焼印パックマン?

パックマンに似ている焼印を製作しました。私が大学生の頃だったと思います。テレビゲームでパックマンが流行ってたのは?よく友達と行った喫茶店のテーブルがパックマンのゲーム機で、1回100円だったと思います。私はあまりやりませんでしたが、友人は話そっちのけでゲームをしていました。喫茶店にいる間中、ゲームをしていたようでいつも数千円単位でやっていたようです。実は、理系だったので大学の授業で、コンピュータと科学という授業があり、当時、ポケコン(ポケットコンピュータ)が流行りで、関数計算をする理科系の学生は殆どもっていました。私は、授業は真剣に聞くタイプでなかったので、友達のポケコンを使いパックマンもどきのゲームを作っていました。その友達はまじめで授業にも出席しておりノートもとっていたので、よく代弁してもらい、ノートを借りてテストを潜り抜けていましたので、お礼もかねてゲームを作りました。それが私の初めての本格的なプログラムになりました。のちに、仕事関係のお客さんの構造計算プログラムを作ったりする事に役立ちました。私の仕事は会計関係でプログラマではありませんでしたが、顧問先のお客さんをふれあい話し合う時間が長ったので、お客さんが不便に思っている事に気づく事が出来ましたので、外部のプログラマを使うより良かったのだと思います。その時は、マイクロソフトのC言語を使っていましたが、後々、お客様自身が手を加える事が出来るように、マルチプラン(今のエクセルの前身)のマクロ機能を利用して再プログラムしました。

パックマン?焼印
パックマン?焼印の画像

上の写真はパックマンのような焼印を木に押した時の画像です。残念ながらパックマンではありませんがなかなか似ていると思います。口の部分は、Aという文字を表しています。ひょっとして右上の部分は髪でしょうか?10ミリ程の小さな焼印で40W電気ごて仕様で作りました。

 

幻灯の焼印

幻灯という文字の入った焼印を製作しました。幻灯と聞くとなんとなく怪しげな雰囲気を感じますが、現代風にスライド映写機と言ってしまうと味気なく感じてしまします。私は、写真を趣味にしていましたので、ポジフィルムで写真を撮る事もありました。ポジフィルムとは、普通の写真用のネガフィルムと違い、撮ったままの画像が焼き付けられるフィルムです。現像したポジフィルムは1枚ずつ専用のプラスチック枠に入れて保存します。この専用枠に入れたポジフィルムをスライド映写機(幻灯機)に入れて白い幕に投影すると大きな画面で表示できるので私の場合は、天体写真を撮って星を観測するのに使っていました。又、小中学校の頃は、授業でスライドを投影してそれを先生が説明するような形の授業も沢山ありました。社会人になってからは、プレゼンでオーバーヘットプロジェクターという幻灯機のような機械を使い説明をしたこともありました。オーバーヘットプロジェクターは、下から光が出ておりその上に透明なシートに書かれた透過原稿を載せて拡大表示する機械です。昭和の頃は色々な講習会で使われていましたが、現在では、パソコン画面を直接投影する事ができるので使われなくなったようです。又、8ミリ映写機もある意味では幻灯機にあたるかもしれません。8ミリカメラで撮ったポジフィルムを連続して投影できる幻灯機が8ミリ映写機です。幻灯機同様にビデオカメラにとって代わられたので今では見る事もなくなりました。私の実家には、8ミリフィルムで撮った映像が沢山残っていますので、暇を見てDVDに移してみたいと思っています。

幻灯の焼印
幻灯の焼印画像

上の写真は出来がった幻灯の焼印を木に試し押しした時の画像です。2重枠のついた焼印で、少し変わった独特の書体で描かれており本当に幻を表しているような不思議な雰囲気の焼印です。大きさは、高さ55ミリ×幅40ミリで、150W電気ごて仕様で製作しました。

鍵の焼印

2本の鍵が交差しているデザインの焼印を作りました。中世風のクラッシックな感じのする鍵のデザインで、ロココ調の家具なんかに似合いそうです。鍵と言えば、現代風には電子ロックの類になるのでしょうね。パソコンのOSを起動するためのパスワードや指紋認証、スマホの顔認証なんかも鍵の部類に入ります。そういえば、自動車のキーも昔と違い電子系のロックになっていますね。私が今乗っている車は昔ながらの金属のキーで、鍵穴に差し込んで回してエンジンをかけますが、奥さんの方の車は全然違い、電子系のロックで、鍵を持っていれば、自動車のドアの取っ手部分に触れば開錠できますし、エンジンのスタートもスターターボタンを押すだけで始動できます。大変便利になっていますが、電波を飛ばして作動するので、専用の器具があれば、知らないうちにコピーされる危険性もあるそうです。私が買っているラジオライフやトランジスター技術という本の広告欄に、怪しげな道具がのっており、コピーするためのツールが出ていた事もありました。最も、このような広告があるので買っている部分もありますが?
実は鍵をなくして困ってしまった事もあります。冬場に除雪機を使っているのですが除雪機が盗まれないように、普段は、ステンレス製のチェーンと南京錠で鉄柱につないでいるのですが、南京錠の鍵をなくしてしまった事があります。どこかに合い鍵をしまった記憶はあるのですが思い出す事が出来ず困っていました。仕事で棒材を切る時に使っているクリッパーと呼ばれる工具を持っていますので、チェーンも南京錠もすぐに切断することはできるのですがもったいなく思い、前にネット動画で見た事がある南京錠の開錠を試してみました。鍵屋さんであれば開錠のピッキングツールという専門工具を持っているのですが、私の場合、小さなマイナスドライバーの先端を直角にまげて、鍵のシリンダー部分を押さえて回す工具を作り、手元にあったピアノ線を使いシリンダー錠のピンを押し下げしていたら鍵が開きました。案外簡単に開きましたのでビックリしました。
(その後、なくした鍵が出てきたので、切断しないで本当によかったと思いました。)鍵を作る技術と鍵を開ける技術は絶えずおっかけっこしているようで、仮想通貨の為に現在使われている暗号キーもコンピュータが技術が向上して量子コンピュータが導入されると破られるようになるそうです。

鍵の焼印
鍵の焼印画像

上の写真は鍵の焼印を木に押した時の画像です。この焼印の大きさは、30ミリ角に収まる大きさで、仕様は直火式で作りました。少し、加熱しすぎたようで変色している部分がありますが、直火式焼印の温度調整は難しく、炙りすぎると黒くなってしまいます。

Aロゴ焼印

A+Aと家の形のロゴ焼印を作りました。私の名前は篤司(あつし)で頭文字は、AOになりますので、Aには何となく愛着があります。おまけに血液型もAなので、このロゴのようにA+Aと並んでいると尚更です。よく血液型の占いでA型は几帳面と言われますが私の場合にはあっていない気がします。確かに、人が見て不快になるように散らかしたままにはしませんが、几帳面という程キチンとしている訳ではありません。人は変わるもので、高校生位までは、結構几帳面だと自分でも思っていましたが、大学生になったときに芝居を始めた頃から変わり始め、あまり気にしないようになってきました。確かに、芝居を始めた頃から自分を変えようとして今までと逆の事を進んで行っていましたので、そのせいかもしれません。高校生の頃は、内気で内向的な性格でしたが芝居をするようになってからは、大学でもよくナンパをするようになり、電車の中で台本を広げて芝居の練習をすることも平気になりました。演出家の方から、一度自分を壊してから再構築するという事を聞いてから真剣に取り組んだ事もありましたが、私が変わったのではなく元々、そのような素質があり、環境の変化によって眠っていた素質が目を覚ましただけだったのかもしれませんが?

Aの焼印
A+A焼印画像

上の写真は製作しましたA+Aの焼印を紙に押した画像です。住宅メーカーさんからの注文でよく家がデザインされた焼印を作る事がありますが、A+Aの文字が中に入ったものは初めてです。お客様に意味を聞くのを忘れましたので本当の意味は解らないままですがわざと歪な線を使った焼印には何かの意味があると思いました。

カスタネットの焼印

英字でcastanetと書かれた小さな焼印を製作しました。castanetとは、誰もが一度は演奏したことのあるカスタネットという楽器の事です。私も、小学校の頃に何度か音楽の授業で演奏したことがあります。2枚の木の板をゴムで抑えた構造で、木の板には、ビョウの頭のような金属の出っ張りがあり、2枚の木の板を両手で叩くとその出っ張り部分が当たって出た音が木の本体に共鳴して大きくなるように工夫された楽器です。小学校で使った楽器といえばこのカスタネットとリコーダーだけだったのでよく覚えています。カスタネットという名前の由来は、スペイン語で栗を表すカスターニャからきているそうです。この栗の意味する所は、栗の木で作られていた事と栗の形をしていたからという2つの説がありどちらが本当かはわかりません。そういえばスペインで有名なフラメンコでもカスタネットは出てきますね。カスタネットを調べていたら、昔懐かしい赤と青のカスタネットやハマグリのような形やホタテ貝のような形の物、漫画のアンパンマンを象ったものまでありました。材質も只、ウッドとしか書かれていない物から、カリン材、ローズウッド、黒檀と材料の名前が書かれた数万円もする高級品まで数多くありました。カスタネットの材質も堅い木の方が高くて良い音が出るそうです。変わった形のカスタネットとして木の柄が付いたものもありました。その柄付きのカスタネットの柄の部分には、製造会社の焼印が押されているものもありビックリしました。

カスタネット焼印
カスタネット焼印の画像

上の写真は、castanetとかかれた焼印を紙に試し押しした時の画像です。この焼印の大きさは、幅20ミリ×高さ2.8ミリという小さなもので、焼印スタンドを使った押す為に150W用の13ミリの太い棒を取り付けました。

流れ文字焼印

水が流れるような形と言ったらよいか、蛇が動く姿と言った方が正しいかという面白い形の焼印を作りました。一見、二匹の蛇の焼印のような感じもします。上の方には、mの文字のように体をくねながら進む蛇がいてその下に「の」文字のような恰好の蛇がいると言うのが正解?かもしれません。漫画好きの人にはナルトという漫画に出てくる模様にも見えますかね。残念ながらご注文頂きました方に聞けませんでしたので、本当の意味は不明です。日本では昔から文字を書くのに筆が使われたせいでしょうか、流れるような感じの筆文字の書体がパソコン用のフォントでもありますね。筆文字の焼印を注文頂けるお客様も多いのですが、パソコン用のフォントを使うと、文字と文字のつなぎ目が上手く表現できない場合が多く、私の知人に書をたしなむ方がいるので、筆文字で書いてもらったものを、パソコン上でトレースして焼印を作った事もあります。蛇の話が出た所で、私が小さい頃に海水浴でよく行っていた豊井という海岸話をします。先日、いつもとコースを変えて散歩ついでに言ってみましたら、舗装された道路の両側の草むらに杭がうたれ、規制線のような紐が張っていて、マムシがでるので入らないでください。と書かれていてびっくりしました。北海道ではマムシは珍しく、クマに注意の看板はあちらこちらで結構見かけますが、マムシに注意の看板は殆どみません。数年前に来た時にはそんな看板が出ていなかったので何故かと疑問に思いました。原因について考えてみると、看板があった道路は数年前までは車が普通に通る道路でしたが、その近くに新しいトンネルが出来てから、車が通らなくなったせいではないかと思いました。この数年、海岸線のトンネル工事が相次いで行われおり、新しいトンネルや道路が増えています。北海道の道路予算が増えているわけではないのに、なぜ新しいトンネルが増えているのか疑問に思っていましたら、新聞の地元版の記事で、泊原発の避難経路の拡充をはかる一環として、古いトンネルや道路の整備が行われているようです。確かに小樽市は泊原発から40キロ弱圏内にあり、風向きから原発事故があった場合には小樽は全滅するとも言われいますのでその事で工事が行われいるようです。今は原発が停止して再稼働の目途が立っていないようですが、水面下では再稼働の準備が進んでいるのを実感しました。

 

流れ文字焼印
流れ文字焼印の画像

上の写真は、流れ文字焼印を木の板に試し押しした時の画像です。焼印の大きさは高さ30ミリで幅12ミリ、100W電気ごて仕様で製作しました。

 

羽のある兎焼印

羽の生えた兎の焼印を作りました。実際には生息していないと思いますが、未確認生物(UMA)として1874年にスエーデンで捕獲されスクヴェイダーと名付けられた生物がおり、スンスヴァルの博物館に展示されていると聞いた事がありますが、調査を行った所作りものだったそうです。話は変わりますが、兎の数はどう数えるかわかりますか?、実は1羽、2羽と数えるそうですがその辺も羽が生えた兎の話に関係があるのかもしれません。兎を何羽と数えるのは、人が兎を食べ物として認識していた事からきているようです。日本では仏教が伝来してから獣を殺して食べてはいけないという教えが広まり、その後、江戸時代には徳川綱吉が「生類憐みの令」をだして、四足歩行の生き物全般を食べる事が出来なくなり、山で狩猟生活をしていた猟師たちは大変困りました。そこで色々と考えられ、兎は鳥のようにぴょんぴょん跳ねるので鳥の仲間であるとか、兎は2本脚で立ち上がるので四足歩行をする獣ではない、兎の耳は鳥の羽のようだから獣ではなく鳥である等々の理由付けをして、その結果、数を数える場合には、鳥の仲間なので1羽、2羽と数えるようになった言う説や獲った兎を持ち運ぶときに何匹かの兎の耳を掴んで運んだ事から、束ねたものを数える一把(いちわ)、二把(にわ)という言葉が変わって一羽(いちわ)、二羽(にわ)になったという説もありどちらが本当なのかはわからないそうです。兎は、焼印で作られる事が多い動物で、その理由はお月見や干支に出てくる動物なので、饅頭や絵馬等に使われる事が多いためだと思います。

羽のある兎焼印
羽のある兎焼印の画像

上の写真は羽のある兎焼印を木の板に試し押しした時の画像です。写真からわかるように兎のデザインの右横には、「doiKOMERA」という文字が描かれておりますが、焼印を試し押しする時の印面の温度が少し高すぎたので、周りが変色してしまいました。この焼印、直火式だったので、バーナーをあてる時間が少し長かった事と、右の文字部分に力が入りやすいデザインだったことが原因だと思います。結果的には押した私の技量不足なのですが。

フィルムの焼印

昔懐かしいフイルムがデザインされた焼印を作りました。フイルム独特の四角い穴が空いた長方形の中にken one movicsと書かれおり、その上の部分にも白抜き文字でEMEという文字が配置されています。カメラも今はデジタルカメラが主流になり、フィルム式のカメラを殆ど見る事がなくなりました。私は、カメラに凝った時期があり、当時、キャノンのAE-1という一眼レフカメラと現像道具を一式もっていて、写真を撮っては自分で現像、焼き付けをしていました。カラー写真の現像も出来ましたが現像液等が高価だったのでもっぱら白黒写真を撮りまくりました。フィルムも売っているパトローネと呼ばれる丸い筒に入った物ですと割高になるので、100フィートフィルムとよばれる約30メートルの長いフィルムを専用の巻き付け機械におさめて必要な分を巻き込んで使っていました。フィルムにある四角い穴は、カメラに1カット分のフィルムを送る為の穴で、長いフィルムをパトローネに巻き込んだ後にハサミでカットして使っていたので、カットした部分が悪く、カメラに入れた時にフィルムをうまく巻き込めなくなる事がありました。今思えば懐かしい失敗です。フィルムの現像だけではなく、印画紙への焼き付けもしていました。ラッキーという会社の引き伸ばし機を使っていて、もっぱら印画紙のサイズはカビネ版という普通写真の2倍くらいある大きさの物を多用していました。当時の現像道具等はまだ実家にありますので、また始めてみたいと思います。今でも、白黒フィルムや現像液(ミクロファインというフジフィルムの現像液が好きでした。)なんか販売されているのでしょうか?

 

フィルムの焼印
フィルムの焼印画像

上の写真は、フィルムがデザインされた焼印を木に押した時の画像です。焼印自体は幅30ミリ程の大きさですので、かなり難易度の高い焼印製作となりました。特にフィルムの内側の文字の細い縦線0.2ミリ位しかなく、一緒に写っている定規の線と同じくらいの太さです。実は、焼印を作る時、シャープな四角い穴を綺麗に焼き付けるのは難しい事です。切削する時の刃物が回転して削る為に厳密には角は四角くならずに丸くなる為です。最も丸の直径は非常に小さいので、見た目には四角く見えますが、よくよく見ると、角が丸い四角になっています。上の写真でもフィルムの四角い穴をよく見てもらえれば角が若干丸くなっている四角である事がわかります。