読めない文字の焼印

漢字の崩し字

「息吹」という漢字を崩した焼印を製作しました。最初は何と書いているのか読めませんでしたが、よくよくみると息吹と書かれていることがわかりました。日本語には、漢字と平仮名、カタカナがあり覚えるのが大変だと言いますが、それよりも崩し字や筆で書かれた文字は難解だと思います。百人一首の札を見ても流暢に筆で書かれていますが、読むのは難しく、時間をかけてよく見ないと解読?できないのは、私だけでしょうか?文字は、人になにかを伝える為に発達してきましたので、その時の感情や思いを込めて表すことは大切だと思いますが、人の考えや生き方が時代の流れで変化していくので、同じ文字でも書き方や意味が変わってくるのが面白いと思います。そういえば高校時代に古文という科目があり羅列された漢字や仮名を返り点や歴史的仮名使いとう方法で読んでいた事を思い出しました。

息吹の崩し字焼印

漢字の崩し字を調べていましたら崩し字辞典というものがある事を知りました。近くの書店で探してみましたがありませんでしたので、ネットで探してみるとありました。その中にネット上で崩し字に変換するサイトがありましたので、試しに自分の名前や住所等を変換してみましたが、結構、面白い書体になり使い勝手が良かったので、何かの折に、崩し字の焼印の注文があったときに活用してみたいと思いました。

息吹焼印
息吹の崩し字焼印

上の写真は息吹の崩し字の焼印を木に押した画像です。最初は吹の文字が読めませんでした。この焼印の大きさは、幅40ミリ×高さ25ミリで、電気式をご希望でしたので150W電気ごてに取り付けて製作しました。