曳山の焼印

秋田県仙北郡角館町川原町の焼印を製作しました。角館のお祭りに使うと思います。角館のお祭りは、神明社と成就院薬師堂の2社のお祭りで、9月7日に神明社の宵宮、次の日の8日に神明社の本祭りと成就院薬師堂の宵宮になり、9日に成就院薬師堂の本祭りが行われ、毎年9月7日から9日まで行われます。このお祭りは、「角館祭りのやま行事」として重要無形民俗文化財にも指定されておりますし、別の呼び名で飾山囃子とも言われています。このお祭りにはやまとよばれる山車があり、置山と曳山の2種類の山車が出てきます。置山は2つの社の近くの十字路に置かれ、曳山ぶつけというお互いに山車をぶつけ合う豪快な光景が見られます。

上の左の写真は、町名マークが入った川原町の焼印画像で川原町若者と入れてあります。右の写真は、新しく作った祭り用の曳山に押すための焼印です。
曳山はそれぞれ町中を練り歩き、曳山と曳山が出会った場合、黄色い襷をかけた交渉員とよばれる人が、曳山を代表して、道を通る優先権を話し合い、お互いに話し合いで決着がつかなかった場合には、曳山ぶつけという曳山をぶつけ合って通行権を奪い合うことになります。曳山ぶつけは、通行権だけではなく、お互いの曳山が道路で触れ合った場合にも、優越をつけるためにぶつかり合いになるそうです。過去に曳山ぶつけで死傷者が出たこともある勇壮な祭りです。曳山は18基あり、川原町若者もその中の1基です。

 

 

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