瓢箪島のような焼印

昔、NHKで放送していたひょっこりひょうたん島のような形の焼印を作りました。調べました所、瓢箪島とよばれる島が実際にあるそうです。場所は、広島県と愛媛県の間の瀬戸内海にある島で、国の登録記念物に指定されており、実際にNHK番組ひょっこりひょうたん島のモデルになった島と言われています。島の形が瓢箪のようで、瓢箪島と呼ばれるそうですが、黒島という別の呼び名もあるそうです。島の周りが700メートルで高さが最大35.2メートルという小さな島です。ひょこりひょうたん島の原作は、井上ひさしさんと山本護久さんで、製作にあたった担当ディレクターとの3人が子供時代に家庭の事情により親を頼る事が出来ない生活を送ってきたことから、番組内に出てくる子供たちに親が登場しない設定だったそうです。話としては、サンデー先生と5人の子供たちチャッピ、ダンプ、プリン、博士、テケが遠足でひょうたん島にやってきた所、ひょうたん島の火山が噴火して、逃げ出そうとしたが、橋が崩れてしまい、ひょうたん島が漂流しはじめる。そんな中、囚人護送機が上空を飛び、その護送機からシカゴギャングのマシンガンダンディが落下してきて、サンデー先生と喧嘩になったり、海賊のトラヒゲがひょうたん島に漂流してきたりと登場人物が集まり、話が進んで行きます。

瓢箪島?焼印
瓢箪島?焼印の画像

上の写真は出来上がった焼印を紙に押した画像です。瓢箪島を思い出しましたが、前に瓢箪に押す「一味」という小さな焼印を作ったことがありました。これも瓢箪つながりですかね?

角のある焼印

牛かバッファローかは、わかりませんが角がデザインされた焼印を作りました。角と言えば、先日のテレビ番組で、サイドビジネスをするクリーニング屋さんが出ていました。そのクリーニング屋さんは、鹿の角を切断して適当な大きさにして、犬の玩具用としてネット販売しているそうです。犬の祖先はオオカミでその頃のDNAも受け継いでおり、草食動物を追って餌にしていたので鹿の角に対しては執着が強く、玩具としてあずけると噛みついて、かみ砕く事もあるそうです。目の付け処がさすがだと思いました。サイドビジネスの鹿の角の販売だけで1000万円以上あるそうです。又そのクリーニング屋さんが鹿の角を集める方法もよく考えられており、一般の人が、生え代わりの時に抜け落ちる角を買い取る仕組みを作り、クリーニング屋さんに直接角を持ち込んで、現金買い取りしています。北海道では蝦夷鹿の食害が深刻で、農家や果樹園を営業している人には死活問題になっており、各自治体も駆除た対策を行っていますが、繁殖力が強く、個体数が増える一方だそうです。そんな中、鹿の命を奪うわけでもなく、生え代わりで不要になった角を再利用してビジネスにするのではすごい事と思います。
又、同じ番組で、廃棄処分していたカニの甲羅を再利用して、学生服を作っている場面も出ていましたが、捨てられる物をうまく再利用してビジネスに結びつける発想の転換と受難性が是非ともほしいと思った私でした。鹿の角と言えば前に鹿の角の握り柄の焼印を作った事がありました。

角の焼印
角の焼印画像

写真は角の焼印をベージュの革に押した時の画像です。大きさは、幅30ミリで、80W電気ごて仕様で製作しました。

 

リンゴと名前の焼印

リンゴのデザインの中に名前をローマ字で入れた焼印を作りました。リンゴの焼印は結構作っていますが、内側に名前を入れたものは初めてでした。私の住んでいる小樽は、隣にフルーツで有名な余市町や仁木町がありますので、秋になると美味しいリンゴを食べることが出来ます。私は、すごくマイナーな「あさひ」というリンゴが大好きです。甘酸っぱく、独特な食感がありますが、あまり見かけないので、見つけたら買うようにしています。近年、平均気温が上昇してきて、数十年後には、リンゴの特産地が青森から北海道に北上するそうです。そう言われてみれば、ここ10年位、北海道でも夏は猛暑で熱くなり、私が小さかった頃よりかなり気温が上がっている気がします。それに冬に雪の降る量が少なくなってきているような気がしますし、暖冬になる事が多いようです。平均気温が上がったせいかはわかりませんが、小樽沿岸で採れる魚の種類も変わってきていると漁師さんから聞いたことがあります。私の孫の世代には、北海道産の魚として有名なホッケも食べられなくなっているかもしれません。前に近くのホームセンターに買い出しに行った時、サツマイモの苗が売っていてびっくりしました。つい最近まで、北海道でサツマイモは育たないのでジャガイモを植えているという言葉を聞いていましたので、そこまで気候が変わっているのかと驚きました。

リンゴと名前焼印
リンゴと名前焼印の画像

上の写真は出来上がりましたリンゴと名前の焼印を木に押した時の画像です。リンゴの焼印の場合、上の方はヘタ等がありデザインし易いのですが、中央部分にはこれといった特徴がなくデザインするのが難しいと思います。今回は、横線を何本かいれて、名前(ayako ono)を入れる事でうまく埋めていると思います。
この焼印の大きさは、高さ45ミリ×幅40ミリで、200Wの半田ごてを取り付けて製作しました。

 

 

日食のような焼印

黒い点と黒枠の点が重なり合った日食のような焼印を製作しました。皆既日食は見たことがありませんが、部分日食は何度か見たことがあります。学生の頃、天体望遠鏡でも日食を見たことがあり、その時は、10cm反射型赤道義式の望遠鏡を使いました。主筒の光を取り込む所に大量の光が入ってこないようにする絞りの付いた蓋をかぶせて、望遠鏡の接眼レンズに太陽を観測する為のサングラスをもっと濃くしたようなフィルターを取り付けて観測しました。太陽が徐々にかけていく様子を見て興奮したのを覚えています。韓国の時代物のドラマを見ていて日食を利用して政治力を強める主人公が出てきたのを覚えています。確か新羅という国の事だったと思います。当時の新羅には、天地観測をして日食の計算をする技術がなく、暦もなく、一般の人々は、王の命によって田植え等を行っていました。そこに西洋から取り入れた天文学に基づいた計算で、日食の日を割り出し、予言として民に広げて、実際に日食がおこることにより民に信任を集めるという流れでした。私はそれを見て知識とは大切なものだと改めて思いました。もしかして、今の私たちが密かに思っている幽霊の存在やオカルト系の疑問みついても、未来では科学が解き明かしているかもしれません。そんな未来人から見たら私たちは、日食に驚いていた新羅の人たちと同じくうつるのでしょうね。

日食のような焼印
日食のような焼印画像

上の写真は日食のような焼印を木に押した時の画像です。右の白丸が左の黒丸にかぶさっていくように見ました。この焼印の大きさは、幅15ミリ×高さ7ミリの小さなもので、40Wの小さな電気ごてを取り付けました。焼印に使っている40W用の半田ごては、白光の740pという機種で、木製の持ち手がついていて非常に持ちやすく、軽いので、小さな焼印を小さな物に押すには非常に適しています。

 

御守の焼印

お札に押す「御守」と書かれた焼印は、お祭りの時期になると製作依頼が多くなります。日本人は結構、御守スキのようですね。私も車には高島神社のお守りを載せています。車を買った時に、神社にお願いしてお祓いをしてもらいその時にお守りももらいました。紐がついた車のルームミラーにつけるお守りと、車の後ろ側に張り付ける黄色いプラスチックでできたお守りの2種類がありました。
お守りに入るかどうかわかりませんが、近い人が亡くなった時に、三途の川の渡し賃として硬貨を一緒に火葬して、焼け残った硬貨をお守りとして分け合う風習があります。日本以外の国でもあるようですが、少し意味が違うようで、三途の川の渡し賃としてではなく、あの世でお金に困らないようにという事で持たせる風習の国もあるようです。目に見えないものに対する畏敬の念は、どこの国でも変わらないのですね。科学が発達してきて色々な事がわかってきていますが、まだ宇宙をめぐる殆どの事はわかりませんし、目に見える世界でさえ深海の底や南極大陸の氷のしたの実情や、気象のメカニズム、古代文明、オーパーツ、UFO問題とか難題が沢山あります。少しずつ科学が解明してくれるとは思っていますが、まだまだ先の事になると思いますし、ひょっとしたら、科学の進歩が神の存在を証明する時代が来るかもしれません。

お守り焼印
お守り焼印の画像

上の写真は出来上がりました御守焼印を木に押した画像です。大きさは、高さ55ミリ×幅25ミリで150W電気ごて仕様で製作しました。木札に押す為の焼印は、木札に合わせて台座を作る事があります。例えば長方形の木札の場合には、木札の大きさと台座の大きさを同じくして、印面部分を中心に配置すれば、木札に押す場合、焼印の台座を木札に重なるようにして押せば目安が出来て押しやすくなるためです。

コウモリの焼印

飛んでいるコウモリをデザインした焼印を作りました。私が小さい頃、防空壕あとが結構残っていて、その中に入ってよく遊びました。中にはコウモリのいる所もあり、人が入るとバタバタと飛び出してきたものです。その頃はコウモリの事もよくわかりませんでしたので、鳥の仲間位にしか思っていませんでしたが、実はコウモリは病原性のウイルスを持っている場合があるようです。狂犬病ウイルスを持ったコウモリもいてかまれると発病する恐れもあり、近づいてはいけない怖い動物です。もっとも、子供の頃、黄金バットというテレビが放映されていてその中に黄金のコウモリが出てきて、それが正義の味方だったことも、コウモリが怖くなかった原因かもしれません。只、その後、悪魔くんという番組が放送された時には、コウモリは悪魔の使いで怖い物というイメージに変わりましたので、テレビの影響はすごい物だと今では考えます。コウモリといえば、実際に地を吸う吸血コウモリがいるそうです。一説によれば吸血鬼ドラキュラでコウモリが出てくるのは、血を吸うコウモリを吸血鬼と掛け合わせたみたいです。ドラキュラ映画は好きでよく見ましたが、この頃はあまり放送されなくなってしましたのが残念です。アフリカで発生して世界中を恐怖に陥れたエボラ出血熱もまだ宿主は明らかになっていないそうで、ひょっとしたらコウモリの可能性があるとも言われています。人とあまり接する事がなかった野生の動物が自然開発等で接触がおこり、人に感染、発病したようですので、これからも未知のウイルスによる病気が現れるかもしれません。

コウモリ焼印
コウモリの焼印画像

上の写真はコウモリの焼印を紙に押した時の画像です。この焼印の大きさは、30ミリ角に収まるサイズで、100W電気ごて仕様で作りました。焼印の上の文字のような部分は、何と書いているか読めませんでした。

 

三河杉の焼印

三河地方は、愛知県の東側にあります。その三河の中でも奥三河と呼ばれる静岡県との県境に接する地域は、豊川、矢作川流域を中心にして豊かな土壌と温暖な気候に恵まれおり、三河杉の中でも高品質な木材が取れると言われています。三河杉の特徴としては、綺麗な木目と光沢のある赤身を帯びた木質で、杉の中でも特に狂いが少なく、真っすぐで適度な柔らかさがあり加工しやすいのですが、高い耐久性と耐水性があり天井板や鴨居を作る場合の高級材として使われています。又、肌触りも良くほのかに甘い香りがして断熱性も高い事から床材としても人気があります。江戸時代には三河杉は江戸城や日光東照宮を作る際にも献上されております。焼印を押す木材としても杉は適しており、印影がくっきりと浮かび上がり木肌とのコントラストもよく、焼印ばえし、押しやすい木材です。一時期、スギ花粉の花粉症の問題で杉の植樹が減った時期がありましたが、スギ花粉による花粉症の問題は、スギの花粉だけにあるわけではなく、大気中の化学物質や粉じん等と花粉が結びつくことにより起こるので、植樹を行いつつ木材資源としての杉を育て、花粉症の原因になる複合汚染の方を解決するべきだという考えが進んで杉の植樹は復活してきています。昔からある杉の木ですが、花粉症と関連つけられたのは、近年になってからですので、本来は、環境悪化の方に重点を置き対策していくべきだと私も思います。

三河杉焼印
三河杉の焼印画像

写真は出来上がった三河杉の焼印を紙におした画像です。大きさは、幅30ミリで100W電気ごて仕様で作りました。

 

あしたばの焼印

「あしたば」と平仮名で書かれた焼印を製作しました。あしたば(明日葉)は、セリ科の日本原産の植物で、高さ1メートル前後に育つ多年草です。明日葉という名前の由来は、生命力が強く、今日摘んでも明日には目が生えてくる事からきています。セリ科だけに独特のクセがありますが、茎や葉は食用として食べ、伊豆大島では、椿油であげた天ぷらが名物になっています。又、薬効作用もあり、便秘予防や利尿作用、高血圧の予防によいとの事です。キサントアンゲロールやクマリン等の抗菌作用がある成分が含まれ江戸時代から薬草として使われており、葉が枯れる前に掘り起こした根は朝鮮人参の代用としても使われていました。又、緑黄色野菜の優等生ともいわれ青汁の原料に使われていて、ベータカロテンは、トマトの10倍、ビタミンEはニンジンの5倍、食物繊維はレタスの5倍、カリウムはピーマンの8倍あるそうです。明日葉はプランターや露地栽培でも育てることが出来る植物で、一度育てると、4~5年の間収穫が楽しめるお得な葉野菜です。又最近の研究によれば糖尿病や痴ほう症にも効果があり、冷え性に悩む女性にも良いそうです。

あしたば焼印
あしたば焼印の画像

上の写真は製作しましたあしたば焼印を厚紙に押した画像です。大きさはスケールからわかる通り20ミリで、80W電気ごてを取り付けて作りました。漢字で明日葉と書くよりも平仮名でかいた方が温かみがありますし、漢字ですと3文字になるので、正方形でつくる場合にはバランスよくおさめる事が出来ないのも平仮名にした理由になります。焼印の外枠も温かみを出す為に、フリーハンドで書いています。

 

エコアクションの焼印

エコアクションと書かれた焼印を製作しました。近ごろ、気候が完全に狂っていると思いませんか。北海道では梅雨前線が停滞して梅雨のような時期が続きましたし、関東以西では、連日の猛暑日が続き、今日、歴代最高気温が更新されて41.1度になったと聞きました。又豪雨被害の多発、東南アジアや中国でも異常気象という事で、もしかしたら、温暖化が急速に進み、地球環境が破壊されて来ているのかもしれません。科学者たちが地球温暖化と言い始めてかなり立ちますが、人類は遠い未来の事として考えていたようですが、実際には足元から激変していたのかもしれません。今の時点では、co2の排出量を減らすという対策では間に合わないのでないでしょうか?多分、空気中のco2を効率よく除去する方法を開発し、実働させないと遅いのかもしれません。先日の日経新聞に、co2を効率よく、安価に空気中から回収できる実験プラントが稼働するという事が書かれていましたが、採算性や経済的な観点から見ないで、環境を維持する事に主眼を置いて始めないと遅いのかもしれません。それこそ、人類皆がエコアクションを起こす事が必要なのでないでしょうか。マイクロプラスチックの問題や環境に関する問題の責任は人類にありますし、解決できるのも人類だけですので、生活水準を落としても環境を重視する時代にかかってきていると思いました。

エコアクション焼印
エコアクション焼印の画像

上の写真はエコアクションの焼印を木に押した画像です。30ミリ程の焼印で80W電気ごて仕様で作りました。

 

デジタル文字の焼印

細い棒を組み合わせて10という文字を表しているデジタル文字のようなデザインの焼印を製作しました。今、デジタル全盛期でアナログに関しては殆ど開発が行われいないような気がします。確かにデジタルになって色々と便利になりました。その筆頭はパソコンだと思いますが、多くの人が感じるのはテレビだと思います。アナログ放送が全盛の頃には考えられなかった綺麗で鮮明な画質を低価格、大画面で楽しめるようになったのは、デジタル放送に変わったおかげです。
又、アナログ時代にはできなかった双方向の通信が出来るようになり、テレビ画面でアンケートに答えたり、クイズに参加して懸賞までもらうことが出来るようになりました。もっとも一般の人たちよりもテレビ業界の方がビジネスチャンスが広がり良かったと思います。デジタルの切り替え時にテレビの特需がおき、電気メーカーは利益をあげることが出来たと思いますが、私の所には、今、使う事が出来なくなったアナログテレビが残っています。昭和の頃はまだ、物を大事にして使う文化があったようですが、今は、使えなくなったら買い替える事が主流になってしまったようです。確かに経済のパイをあげるには大きな貢献をしている買い替えですが、地球の資源は有限で、後世の世代にも残していかなくてはならない物なので、節約を考えた社会モデルを作っていかないとどこかで破綻する事になるかもしれません。

10の焼印
10の文字焼印の画像

上の写真は、出来上がった焼印を厚紙の試し押しした時の画像です。10の文字が棒の集合で表されていてデジタル文字のように見えます。大きさはスケールからわかるように35ミリで100W電気ごて仕様で製作しました。