下二重線の焼印

文字の下に二重線がひかれている焼印を製作しました。多少なりとも簿記をかじっているので、二重線というと書き間違いの時の取り消しをするための線というイメージがあります。今は、修正ペンで白く塗って直す方が多いと思いますが、二重線を引いて修正する方法だとどうやって間違えたかがわかるので色々と便利だと思います。簿記ですが、最初はあまり必要ないと思っていましたが、案外色々と役に立つことがわかってきました。借方と貸方という表現がとっつきにくかったのですが、貸借対照表という資産と負債等を表す表と損益計算書という売上と経費、利益を表す表がわかり始めたら一気に全体がわかりました。多分、日本語の貸借対照表という言い方を止めてアメリカ流にバランスシートと言った方が初めての人にも敷居が低くなると思います。私は、個人経営ですが、周りの個人経営者の方と話していると、簿記について関心がなく、税理士を頼んでいるので必要ないと思っている人が大半です。確かに税法や申告に必要な色々な知識を持った税理士に頼むことは必要ですが、自分の行っている仕事の現状やこれからの方向性、銀行との付き合い等を考えると簿記を知らないのはもったいない事だと思います。日々の仕事に追われがちな個人経営者としては、時間が取れないと思われがちですが、簿記を学ぶ時間をとる事は、のちに何倍にもなって戻ってきます。これは、私の実際の体験から言える事ですので、是非、皆さまにも時間を作って簿記に触れてみる事をお勧め致します。

kuwa焼印
kuwaの二重線焼印

写真は出来上がったkuwaの下二重線の焼印をシナベニア板に押した画像です。そういえば、二重線と同じ使い方をする焼印で商品の表示を取り消すために只真っ黒に四角く焼く印を作った事があります。この製作しましたKUWAの焼印は幅が50ミリで150W電気ごて仕様にしました。