癒しのカフェの焼印

angel healing cafeという文字の焼印を作りました。直訳すると「天使の癒しカフェ」になります。近ごろ近所にカフェがなくなり落ち着いてお茶できるような場所が少なく困っています。昔は、小樽の塩谷にノマドという喫茶店があり、店の前に木製の大きな馬が置いてあって、その馬に子供を載せて遊んだり、カフェの前の砂浜がプライベートビーチになっていてその浜に出たりとそれこそ癒しのカフェと言える場所でしたが、だいぶ前に閉店してしまいました。私が高校生の頃は、光というカフェに集まり友達とよく喋っていましたが、そのカフェはまだ営業しているようです。それも私の高校時代と変わらない店構えでいるのには驚きました。(40年位前なので)若い人にはスターバックスも人気があるようですが、残念ながら小樽にないので、そのうちに一度は行ってみたいと思います。

癒しのカフェ焼印
癒しのカフェの焼印画像

うえの写真は、試し押しの為に木の板に焼印を押した画像です。上部に波型文字でangel healing cafeと書かれており、その下にお店のロゴ104’sがあります。
このカフェは松山市にあり、お店のHPを見ると食べ頃フルーツパフェが美味しそうなので是非、食べてみたいと思いました。甘党の私は、パフェが大好物です。お酒は飲みませんが甘い物は結構食べます。只、この頃太り気味なので考える所はありますが。残念ながら松山市では遠すぎて食べにはいけませんが?
カフェから焼印の注文を頂く場合には、お店のコースターを作るのに焼印を押したいという注文が大半です。特にコルクのコースターは焼印が押しやすく綺麗に押せるのでお勧めです。

 

クラブの焼印製作

saoriクラブという焼印を製作しました。円形に文字を配置してかなり変形しているので一目見には、文字だとわからないようなデザインです。クラブという呼び方には色々な意味が含まれているようで、元々は会員制の集まりをクラブと呼んでいましたが、昭和の私には、大人の社交場でお酒を酌み交わしながら別世界の雰囲気を味わえるような所というイメージがあります。実はサラリーマン時代私もあるクラブに入っていました。そのクラブの本当の名称はあるのですが、ここでは、「歴史研究会」としておきます。その歴史研究会ですが、同じ趣味を持つ成人男性の集まりで、色々な職業の人がいました。大学教授から歌舞伎関係の人や証券会社務めやヒモをしている人もいましたが、そんな皆が集まると仕事や年代の垣根を越えてはしゃぎあい、色々な所へ社会見学という名目で出かけていました。何度か宿泊旅行も行い、箱根等にも行きました。接点が趣味というだけで、後はあまり知らなくても楽しく充実した時間を共にできるのは素晴らしい事だと思います。その会は、東京の飯田橋に場所があり(現在は違うようですが)、帰りには、飯田橋界隈で一杯のんでから帰ったものです。そういえば、コミケでゲームソフトを売った事もありました。

クラブ焼印
クラブの円形焼印

上の写真は出来上がった焼印をコルクボードの伊熱田に押したものです。太陽の輪のようになった部分に、ローマ字とカナ文字でSAORIクラブと書かれています。よく見ないと読めな文字ですが、下の文字部分を見てわかりました。大きさは幅24ミリ×高さ30ミリで80W電気ごて仕様で作りました。同じ焼印を革に試し押ししたものが革に焼印を押すページにあります。

回り道の焼印製作

会社の焼印でdetourという文字と曲がりくねった道のようなロゴの付いたデザインのものを作りました。detourの意味を調べましたら回り道と書かれていましたので回り道の焼印という事になるでしょうか。この意味が解ってロゴマークの蛇のように蛇行していたデザインが意味する事がわかりました。私は日ごろの運動不足から健康維持のために散歩するように心がていますが、目的がないと続かないので、観光地になっている小樽運河の散策を兼ねて運河の近くを回り道しながら歩いています。大体、1時間弱位の道のりで、携帯電話をもって歩いていますので携帯の万歩計によると7000歩位になります。歩いていると色々な事があります。一番ショックだったのは、先月、散歩していてカラスに襲われた事です。いつもの散歩コースをいつもと変わらず歩いていたのですが、いきなりカラスが後ろから頭をかすめて飛んできて、びっくりしてメガネを落としてしまいました。
今まで、近くでガアガア鳴いていた事はあるのですが、別にイタズラしたことも無く、頭にきました。その後、近くの電柱にとまりガアガア鳴いていたので、その場を去りました。その場所が通学路になっているので、市役所に電話を掛けた所、カラスはこの時期、子離れの時期で、ちょうど、子カラスが巣立ちする所だったのではと説明されました。確認の為に場所を聞かれ、もう少しすれば巣立ちの時期が終わるのでそれまで注意して下さい。と言われただけでした。
実は、普段からスリングショットという大人向けのパチンコで遊ぶことがありましたので、カラスを落としたい気分でしたが、カラスとはいえ無暗に退治することはできないという事を知っていましたので諦めました。今度、同じような事が起き実害がでたらその時は行動に出るつもりです。パチンコは周りに迷惑をかけますので、調べたらカラス向けに開発されたレーザーポインタがあるそうなので気が向いたら購入しようと思っています。皆さんも頭上に気を付けてください。

回り道焼印
回り道という意味の焼印

写真は出来上がった焼印をシナベニアの木に押した画像です。大きさは、幅42ミリ×高さ8ミリで直火式の柄の真っすぐなタイプの焼印で製作しました。画像を見ると右側のURの文字が太く写っていますが、これはデザイン的にこの2文字を太く作っているからです。このように文字の一部を強調させる為に太さを変えて作る事があります。

 

 

英語の熟語faith hope loveの焼印

faith hope loveという英語の熟語焼印を作りました。この英字の意味がわからなかったので調べてみると辞典には、「信仰希望愛」と書かれていましたので信仰希望愛とは、何だろうかとかえって疑問に思いました。多分、何かの宗教を信仰することを愛する意味かと思いましたが、なんとなくピンときません。もっと調べると、新約聖書のコリントの信徒への手紙という中の13章13節の中に出てくるようです。13章13節と見た瞬間、大のゴルゴ13ファンである私には、ゴルゴ13への依頼方法かと考えてしまいました。(すみません個人の趣味で)話を戻しますと尊ばれる3つの事の信仰、希望、愛を表しているそうです。元来、人間の作った宗教を信じていない私には最初の信仰はわかりませんが、希望と愛は良くわかります。信仰の話が出てきましたのでなんで私が人間の作った信仰を信じたくないか話します。高校生の頃、宗教とは何か?と疑問に思い色々な本を読んだりしました。そのうちに同じ宗教でも人によって言って話すことに違いがある事に気づきました。そして元々あった何かに人それぞれが尾ひれを付け足して全体が出来ていると感じるようになりました。勿論、全宇宙そのものである神(そう呼ぶのがいいかはわかりませんが)は存在すると思いますが、人間の作った宗教の中の神とは異なるという事がわかりました。信仰心厚い人にはすみませんがこれが私の考えです。

英熟語焼印
英熟語の焼印

上の写真は出来上がった英熟語の焼印を木の板に試し押しした時の画像です。大きさは、幅25ミリ×高さ14ミリで、100W電気ごて仕様で作りました。
書体が文字飾りがついたタイプだったので、印面の大きさから、製作出来ない細い線分を含んでいる部分は太くしたりして修正して作りました。本来、80Wの電気ごてでちょうどいい大きさですが、一度に多く焼印を押したいとの事で一つ上の100Wの電気ごてにして、温度コントローラを使う仕様になりました。

 

 

自然公園の焼印製作

津黒いきものふれあいの里」という自然の公園の焼印を製作しました。津黒いきものふれあいの里は、岡山県真庭市にあります自然を生かし自然と触れ合うことが出来る場所で、懐かしい里山の原風景のような自然が残っている場所です。私の小さい頃は、小樽も今よりも自然あふれる地域でした。高島町という所に住んでいましたが、地元の人が火薬庫(かやぁっこ)と呼ぶ、戦争中に火薬を保管していた旭化成の建物があった場所近辺に小川や湿地があり、サンショウウオやザリガニ(今のアメリカザリガニではなく色の薄い日本ザリガニです。)とりをして遊んだ記憶があります。又、通っていた高島小学校のそばには、牧場があり、そこで売っていた牛乳を買った事があります。当時の牛乳はそのまま飲むとお腹を壊すので、必ず沸かしてから(牛乳を温める事をそう言っていました。)飲めと言われたものです。そばには大きな池もありよくトンボをとって遊んでいました。
そんな高島小学校の周りもいつのまにか、団地になってしまい池も牧場もとっくになくなりましたが、今思えば楽しい思い出です。経済成長で暮らし向きが変わり、便利になった分、大切な自然環境という代金を払ったのかもしれません。
そんな地方都市小樽も、他と同じで少子高齢化が進み、小さな子供の姿はあまり見かけなくなってきて、代わりに高齢者の割合が北海道で上位に入るような高齢化の街になってしまいました。このままでいくと、住む人が減り街は寂れていくと思いますが、人がいなくなった分、自然は戻ってくるのでしょうか?ひょっとしたらと考えました。

津黒様焼印
津黒様の焼印画像

上の写真は、出来ました焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。文字数が多く、細長い焼印で、大きさは、幅60ミリ×高さ12ミリで、150W電気ごて仕様で作りました。一般的に、電気ごて式の焼印の場合、縦と横の比率が1対3位の割合までであれば押しやすいのですが、それ以上になりますと、一回り大きめの電気ごてにしないと端端に熱が回りにくくなり、印影に偏りがでてしまいます。

丑の焼印

今年も土用の丑の日がやってきますね。昔からウナギは大好きでよく食べましたが近ごろの高騰で丑の日以外に食べる事がなくなりました。東京でサラリーマンをしていた頃は、友人とよく尾花といううなぎ屋さんに行き美味しいウナギを食べましたが、北海道に戻ってからは、スーパーで売っているウナギを食べる事しかなくなりました。スーパーのウナギ、ハッキリ言ってあまり美味しくないので食べる回数が減っているのかもしれません。元々、ウナギの生態は詳しくわかっていないようで、養殖はしていますが、卵を産ませて育てる完全養殖ではなく、シラスウナギと呼ばれる稚魚を養殖して大きく育てているだけなのでいずれは頭打ちになると思います。ウナギはフィリピン沖のマリアナ海溝という深い海で産卵して、その稚魚が各地の河川に住み着き大きくなるそうなので、完全養殖は殆ど無理なようです。松茸も完全養殖できていないのでこの二つは、いずれは食べる事が出来なくなるかもしれません。そういえば、マグロの完全養殖に成功した近畿大学が近大ウナギなるものを養殖しているそうですね。ウナギではなく、ナマズをウナギの食感や味に近づけてウナギの代用にする計画のようですが、果たしてどんな味になるのか、一度食べてみたいと思います。今年は、サンマも不漁で高騰するようなので、日本の季節を味わうような文化はすたれていくのでしょうか?

丑の焼印
漢字一文字の丑焼印

写真は製作しました丑という漢字の焼印を木に押した時の画像です。大きさは15ミリ角に納まる大きさで80W電気ごて仕様で作りました。干支の焼印も作りますが干支の焼印の場合、一回りするまで同じ注文がないので土用の丑はありがたいと思いました。

中学校技術の焼印

中学校の授業で行う技術家庭での授業で製作するお風呂場で使う小さな木製の椅子に押す為の焼印を作りました。そういえば私が中学校の頃も技術家庭で色々な物を作った記憶があります。中学校に入ったときに、技術で使うからと大工道具のような工具一式を買いました。学校からの斡旋で買ったもので、白い袋状のカバンのような入れ物の中に、カンナや鋸、金づちや毛引きなんかも入っていました。今考えると新入りの大工にでもなるかと思われるほどの道具でした。技術では、カンナや毛引きに使い方も教わりましたが、学校の技術の時間で作った小さな椅子以外では使わなかったので、揃える必要があったのでしょうか疑問です。
中学の技術で作った椅子は木を切ってノミでほぞ穴を開けて作くる小さいけど結構本格的な椅子で、初めてノミを使いほぞ穴を開けたのでガタガタの穴で、仕方なく木工用のボンドと釘で固定した記憶があります。椅子以外には、インターホンも作りました。半田ごてを使い、パーツを半田づけして作るのですが、中学校の頃、アマチュア無線が好きでしたので、トランジスタラジオ等の電気工作をよくしていましたので、半田づけは得意でクラスで一番早く作り先生に驚かれました。

夢工房焼印
楕円枠の夢工房の焼印

上の写真は製作した夢工房の焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。直火式焼印でしたので、長く押さないように注意した所、左の方が少し浮き上がったようで印影が薄くなってしまいました。この焼印を納品した後に、実際に焼印を使った画像をお送りいただきましたので掲載させて頂きます。

左の写真は中学の技術の実習で作る木製椅子の部品の全体図です。これをうまく作るのは難しいと思います。右の写真は出来上がった椅子の座面を上から撮ったもので右下の部分に夢工房の焼印が押されています。

左の写真は、完成した椅子を横から撮ったものです。がっちりとした良い椅子だとわかります。右の写真は、楔で椅子の足を固定している写真です。お風呂で使う椅子なので、釘は使わないで、ほぞと楔で固定していますが、中学生が作るには結構大変かと思います。

 

 

 

 

北海道と熊の焼印

面白いデザインの焼印を製作しました、ヒグマが北海道を咥えて、歩いている姿の焼印で、右端に星が一つ輝いていて夜の風景を表しているデザインです。
北海道の食物連鎖の頂点に立つのは確かにヒグマです。勿論、人を抜かした場合ですが。ひと月前位に利尻島へヒグマが泳いで渡って、ヒグマの存在が100年以上ぶりに確認されたというニュースを見ました。北海道から利尻島まで50km以上の距離をヒグマが泳いで渡ったと聞いたときには大変驚きました。人間には泳いで渡る事は不可能だと思います。海水温は低いし、潮の流れも急で泳ぎ着く前に流されてしまうと思います。利尻島へ渡るのはフェリーでも結構かかるので、ヒグマはどの位泳ぎ続けたのかと考えるとものすごい体力です。私は、知床でヒグマが海で泳ぐ姿を眺めた事があります。犬かきならぬ熊かきですが、泳ぐのも結構早く、人は泳ぎでも熊には勝てないと思います。熊をしらない人にはわからないと思いますが、熊はすごく敏捷で、動きも早く、走るのも人間よりはるかに速い動物です。おまけに、ヒグマは馬でも倒すくらいの剛力ですので、北海道ではヒグマがでたと聞くとみんな恐れてしまいます。今年は札幌市街でも熊の目撃例があり、おまけに今の若い熊は人を恐れず、鈴をもって山に入っても効き目がないのではと言われています。時々、山に入り散策を楽しむ私ですが、熊には会いたくありません。先日、近所のホームセンターで熊用の催涙スプレーを買おうかと思ったら在庫がありませんでした。唯一の熊に対抗できる武器すら手に入らないまま、時々、山中を散策しています。

熊と北海道の焼印
北海道を咥えた熊の焼印

上の写真は、北海道を咥えて夜道を歩く熊の焼印です。なかなか面白いデザインで関心しました。サイズ的に北海道の部分が小さかったのでわかるようにでるか心配でした。左上の星がすごくいいと思います。

 

木製食器に焼印

木製のスプーンやナイフに押す為の焼印を作りました。サラダボールやサラダ用の大きな木製のスプーンやフォークはよく目にしますが、普段の食生活で、木製のスプーンやナイフを使うことはあまりないと思います。ステンレス製のナイフやスプーン、フォークが主流になっていて、量産体制で安価に購入できるためだと思います。先日、ニセコの方へドライブに行った途中で、道沿いの小さな喫茶店で一休みしました。少しお腹がすいていたので、パンケーキを頼んだのですが、そのパンケーキがのったお皿も木製で、ついてきたナイフとフォークも木製でした。お店の人と話をしたら、オーナーが木工を趣味でやっていて、木で食器も作るとの事でその食器を使っていると聞きました。私は木工については詳しくないので木の材質までは、わかりませんでしたが、堅い木で、爪ではじいてみると高い音がしました。何かの塗装はしているようでしたので、聞いてみたら食品にも使える天然の塗料をつかっているとの事でした。一応、塗料の名前も教えてくれたのですが、私が忘れてしまい今も思い出せません。食器の事はカトラリーと言うそうで、木製のカトラリー専門のお店もある事も教えてもらいました。
持った感じが暖かく、手になじんでくるような木製のフォークでしたので、手作りで持ちやすいように少しずつ削りながら作ったと思われます。前にメタルアートでも木製のしゃもじに押す焼印を作った事がありますが、人の手になじむように局面に削られた木製品に綺麗に焼印を押すのは結構難しい作業になります。

木製食器用焼印
木製食器に押す為の焼印

写真は木製の食器に押したいとの事で注文頂きました焼印の試し押し画像です。eの上のカンマ部分上手く出るか心配です。大きさは、幅20ミリ程で80W電気ごて仕様で作りました。

 

読めない文字の焼印

漢字の崩し字

「息吹」という漢字を崩した焼印を製作しました。最初は何と書いているのか読めませんでしたが、よくよくみると息吹と書かれていることがわかりました。日本語には、漢字と平仮名、カタカナがあり覚えるのが大変だと言いますが、それよりも崩し字や筆で書かれた文字は難解だと思います。百人一首の札を見ても流暢に筆で書かれていますが、読むのは難しく、時間をかけてよく見ないと解読?できないのは、私だけでしょうか?文字は、人になにかを伝える為に発達してきましたので、その時の感情や思いを込めて表すことは大切だと思いますが、人の考えや生き方が時代の流れで変化していくので、同じ文字でも書き方や意味が変わってくるのが面白いと思います。そういえば高校時代に古文という科目があり羅列された漢字や仮名を返り点や歴史的仮名使いとう方法で読んでいた事を思い出しました。

息吹の崩し字焼印

漢字の崩し字を調べていましたら崩し字辞典というものがある事を知りました。近くの書店で探してみましたがありませんでしたので、ネットで探してみるとありました。その中にネット上で崩し字に変換するサイトがありましたので、試しに自分の名前や住所等を変換してみましたが、結構、面白い書体になり使い勝手が良かったので、何かの折に、崩し字の焼印の注文があったときに活用してみたいと思いました。

息吹焼印
息吹の崩し字焼印

上の写真は息吹の崩し字の焼印を木に押した画像です。最初は吹の文字が読めませんでした。この焼印の大きさは、幅40ミリ×高さ25ミリで、電気式をご希望でしたので150W電気ごてに取り付けて製作しました。