丑の焼印

今年も土用の丑の日がやってきますね。昔からウナギは大好きでよく食べましたが近ごろの高騰で丑の日以外に食べる事がなくなりました。東京でサラリーマンをしていた頃は、友人とよく尾花といううなぎ屋さんに行き美味しいウナギを食べましたが、北海道に戻ってからは、スーパーで売っているウナギを食べる事しかなくなりました。スーパーのウナギ、ハッキリ言ってあまり美味しくないので食べる回数が減っているのかもしれません。元々、ウナギの生態は詳しくわかっていないようで、養殖はしていますが、卵を産ませて育てる完全養殖ではなく、シラスウナギと呼ばれる稚魚を養殖して大きく育てているだけなのでいずれは頭打ちになると思います。ウナギはフィリピン沖のマリアナ海溝という深い海で産卵して、その稚魚が各地の河川に住み着き大きくなるそうなので、完全養殖は殆ど無理なようです。松茸も完全養殖できていないのでこの二つは、いずれは食べる事が出来なくなるかもしれません。そういえば、マグロの完全養殖に成功した近畿大学が近大ウナギなるものを養殖しているそうですね。ウナギではなく、ナマズをウナギの食感や味に近づけてウナギの代用にする計画のようですが、果たしてどんな味になるのか、一度食べてみたいと思います。今年は、サンマも不漁で高騰するようなので、日本の季節を味わうような文化はすたれていくのでしょうか?

丑の焼印
漢字一文字の丑焼印

写真は製作しました丑という漢字の焼印を木に押した時の画像です。大きさは15ミリ角に納まる大きさで80W電気ごて仕様で作りました。干支の焼印も作りますが干支の焼印の場合、一回りするまで同じ注文がないので土用の丑はありがたいと思いました。