺を吹く清らかな風というイメージを描きますが、塩風と書くと塩分を含んだ風が塩害をひき起こしそうに聞こえます。案外と塩害は多い用で、小樽市は海に面していますので場所によっては車にさびが発生するのが早いとか、屋根のトタンがさびやすい等影響があります。面白い事に中古車を売ろうとする時には、小樽のどの辺に住んでいるか聞かれることがあります。海沿いの祝津や高島に住んでいると買取価格にも多少影響するようです。実際に中古車屋の友人がいるので聞いてみたら、海に近い場所に住んでいても車体のさびの影響はほとんどなく、それよりも道路に融雪剤としてまくエンカリ(塩化カリウム)の害の方が多いそうで、昔からの習慣を利用して中古車を安く買い入れるための手段に使っているのではと言っていました。エンカリの害の話が出た所で、北海道では、車検の時に車の下側の地面に近い箇所に黒い錆止め塗料を塗るのが普通です。毎回車検の時に車屋さんに聞かれます。私の場合、新車を買った後の最初の車検の時には塗ってもらいましたが、以後は塗っていません。結構下回りには錆が出てきていると思います。
錆止め塗料だけでなく雪国では車の維持費も結構かかります。一番大きいのは冬タイヤだと思います。冬にすべった経験のある方でしたらわかると思いますが、
冬道で思ってもいないときに滑ってスピンする事があります。一度、怖い思いをすると冬タイヤには気を使いますので、大体、3年から4年位で買い変えると思います。私の場合も4年目に冬タイヤを買い替えて、夏タイヤの代用としてはいています。本当は夏タイヤを買えばよいのですが、夏タイヤを買い変えるくらいなら冬タイヤを買い替えようと思うのが雪国のドライバーだと思います。
小樽にいると良くロシア人が中古タイヤを買って輸出している話を聞きます。ロシアのタイヤより日本の中古タイヤの方が性能が良く人気があるので輸出しているそうです。最もロシア人が中古タイヤを輸出するようになってから、タイヤの盗難も増えているそうです。メタルアートではタイヤに押す焼印を作った事がありますが、ある札幌の業者さんの場合、ロシアに中古タイヤを輸出する場合、廃棄になったタイヤだと関税が安くなるそうで、そのために廃棄処分したタイヤである事を示すために中古タイヤのメーカー名部分を焼きつぶす必要がありそのための焼印が必要だと言っていました。汐風から話が脱線しすぎすみません。

汐風焼印
汐風の焼印画像

写真は出来上がった汐風の焼印をシナベニア板に試し押しした画像です。大きさは幅40ミリ×高さ17ミリで150W電気ごて仕様で作りました。

 

 

 

kirieという英字焼印

k-i-r-i-e.comという焼印を製作しました。文字数の割に幅が28ミリと狭いので高さ3.6ミリの小さな焼印になりました。キリエと聞けば、合唱が好きな私には、モーツアルトの戴冠ミサ曲KV317を思い出してしまいます。この曲は出だしがキリエ(kyrie)で始まります。今も記事を書きながらついつい口ずさんでいました。このkyrieとは、主よ、あわれみたまえと訳されています。30代の頃札幌のある合唱団に所属しており演奏会で歌ったのが最初です。あまり同じ曲を歌う機会は少ないのですが、戴冠ミサはその後、平成6年の小樽国際音楽祭で歌う機会がありました。今まで合唱で同じ曲を歌ったことはあまりなく、4回位歌った事があるのが、ヘンデルのメサイヤで、3回がベートーベンの第九と数少ないなかの一つです。歌は、ラテン語でKyrie(主よあわれみたまえ)、Gloria(みいつ)、Credo(われは信ず一の神)、Sanctus(聖まるかな)、Benedictus(主のみ名によりて来るもの)、Agnus Dei(神のこひつじ)の6部からできており、私はCredo(クレド)の部分が一番好きです。楽譜に日本語の訳がのっていますが、この訳をみるとあまりにも宗教色が強すぎてげんなりしてしまいますが?。実は私は、宗教を信じておりません。仏教もキリスト教もその他すべての宗教を信じる気にはなりませんが、ミサ曲を歌う事は好きです。宗教は信じませんがこの宇宙を司る神の存在は信じています。不思議に聞こえるかもしれませんが、人間の作った宗教は所詮、人の思考の域をでませんがその上の存在はあると思います。話が脱線してしまいましたすみません。

キリエ焼印
キリエの焼印画像

上の写真は出来上がった焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。細く小さな焼印で80W電気ごて仕様で作りました。

 

 

アカデンの焼印

遠州鉄道㈱のアカデンの焼印を製作しました。国鉄が民営化してからかなりの年月が経ちますが、北海道では今、ローカル線廃止の問題が浮上してきています。元々、採算的に合わない路線を国営という事で、走らせていましたが、民営化した時にある程度、廃止やバス転換して経営合理化をはかっていましたが、年々かさむ赤字と地方都市の人口減少や産業の衰退で利用者が減り今ではJR北海道自体の営業をも左右しかねない状況になっています。他の民営化したJR各社と違い北海道の場合には、冬に雪の多い地区が沢山あり、除雪や保線維持の為のコストが多くかかることと新幹線のような高利益を生む路線が殆どないのも原因だったのでしょう。鉄道からバスへの転換も地元の反対等で上手く進まなかったのも問題を大きくしています。都会に住んでいる方には、わからないと思いますが、北海道の場合、鉄道をバスに転換した場合、正確な時間運用が出来なくなる事が大きな原因だと思います。例えば小樽に住んでいる私も隣の札幌に行くときに、夏場であれば、電車も高速バスも時間通りに運航されるのでバスで行くことが良くありますが、冬になると電車は時間通りに運航されてもバスの場合、20~30分程度の遅れがでることがしばしばあります。雪のために交通渋滞がおこる為で仕方ないのですが、予定が立たなくなるので電車を使うことになります。北海道ならではの事情がJRの営業にも影響して何は事実です。

アカデン焼印
アカデンの焼印画像

上の写真は出来上がりました遠州鉄道のアカデンの焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。大きさは35ミリ角に収まる大きさで、150W電気ごて仕様で作りました。関東や関西には私鉄もたくさんありますが北海道にはないのもさびいですね。そう言えば日本で一番先に鉄道が開通したのは新橋と横浜の間ですが、2番目に開通したのは、小樽だったと知っていますか?当時の小樽は北のウオール街と呼ばれるほど景気が良く、日本銀行があったくらいでした。D51のプレートの焼印や蒸気機関車の弁慶号としずか号の記念焼印も作った事があるのは小樽という土地柄のおかげです。焼印ではありませんが、メタルアートで電車の運転用ハンドルのミニチュアのキーホルダーを真鍮と木で作った事もありました。今でも、小樽には、当時を思い出すことが出来る小樽鉄道記念館がありますので鉄道ファンの方は一度いらした方が良いと思います。