鍵の焼印

2本の鍵が交差しているデザインの焼印を作りました。中世風のクラッシックな感じのする鍵のデザインで、ロココ調の家具なんかに似合いそうです。鍵と言えば、現代風には電子ロックの類になるのでしょうね。パソコンのOSを起動するためのパスワードや指紋認証、スマホの顔認証なんかも鍵の部類に入ります。そういえば、自動車のキーも昔と違い電子系のロックになっていますね。私が今乗っている車は昔ながらの金属のキーで、鍵穴に差し込んで回してエンジンをかけますが、奥さんの方の車は全然違い、電子系のロックで、鍵を持っていれば、自動車のドアの取っ手部分に触れば開錠できますし、エンジンのスタートもスターターボタンを押すだけで始動できます。大変便利になっていますが、電波を飛ばして作動するので、専用の器具があれば、知らないうちにコピーされる危険性もあるそうです。私が買っているラジオライフやトランジスター技術という本の広告欄に、怪しげな道具がのっており、コピーするためのツールが出ていた事もありました。最も、このような広告があるので買っている部分もありますが?
実は鍵をなくして困ってしまった事もあります。冬場に除雪機を使っているのですが除雪機が盗まれないように、普段は、ステンレス製のチェーンと南京錠で鉄柱につないでいるのですが、南京錠の鍵をなくしてしまった事があります。どこかに合い鍵をしまった記憶はあるのですが思い出す事が出来ず困っていました。仕事で棒材を切る時に使っているクリッパーと呼ばれる工具を持っていますので、チェーンも南京錠もすぐに切断することはできるのですがもったいなく思い、前にネット動画で見た事がある南京錠の開錠を試してみました。鍵屋さんであれば開錠のピッキングツールという専門工具を持っているのですが、私の場合、小さなマイナスドライバーの先端を直角にまげて、鍵のシリンダー部分を押さえて回す工具を作り、手元にあったピアノ線を使いシリンダー錠のピンを押し下げしていたら鍵が開きました。案外簡単に開きましたのでビックリしました。
(その後、なくした鍵が出てきたので、切断しないで本当によかったと思いました。)鍵を作る技術と鍵を開ける技術は絶えずおっかけっこしているようで、仮想通貨の為に現在使われている暗号キーもコンピュータが技術が向上して量子コンピュータが導入されると破られるようになるそうです。

鍵の焼印
鍵の焼印画像

上の写真は鍵の焼印を木に押した時の画像です。この焼印の大きさは、30ミリ角に収まる大きさで、仕様は直火式で作りました。少し、加熱しすぎたようで変色している部分がありますが、直火式焼印の温度調整は難しく、炙りすぎると黒くなってしまいます。