木工房ZENの焼印

福岡市で木工房ZENを営んでいる林さんから焼印の製作依頼をもらいました。林さんは、私の知人で、北海道の倶知安寒別町で陶芸のFAF工房を営んでいる林さん(名前も同じです。)に感じが似ていて名前も同じなので、お会いしたことはないにも関わらず近親感を覚えました。木工房ZENの林さんは、家具や生活につかう小物類を木で作っている方です。林さんの作品の木製のポストは、シンプルで使いやすようなデザインをしており、その上に強度まで考えて作られています。又、木材を組んでパズルを作ったりもしており、独自の発想と、丁寧な仕事で素晴らしい木製品を作っている方です。主に家具作りをメインとしており、家具を作るときには、お客さんと対話しながら、どのようにするか一緒に考えつつ作業をするそうです。それは、既製品とは違い、使う人とその家具を置く家にピッタリな作品を作り、何十年も使い続けてもらえるような家具作りをするためで、そのモットウは、見えないところにこだわり、木の本質と語り合い、木の癖を考えて歪まないように組んで製作することです。

zenの焼印
木工房zenの焼印

上の写真は、木工房ZENの林さんの焼印の試し押し画像です。印面の大きさは、30ミリ角に収まる大きさで、100W電気ゴテ仕様で製作しました。三日月のようなデザインの上側に流れるような書体でWood Craftと書かれており、三日月の真ん中に工房名のZENの文字と文字を挟むようにハート?のマークが描かれています。30ミリの大きさで製作するには、上の文字部分、細すぎましたので、部分的に線の幅を太くして製作しました。又、細い部分を鋳造で綺麗に出すために台座部分を厚めにして鋳造しましたので、ひとつ上の150Wの電気ゴテにして温度コントローラを使用した方が使いやすかったかも知れません。

 

榎本林業の焼印

和歌山県にあります植林から施工まで自社一貫で行っている榎本林業様の焼印を作りました。元々は林業を営んでいる会社でしたが、豊富な木の知識を活かして木材の最終商品としての家の施工、ログハウスや家具、木工品等と幅広く営業致しております。自社の森林をもっており、そこから切り出される木材を利用して自社工場で加工を行い、通常ならば、市場や加工業者という流通業者を通って納品される木材をすべて自社内で行えるために途中の中間マージンをかけずに、良い木材をリーズナブルにご提供でき、自社で最終施工まで、行うことで品質の高いお客様に満足して頂ける家屋や木工品を提供できるそうです。又、大切な資源の木材のロスも最低限に抑える事でエコにも貢献しております。

榎本林業焼印
榎本林業様の焼印

上の写真は榎本林業様の焼印の試し押し画像です。試し押しはシナベニアに押しました。焼印の大きさは、30ミリ×30ミリで、150W電気ゴテ仕様で作りました。

榎本林業様の各種事業

榎本林業様では、板専市場という、自社の森林で伐採して板材にした木材をネットでも販売しております。木の種類や長さ、幅、厚さ等により条件検索もできますので、テーブルや家具を自作で作りたい方は、一度ご覧いただければ良いと思います。木工開発部と言う部署では、森林、木工体験をいう体験を行っており、自社の森林の林道を実際に歩いて、皆で力を合わせて木を伐採して、山道までだして、搬出しやすい長さに切断して、工場まで運びます。その後、木材加工の工程を実際に見学してもらう体験が森林体験で、木工体験は、担当者が指導しながら、自分の手で、木工品を完成させていきます。
榎本林業様がご提供する木の家には、地盤保証制度といって、住宅を建設後に地盤沈下等により障害が出た場合に保証する制度や、住宅完成保証制度という、建築中に色々なトラブルで工事が中断せざるをえない場合に対する完成保証や住居後に欠陥が見つかった場合を保証する制度等を完備しておりますので、ご安心して施工を任せることができます。
その他にも、自社で扱う銘板を利用した看板作りや公園の木工遊具の製作、施工やスポーツ施設の一体型ロッカーに製作、スポーツ観覧施設のベンチや什器の製作、カーポートの製作施工、古民家の再生、介護施設の建設、住宅店舗リホーム、木製の犬小屋の製作まで幅広く行っています。