カスタネットの焼印

英字でcastanetと書かれた小さな焼印を製作しました。castanetとは、誰もが一度は演奏したことのあるカスタネットという楽器の事です。私も、小学校の頃に何度か音楽の授業で演奏したことがあります。2枚の木の板をゴムで抑えた構造で、木の板には、ビョウの頭のような金属の出っ張りがあり、2枚の木の板を両手で叩くとその出っ張り部分が当たって出た音が木の本体に共鳴して大きくなるように工夫された楽器です。小学校で使った楽器といえばこのカスタネットとリコーダーだけだったのでよく覚えています。カスタネットという名前の由来は、スペイン語で栗を表すカスターニャからきているそうです。この栗の意味する所は、栗の木で作られていた事と栗の形をしていたからという2つの説がありどちらが本当かはわかりません。そういえばスペインで有名なフラメンコでもカスタネットは出てきますね。カスタネットを調べていたら、昔懐かしい赤と青のカスタネットやハマグリのような形やホタテ貝のような形の物、漫画のアンパンマンを象ったものまでありました。材質も只、ウッドとしか書かれていない物から、カリン材、ローズウッド、黒檀と材料の名前が書かれた数万円もする高級品まで数多くありました。カスタネットの材質も堅い木の方が高くて良い音が出るそうです。変わった形のカスタネットとして木の柄が付いたものもありました。その柄付きのカスタネットの柄の部分には、製造会社の焼印が押されているものもありビックリしました。

カスタネット焼印
カスタネット焼印の画像

上の写真は、castanetとかかれた焼印を紙に試し押しした時の画像です。この焼印の大きさは、幅20ミリ×高さ2.8ミリという小さなもので、焼印スタンドを使った押す為に150W用の13ミリの太い棒を取り付けました。