流れ文字焼印

水が流れるような形と言ったらよいか、蛇が動く姿と言った方が正しいかという面白い形の焼印を作りました。一見、二匹の蛇の焼印のような感じもします。上の方には、mの文字のように体をくねながら進む蛇がいてその下に「の」文字のような恰好の蛇がいると言うのが正解?かもしれません。漫画好きの人にはナルトという漫画に出てくる模様にも見えますかね。残念ながらご注文頂きました方に聞けませんでしたので、本当の意味は不明です。日本では昔から文字を書くのに筆が使われたせいでしょうか、流れるような感じの筆文字の書体がパソコン用のフォントでもありますね。筆文字の焼印を注文頂けるお客様も多いのですが、パソコン用のフォントを使うと、文字と文字のつなぎ目が上手く表現できない場合が多く、私の知人に書をたしなむ方がいるので、筆文字で書いてもらったものを、パソコン上でトレースして焼印を作った事もあります。蛇の話が出た所で、私が小さい頃に海水浴でよく行っていた豊井という海岸話をします。先日、いつもとコースを変えて散歩ついでに言ってみましたら、舗装された道路の両側の草むらに杭がうたれ、規制線のような紐が張っていて、マムシがでるので入らないでください。と書かれていてびっくりしました。北海道ではマムシは珍しく、クマに注意の看板はあちらこちらで結構見かけますが、マムシに注意の看板は殆どみません。数年前に来た時にはそんな看板が出ていなかったので何故かと疑問に思いました。原因について考えてみると、看板があった道路は数年前までは車が普通に通る道路でしたが、その近くに新しいトンネルが出来てから、車が通らなくなったせいではないかと思いました。この数年、海岸線のトンネル工事が相次いで行われおり、新しいトンネルや道路が増えています。北海道の道路予算が増えているわけではないのに、なぜ新しいトンネルが増えているのか疑問に思っていましたら、新聞の地元版の記事で、泊原発の避難経路の拡充をはかる一環として、古いトンネルや道路の整備が行われているようです。確かに小樽市は泊原発から40キロ弱圏内にあり、風向きから原発事故があった場合には小樽は全滅するとも言われいますのでその事で工事が行われいるようです。今は原発が停止して再稼働の目途が立っていないようですが、水面下では再稼働の準備が進んでいるのを実感しました。

 

流れ文字焼印
流れ文字焼印の画像

上の写真は、流れ文字焼印を木の板に試し押しした時の画像です。焼印の大きさは高さ30ミリで幅12ミリ、100W電気ごて仕様で製作しました。