木製食器に焼印

木製のスプーンやナイフに押す為の焼印を作りました。サラダボールやサラダ用の大きな木製のスプーンやフォークはよく目にしますが、普段の食生活で、木製のスプーンやナイフを使うことはあまりないと思います。ステンレス製のナイフやスプーン、フォークが主流になっていて、量産体制で安価に購入できるためだと思います。先日、ニセコの方へドライブに行った途中で、道沿いの小さな喫茶店で一休みしました。少しお腹がすいていたので、パンケーキを頼んだのですが、そのパンケーキがのったお皿も木製で、ついてきたナイフとフォークも木製でした。お店の人と話をしたら、オーナーが木工を趣味でやっていて、木で食器も作るとの事でその食器を使っていると聞きました。私は木工については詳しくないので木の材質までは、わかりませんでしたが、堅い木で、爪ではじいてみると高い音がしました。何かの塗装はしているようでしたので、聞いてみたら食品にも使える天然の塗料をつかっているとの事でした。一応、塗料の名前も教えてくれたのですが、私が忘れてしまい今も思い出せません。食器の事はカトラリーと言うそうで、木製のカトラリー専門のお店もある事も教えてもらいました。
持った感じが暖かく、手になじんでくるような木製のフォークでしたので、手作りで持ちやすいように少しずつ削りながら作ったと思われます。前にメタルアートでも木製のしゃもじに押す焼印を作った事がありますが、人の手になじむように局面に削られた木製品に綺麗に焼印を押すのは結構難しい作業になります。

木製食器用焼印
木製食器に押す為の焼印

写真は木製の食器に押したいとの事で注文頂きました焼印の試し押し画像です。eの上のカンマ部分上手く出るか心配です。大きさは、幅20ミリ程で80W電気ごて仕様で作りました。