自然公園の焼印製作

津黒いきものふれあいの里」という自然の公園の焼印を製作しました。津黒いきものふれあいの里は、岡山県真庭市にあります自然を生かし自然と触れ合うことが出来る場所で、懐かしい里山の原風景のような自然が残っている場所です。私の小さい頃は、小樽も今よりも自然あふれる地域でした。高島町という所に住んでいましたが、地元の人が火薬庫(かやぁっこ)と呼ぶ、戦争中に火薬を保管していた旭化成の建物があった場所近辺に小川や湿地があり、サンショウウオやザリガニ(今のアメリカザリガニではなく色の薄い日本ザリガニです。)とりをして遊んだ記憶があります。又、通っていた高島小学校のそばには、牧場があり、そこで売っていた牛乳を買った事があります。当時の牛乳はそのまま飲むとお腹を壊すので、必ず沸かしてから(牛乳を温める事をそう言っていました。)飲めと言われたものです。そばには大きな池もありよくトンボをとって遊んでいました。
そんな高島小学校の周りもいつのまにか、団地になってしまい池も牧場もとっくになくなりましたが、今思えば楽しい思い出です。経済成長で暮らし向きが変わり、便利になった分、大切な自然環境という代金を払ったのかもしれません。
そんな地方都市小樽も、他と同じで少子高齢化が進み、小さな子供の姿はあまり見かけなくなってきて、代わりに高齢者の割合が北海道で上位に入るような高齢化の街になってしまいました。このままでいくと、住む人が減り街は寂れていくと思いますが、人がいなくなった分、自然は戻ってくるのでしょうか?ひょっとしたらと考えました。

津黒様焼印
津黒様の焼印画像

上の写真は、出来ました焼印をシナベニア板に試し押しした時の画像です。文字数が多く、細長い焼印で、大きさは、幅60ミリ×高さ12ミリで、150W電気ごて仕様で作りました。一般的に、電気ごて式の焼印の場合、縦と横の比率が1対3位の割合までであれば押しやすいのですが、それ以上になりますと、一回り大きめの電気ごてにしないと端端に熱が回りにくくなり、印影に偏りがでてしまいます。