北海へそ祭りの焼印

北海道富良野町で行われる北海へそ祭りの焼印を製作しました。へそ祭りの始まりは、昭和44年7月に制定された富良野市民憲章の中の「私たちは、北海道の中心標に立つ富良野市民です。」という一文から、北海道の中心だから体に例えるとへそであり、このへそを地域の振興や商業の発展に役に立てることができないかと考えた末に、北海へそ祭りのアイデアが浮かんだそうです。開祭日は7月28日、29日の両日です。へそ祭りは、今ではへそスポットとなっている富良野市内にある、愛情、誕生、健康、成長、繁栄、幸福、安楽を祈願し、人間とはどのようなものかと問いかける北真神社(へそ神社)の例大祭です。へそ神輿を担ぐ行事もありますが、なんといっても一番に人気は、へそを中心にしてお腹に色々な絵を書いてその腹をだして踊るへそ踊りです。そのへそ踊りにも2種類の踊り方があり、1つは、皆が知っている正調図腹踊りというお腹に絵を書いて踊る方法、もう一つが浴衣踊りというお腹を出さない踊りです。
へそ踊りのお腹に書く絵を図腹といい、基本的には、お腹に白いドーランを塗り、その上から白いパウダーをかけ、へその部分に口が来るように、思い思いの図柄を書いてから、お腹を出したまま半被を着て、襟元に団扇をさすのが本来の姿だそうです。又、へそにちなんで、臍帯血バンクにも協賛して募金活動もしています。

へそ祭り焼印
北海へそ祭りの焼印

上の写真は、北海へそ祭りの参加証の焼印です。高さ50ミリ、幅10ミリの150W電気ゴテ仕様で製作しました。

曳山の焼印

秋田県仙北郡角館町川原町の焼印を製作しました。角館のお祭りに使うと思います。角館のお祭りは、神明社と成就院薬師堂の2社のお祭りで、9月7日に神明社の宵宮、次の日の8日に神明社の本祭りと成就院薬師堂の宵宮になり、9日に成就院薬師堂の本祭りが行われ、毎年9月7日から9日まで行われます。このお祭りは、「角館祭りのやま行事」として重要無形民俗文化財にも指定されておりますし、別の呼び名で飾山囃子とも言われています。このお祭りにはやまとよばれる山車があり、置山と曳山の2種類の山車が出てきます。置山は2つの社の近くの十字路に置かれ、曳山ぶつけというお互いに山車をぶつけ合う豪快な光景が見られます。

上の左の写真は、町名マークが入った川原町の焼印画像で川原町若者と入れてあります。右の写真は、新しく作った祭り用の曳山に押すための焼印です。
曳山はそれぞれ町中を練り歩き、曳山と曳山が出会った場合、黄色い襷をかけた交渉員とよばれる人が、曳山を代表して、道を通る優先権を話し合い、お互いに話し合いで決着がつかなかった場合には、曳山ぶつけという曳山をぶつけ合って通行権を奪い合うことになります。曳山ぶつけは、通行権だけではなく、お互いの曳山が道路で触れ合った場合にも、優越をつけるためにぶつかり合いになるそうです。過去に曳山ぶつけで死傷者が出たこともある勇壮な祭りです。曳山は18基あり、川原町若者もその中の1基です。

 

 

父の日の焼印

父の日に大工のお父さんにプレゼントするための焼印を東京都にお住まいの堀江様よりご注文頂きました。父の日は、日本では6月の第三日曜日ですが、世界中にあることは知りませんでした。台湾では、父の日を父親節といい8月8日になりますし、ロシアでは、2月23日が、祖国防衛の日をされていて、祖国を守った軍人や退役軍人と父親や夫、男性に感謝する日となっており、実質的な父の日にあたります。ブラジルでは、8月の第二日曜日、正確な日時は決まっていませんが、ドイツにも、男の日、紳士の日とよばれる事実上の父の日があって、国の休日にあたる復活祭の39日後の木曜日で、昇天日とも呼ばれています。
日本では、母の日程、有名ではなく、母の日にプレゼントをする男性が多い割には、父の日にプレゼントをする女性は少ないようです。又、贈る物も、母の日には、ピンクや赤のカーネーションが定番で一番送る人が多いようですが、父の日には、定番になるような贈り物はなく、無難にネクタイやハンカチ、靴下を贈る事が多いようです。近頃では、デパートや各種メーカーも父の日の戦略を立ててていて、父の日特製のプレゼントキャンペーンをしたり、テレビCMで盛んに売り込み戦略をうっています。

父の日の焼印
父の日のプレゼント用の焼印

上の写真は、父の日のプレゼント用に、堀江様よりご注文頂きました焼印の試し押し画像です。大きさは25×25ミリで、直火式仕様です。中央の孝臣は、プレゼントするお父さんのお名前だと思います。その下の細い英字のUSUIは、苗字だと思います。お父さんが大工さんとの事でしたので、カンナやノコギリの柄の木の部分に焼印を押して使うのだと思います。

 

コースターの焼印

大阪の㈲プライベートコミュニテー様のコースターの押すための焼印を製作しました。プライベートコミュニテー様は、オリジナルキャラクターやキャラクター商品の開発、企画、製造、販売や食品パッケージのデザインやホームページの作成、雑貨店運営等をしている会社です。自社のオリジナルキャラクター商品も販売しており、元気でいたずらっ子の黒ネコの子供のキャラクターのロロや小熊のキャラクターミーシカ、パリに住む子豚の男の子リュカ、カラフルな覆面をかぶったり、七三に分けたりしたおやじレスラー等のキャラクター商品も販売しております。

コースターの焼印
コースターの押すための焼印

上の写真は、コースターに押すために円形の枠の中を空白のデザインにした焼印です。円周部分に文字を入れているので、正円にはなっていませんが、幅84ミリ高さ86ミリの大型の焼印です。円周部分にグラスを置いた時にART&Craftsの文字が前面に来るようにして使いますが、グラスの底より、一回り大きくないと文字が見えないために大きな焼印になりました。印面が大きので300W電気ゴテを使う仕様で製作しました。文字の&の部分だけ細く薄い印影になっていますが、電気ゴテ式の場合、電気ゴテの中心部分から放射上に熱が伝わりますので、端の方には熱が伝わりにくく、&の部分文字の線を細くしただけではうまくでないので、印面の裏側には、中心部から熱を誘導する為に補助の湯道をつけています。

 

日本財団の焼印

日本財団様よりの依頼で焼印を製作しました。私のような昭和中期生まれの人間はわかると思いますが、笹川良一さんといえば、日本のドン的な存在で、昭和の頃は良くテレビの競艇関係のCMでお姿を拝見しておりました。一日一善のCMや戸締り用心、火の用心のCMなど、今でも覚えています。又、全日本空手道連盟の会長や少林寺拳法世界総裁等を務めていました。戦後に、A級戦犯として巣鴨プリズンに入っていたことは有名で、その後不起訴になり、社団法人全国モーターボート競走会連合会を設立、モーターボートの収益金で造船産業の振興に貢献して、それから、公共的な福祉事業に助成する財団法人日本船舶振興会を創設し、その財団法人日本船舶振興会が現在の公益財団法人日本財団になりました。

日本財団の焼印
日本財団の文字の焼印

上の写真は、日本財団の焼印の画像です。幅41ミリで直火式焼印で納めました。私の住んでいる小樽市でも日本財団と書かれた福祉車両をよく見ます。現在の日本財団の会長は、笹川良一さんの三男の笹川陽平さんです。日本財団は、近年複雑化する社会問題が行政任せでは解決できない部分があり、そのことに一人ひとりが気づき、お互いに力を合わせて支えていこうというボランティア精神を応援し、世界的規模で難病撲滅や貧困対策、環境保全や教育等にあたるボランティア団体を支援、援助しています。
ソーシャルイノベーションをかかげ、より良い社会を築く為に、国や個人、企業、NPO等の枠を超えて、色々なアイデアをだしたり、行動をおこし、みんながみんなを支える社会を作ろうとしています。
地震や天災が起こると、復旧の為に日本財団が寄付をするニュースや記事をみますが、実際に活動している支援事業の数は膨大で、その一部分しか私たちの目に触れることがないので、興味のある方は一度、日本財団のホームページを見ることをお勧めいたします。又、寄付の受付もしています。誰かの役に立ちたいとか、ボランティアをしたいと思っている人も一度見た方が良いと思います。
各種の助成金も出しておりますので、みんなの役に立つアイデアや仕組み等を考えている人は申請してみるのも良いと思います。

 

木工房ZENの焼印

福岡市で木工房ZENを営んでいる林さんから焼印の製作依頼をもらいました。林さんは、私の知人で、北海道の倶知安寒別町で陶芸のFAF工房を営んでいる林さん(名前も同じです。)に感じが似ていて名前も同じなので、お会いしたことはないにも関わらず近親感を覚えました。木工房ZENの林さんは、家具や生活につかう小物類を木で作っている方です。林さんの作品の木製のポストは、シンプルで使いやすようなデザインをしており、その上に強度まで考えて作られています。又、木材を組んでパズルを作ったりもしており、独自の発想と、丁寧な仕事で素晴らしい木製品を作っている方です。主に家具作りをメインとしており、家具を作るときには、お客さんと対話しながら、どのようにするか一緒に考えつつ作業をするそうです。それは、既製品とは違い、使う人とその家具を置く家にピッタリな作品を作り、何十年も使い続けてもらえるような家具作りをするためで、そのモットウは、見えないところにこだわり、木の本質と語り合い、木の癖を考えて歪まないように組んで製作することです。

zenの焼印
木工房zenの焼印

上の写真は、木工房ZENの林さんの焼印の試し押し画像です。印面の大きさは、30ミリ角に収まる大きさで、100W電気ゴテ仕様で製作しました。三日月のようなデザインの上側に流れるような書体でWood Craftと書かれており、三日月の真ん中に工房名のZENの文字と文字を挟むようにハート?のマークが描かれています。30ミリの大きさで製作するには、上の文字部分、細すぎましたので、部分的に線の幅を太くして製作しました。又、細い部分を鋳造で綺麗に出すために台座部分を厚めにして鋳造しましたので、ひとつ上の150Wの電気ゴテにして温度コントローラを使用した方が使いやすかったかも知れません。

 

榎本林業の焼印

和歌山県にあります植林から施工まで自社一貫で行っている榎本林業様の焼印を作りました。元々は林業を営んでいる会社でしたが、豊富な木の知識を活かして木材の最終商品としての家の施工、ログハウスや家具、木工品等と幅広く営業致しております。自社の森林をもっており、そこから切り出される木材を利用して自社工場で加工を行い、通常ならば、市場や加工業者という流通業者を通って納品される木材をすべて自社内で行えるために途中の中間マージンをかけずに、良い木材をリーズナブルにご提供でき、自社で最終施工まで、行うことで品質の高いお客様に満足して頂ける家屋や木工品を提供できるそうです。又、大切な資源の木材のロスも最低限に抑える事でエコにも貢献しております。

榎本林業焼印
榎本林業様の焼印

上の写真は榎本林業様の焼印の試し押し画像です。試し押しはシナベニアに押しました。焼印の大きさは、30ミリ×30ミリで、150W電気ゴテ仕様で作りました。

榎本林業様の各種事業

榎本林業様では、板専市場という、自社の森林で伐採して板材にした木材をネットでも販売しております。木の種類や長さ、幅、厚さ等により条件検索もできますので、テーブルや家具を自作で作りたい方は、一度ご覧いただければ良いと思います。木工開発部と言う部署では、森林、木工体験をいう体験を行っており、自社の森林の林道を実際に歩いて、皆で力を合わせて木を伐採して、山道までだして、搬出しやすい長さに切断して、工場まで運びます。その後、木材加工の工程を実際に見学してもらう体験が森林体験で、木工体験は、担当者が指導しながら、自分の手で、木工品を完成させていきます。
榎本林業様がご提供する木の家には、地盤保証制度といって、住宅を建設後に地盤沈下等により障害が出た場合に保証する制度や、住宅完成保証制度という、建築中に色々なトラブルで工事が中断せざるをえない場合に対する完成保証や住居後に欠陥が見つかった場合を保証する制度等を完備しておりますので、ご安心して施工を任せることができます。
その他にも、自社で扱う銘板を利用した看板作りや公園の木工遊具の製作、施工やスポーツ施設の一体型ロッカーに製作、スポーツ観覧施設のベンチや什器の製作、カーポートの製作施工、古民家の再生、介護施設の建設、住宅店舗リホーム、木製の犬小屋の製作まで幅広く行っています。

木の名前の焼印

木工品に押すための色々な木の名前の焼印を製作しました。私はあまり木材の種類には詳しくないので知らない名前もありました。身の回りには木工品が結構あるのに、木の名前について考えた事はありません。まだ、子供が小さかった時にクワガタを取りに行く前、近くのなえぼ公園にある、自然館で、クヌギという昆虫が好む木を確認する為に調べた事がありますが、その程度の知識しかありませんでした。

木の名前の解説

上の写真の左は、ウォールナットという文字の焼印です。私は、昔、射撃をしていたので聞き覚えのある木の名前で、持っていたライフル銃の銃床がウォールナットでした。クルミ材の事だと思っていたら、少し違うようで、クルミ材は、オニグルミという木ですが、ウォールナットはクルミ科のブラックオールナットという木だそうです。左から2番目は、ハードメープルという木材で、メープルというと楓の仲間だと想像でき、日本語で砂糖楓という名前の木で北米産で、硬く、重い木で、緻密で綺麗な木目をもち、光沢もありますが、加工しにくい木材で、特に収縮が大きいので、十分に乾燥させる必要のある木材です。
右から2番目は、シルバーハートという木の名前の焼印で、あまり聞かない名前で、アフリカ産のアカテツ科の木で木肌が粗く、石灰を含むために刃物を傷める可能性がある木で耐久性も低いそうです。一番右のチェリーは、さくらんぼの木ではなく、北米産のブラックチェリーの木の事を言うそうです。

上の写真は、8ミリ程の小さな焼印の印影で、ナラは、ブナ科の広葉樹で、オーク材とも言われています。シナは、北海道が産地にシナノキ科の木で、加工性が良いが割れやすく、ベニア板の材料等に使われる木材です。ブナは、ブナ科の広葉樹で、日本には、多く分布しており、重く腐りやすく、狂いがおき易い木材で
薪等に使われることが多く、家具等にはあまり向かない木材です。カバは、樺と漢字で書いたほうがわかりやすと思います。硬い木で、加工性も良く狂いの少ない木材です。タモは、モクセイ科トネリコ属の広葉樹で北海道に多く分布しています。肌目が粗く、加工しやすい木材です。

最後に

木の種類は多く、知らない木材が沢山あります。特に外国から輸入される木材の方が多いので尚更だと思います。昔は良く、女の子が生まれたら、桐の木を植えて、お嫁に行く時に、タンス等の花嫁道具にするという話を聞きましたが今では死語になっているようですね。実は、焼印を押す場合に、木の種類により違いが出てくることがよくあります。軽くて焦げやすい木は低めの温度、固くて焦げにくい木は高めの温度で押しますが、木の名前がわからないと困る場合がありますので、できれば色々な木の名前を覚えたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

縄のれんの焼印

縄を垂らして視界を適度に塞いで、店と外との空間を隔離する縄のれんですが、色々な縄(ジュート麻、マニラ麻、化繊、絹縄等)を使い、垂らす縄と横の縄をかける棒の部分の上に、さらに1本棒を置いて、この2本の棒の間を亀甲に編んだり菱形、星型等色々な模様で編むことによりバリーエーションが沢山でき、又、縄に色をつけたり、文字を書いたりと色々なオプションがありますので、自分だけのデザインの縄のれんをつくる事もできます。

左の写真は、横向きに縄のれんと書かれた焼印です。文字は勘亭流で全田的に太めの書体です。大きさは40ミリで100W電気ゴテ仕様での製作です。右の写真は同じ焼印の縦書きのバージョンです。

のれんの役割

お店の入口にかけて、お店が営業中であることを示したり、店との空間をまじきるのれんの歴史は古く、商家でののれんは、今で言う営業権を表す商標のような役割もしてきました。江戸時代には、のれんわけと言いまして、今まで、店のために尽くしてきた使用人に、お店が独立して営業すること認める証として、同じのれんの使用を認めて来た経緯から、今でも、フランチャイズで開店する場合や勤め先から独立する場合に、のれん代という形で営業権を買う事があります。多くの場合、のれん代は、形のない無形固定資産として貸借対照表に計上されることになります。

俗語としての縄のれん

多くの居酒屋や一杯飲み屋と称される小さな飲み屋さんでは、店先によく縄のれんを吊るすことから、縄のれんと言うと、居酒屋さんや飲み屋さんを表す俗語としても使われています。縄のれんと聞くと、仕事帰りのサラリーマンのお父さんが、ちょっと飲んで帰るような雰囲気の伝わる言葉です。私の小さい頃には、近くにも、立ち飲みでワンカップを飲ませるような飲み屋さんがありましたが、いつの頃からかなくなり、スナックのようなこじゃれた飲み屋さんが増えたのも寂しい感じがしますが、時代の流れなのでしょうね。

 

森林ボランティアの焼印

森林ボランティア協会の焼印を製作しました。一般的に森林は、そのまま放置しておいても大丈夫だと思われがちですが、定期的に人の手を入れて整備しなければならない事が沢山あります。近年、野生の熊が人の住んでいる所に出てきてニュースになる事がありますが、この問題も実の所、森林の整備の衰退と関係しています。手付かずの原生林に近いような山と人の住んでいる町との間には、人が整備している里山があり、この里山が野生の動物と人間の間の垣根になってきましたが、近年、農村の高齢化や林業の衰退等により里山の森や林の整備がうまくいかなくなり、野生動物と人間の住処の垣根がなくなり、人里に熊などの野生動物が現れる事が増えました。人と野生動物が共存していくためには、人が手をいれないとならない部分があり、その為の人材育成も急務になっています。

森林ボランティアの焼印
円形の森林ボランティアの焼印

上の写真は森林ボランティアの焼印の画像です。丸い焼印の上部に周り文字でForest Conservation Volunteer と書かれているのは、日本語で森林ボランティアの事です。この焼印は50ミリの大きさの150W電気ゴテ仕様で製作しました。

国の森林ボランティアの支援

農林水産省の下部機関の林野庁の中に森林ボランティア支援室があり、森林つくりに参加したい個人や企業を応援したり、必要な情報を提供している場所があります。NPOや企業の森林の整備活動等を募集して、予算を配布したり各事業の内容や結果を報告しています。又、国の取り組みではありませんが、民間でも、森林保全の為の緑の募金や緑と水の森林ファンド等の募金活動により森林ボランティアを応援しています。森林ボランティアの情報誌も林野庁から出ていますので興味のある方はそちらをご覧下さい。

北海道の森林ボランティア

全国各地に森林ボランティアの組織があり、私の住んでいる北海道にもあります。北海道森林ボランティア協会は、地元での森林ボランティアの募集を行ったり、森ラボ通信という情報誌をだして森林ボランティアに興味のある人に情報を提供しています。又、財源確保の為に木の里親募金も募っています。
北海道は、大きな川が少ないせいか平地があまりなく、手付かずの森林も多くありますし、地域によっては、林業も盛んな場所も多々ありますので、森林に対する道民の意識も高く、ボランティア活動に参加する個人も多いようです。近頃、札幌市内でも、ヒグマの目撃があり、ニュース番組で取り上げられた際にも、森林の保全の問題が出ていました。地球規模の異常気象で野生動物の食べ物が不足している事も原因ですが、私たち自身にも出来ることがあると思いますので、人間も共存のために努力しないといけない時代になったのだと感じました。