道場の焼印

徳島県にあります剣道場の清風館道場の焼印を作りました。清風館道場の館長は久保さんという方で、スポーツ少年団指導員資格教士7段(日本体育協会が認定する、地域における団として活動する中心的指導者としての活動、運営にあたる認定資格)、全日本剣道連盟公認社会体育上級指導員(受講資格が年齢40歳以上で、剣道錬士6段以上で全剣連社会体育指導員剣道中級認定後4年以上を経過した者)、の資格を持ち、優しく、丁寧に、正しく、楽しく、仲良く稽古できる環境で、モットウは、よく見る、よく聞く、よくやるの指導精神であたる事で、合言葉としているものは、一期一会だそうです。

左の写真は、道場名の焼印です。流れるような筆文字風の書体です。
右の写真は、もう一本製作しました、一生一打の焼印です。一生一打は、剣道や野球をする人たちがよく使う言葉で、有名なところでは、打撃の神様と言われた元巨人軍の川上哲治さんが、張本勲さんに贈った言葉で張本さんの座右の名にもなっています。一生一打の意味としては、一生懸命に努力して、鍛錬し、一打にその全てを込めて打つという意味だと思います。ちなみに、私にも座右の名があります。それは、「艱難汝を玉とす」という言葉です。意味は、大変な事を乗り越えてこそ、成長するというような意味です。

北海道章の焼印

北海道章の入った焼印の製作を依頼されました。私は、北海道に住んでいますので度々見ることがあるマークですが、道外の方には馴染みのないマークだと思います。

北海道章焼印
北海道のマークの入った焼印

上の写真は、北海道章(上の星のような部分)が入った焼印の画像です。
北海道章が現代のようなデザインになる前は、別のデザインでした。
最初のデザインは、北海道開拓使旗と呼ばれる普通の5つの星をデザインにした物でしたが(下の写真左を参照下さい。)、それを黒田清隆が7つ星のデザインに変更して(下の写真中央)、その後、現在のデザイン(下の写真右)にかわりました。

現在の北海道旗に描かれている北海道章は、冬場の厳しい風雪や低温状態を耐えしのび開拓に力を入れてきた先人の開拓者精神と優々しく伸びていく北海道を象徴して作られたデザインです。最上部の焼印のデザインは北海道庁の使用するデザインです。ちなみに北海道の鳥は丹頂鶴(根室地方や釧路湿原に主に生息してり全長140cm、体重10kgと日本でもっと大きな鳥です。)、北海道の木は、エゾ松で、太さが1メートル、高さが40メートルにもなる北海道在来の針葉樹です。黒エゾ松と赤エゾ松があり、赤エゾ松は建材や家具にも利用され、赤エゾ松の質の良さから、ピアノの共鳴板としても使われています。
近年は、北海道の自然に憧れて海外からの旅行者や移住者も多くなり、ニセコ地区のように、外国人が多く住む地区もあり、あらためて、北海道の自然が世界中に知れわたっています。

 

 

大蛇神輿の焼印

東京都世田谷区奥沢の奥澤神社の大蛇神輿に関する焼印を製作致しました。このお祭りの祭神は、誉田別命宇賀魂命という神様で、読みは「はんだわけのみことうがたまのみこと」といいます。世田谷城主、吉良氏の家臣、大平氏が、世田谷城を築きにあたり、守護神として勧請したと伝えられます。例祭の9月14日、15日に、江戸中期より伝えられている厄除け大蛇の特殊祭事が行わる。奥澤神社の社殿は、昭和45年に完成し、尾州檜材を用いて、室町期の様式で作られたもので、都内でも、ここにしかない様式の社殿です。奥澤神社の大蛇神輿は、江戸中期に、奥沢の地に疫病が流行して病に倒れる者が多かったとき、ある夜、村の家主の枕元に、八幡大神が現れて、藁で作った大蛇を村人に担がせて村内を巡航させるとよいというお告げがあったと言う、早速、新しい藁で大蛇を作り村内を巡航させたところ、たちまち疫病が治ったという伝えがあり、大蛇祭りの始まりになったということです。

写真、左は40ミリの白抜き文字の大蛇神輿と書かれた焼印です。四角い黒塗りの背景に白文字が映えます。右は大蛇の姿をした女神様の焼印です。

 

浄瑠璃の焼印

能勢浄瑠璃の焼印製作依頼を受けましたが、浄瑠璃とは、どの様なものか、全くわかりませんでしたので、少し調べてみました。又、能勢浄瑠璃の能勢という町についてもどこにある町なのかしませんでした。能勢町は大阪府豊能郡能勢町という事で、大阪にあること知りました。又、能勢町が浄瑠璃の里と呼ばれいる事もわかりました。

写真の焼印解説

上の写真左は、能勢浄瑠璃の焼印の印面の画像です。ピントが甘く、上手く撮影できませんでした。栗の様な頭をした人が三味線を弾く姿です。右の写真は、実際に木板に試し押ししたものです。能勢浄瑠璃と漢字にしますと、読みにくく、文字の画数も多いために黒く変色しやすいので、ので じょうるりと平仮名にしました。

浄瑠璃について

浄瑠璃の元々の意味は、仏教の語源だそうです。とても美しい玉の事で、薬師如来の作る世界が浄瑠璃世界で、薬師如来の申し子とされた美しいお姫様の名前が浄瑠璃姫で、奥州へと向かう源義経(牛若丸)との恋物語が室町時代に大流行して、いつしか浄瑠璃と呼ばれるようになったそうです。この頃は、琵琶の伴奏や扇拍子で語られていたものが、1500年代に考案された三味線が入って来ると、伴奏の楽器が三味線になりました。文楽と呼ばれる芸術がありますが、浄瑠璃と人形が結び付いた人形浄瑠璃を文楽ということも初めて知りました。
浄瑠璃は、三味線を使って物語を語る芸術ということですね。この語りにも、地方により違いがあるようで、語り手の言い方の違いを語り手の名前をとって、関西(上方)では、義太夫節と呼ばれる感情表現がはっきりとして、太い棹の低音のきく三味線を太い撥で演奏する形式で、関東(江戸)では、清元節(きよもとぶし)という、細めの中棹三味線を使い、高音で音をのばして細かく変化させた派手な演奏と甲高い裏声の語りが特徴のものと、新内節(しんないぶし)と呼ばれる歌舞伎や遊郭に関係して、中棹の三味線を琴の義爪や小さな撥で演奏する形式があったそうです。北海道のような地方都市に住んでいると浄瑠璃を見る機会は殆どありませんが、一度は実際に見てみたいと思います。

おでん焼印

コマーシャル広告でつかう画像を撮る為におでんに押す焼印を作りました。普通コマーシャルで使う画像は、コンピュータで合成されたものと思われがちですが、今回製作しました焼印は、実際におでんに押して、その画像をテレビコマーシャルで使うものです。合成された画像より、現実味があり、それだけ訴求力が出てきますので、実際に押した画像を使うそうです。撮影用に数回しか使わないので、実際には、高いものになってしまうでしょうね。もっとも、予算があってそれに見合った状況でしたので、製作にかかったと思いますので、私が心配することではないのでしょうが?

おでん焼印の画像1

写真の解説1

上の左の写真は、ヒートポンプ暖冷房を書かれた30ミリ角の焼印です。太枠に縦線を入れて文字を強調させています。ヒートポンプの意味ですが、空気中にある熱を集めて利用する方法で、加えたエネルギーよりも、多くの熱エネルギーを集めることが出来る省エネ技術です。真ん中の写真は、手書きのような楕円形の枠に電気ボイラーを文字をいれた焼印です。電気ボイラーは、電気代が安い深夜電力を利用して熱水を作り利用できるようにした節電方法です。右端の写真は電気床暖房の焼印です。北海道では、冬が厳しいので、足元から温める床暖房はありがたいものです。只、電気での床暖房の場合、電気代が高くなるので、この場合も深夜電力の割安な電気を使います。

おでん焼印の画像2

写真の解説2

左の写真は、暖冷房エアコンの焼印で菱形の二重枠にしてあります。二重枠は見た目には良いのですが、綺麗に押すのが難しくなりますので、注意が必要になります。中央の写真は、四角の角を落とした枠に蓄熱暖房器の文字が入ったものです。右の写真は、太めの四角い枠に電気パネルヒーターの文字を入れたものですが、枠が手書きのようになっているのでその分、印象が強くなります。
技術の進歩から、北海道のような寒冷地でも電気暖房で温める事ができるようになりました。これは、断熱材の影響が大きいと思います。

最後に

おでん用の焼印の場合、はんぺんや焼豆腐のような比較的平らで面積の広いものは焼印を押しやすのですが、卵やちくわのような、球面になっていたり、表面が凸凹しているものは、焼印を綺麗に押しにくいので、なるべく正方形や円形の押し易い形の焼印を選ぶと良いと思います。

 

森林公園の焼印

武蔵丘陵自然公園は埼玉県比企郡滑川町にあります全国で初めての国営の公園です。東武東上線の森林公園駅より徒歩で約40分(約3km)程で、駅からバスも出ています。広さは、東京ドームの65倍と広大な公園です。入場料金がかかり、大人が410円ですが、年に7回前後無料で入れる日があります。公園には4つの入口があります。中央口、北口、南口、西口の4箇所です。

左の写真は、40ミリの円形の焼印で、中央の葉はコリウスという植物の葉です。コリウスはシソ科の観葉植物で綺麗な赤い葉になります。三角形を並べた外枠は特徴的です。デザイン性の高い焼印ですが、葉の葉脈や円形の周り文字が細かく製作が難しい焼印です。右の焼印は、同じ大きさで、公園のマスコットのフクロウのペアがデザインされています。どちらも焼印も直火式仕様で製作致しました。
中央口を入ると右側に都市緑化植物園という広大なエリアになります。この中には、7つのエリアで構成された約2500平方メートルのハーブガーデンや長さ300mのボーダー花壇、キッズコーナーもある植物展示棟、20種類約500本のカエデ園や1万株が自生するやまゆりの小径、9つの彫刻が立つ彫刻広場、中央食堂等があります。
北口には、ドックランや北口サイクリングセンターがあり、自転車を借りて広大な敷地を見て回る事ができます。
南口には、ぽんぽこマウンテンと呼ばれる日本一大きなエアートランポリンや運動広場や梅林、バーベキューもできる野外炊飯広場等があります。
西口には、1周1時間程かかる冒険コースというアスレチック広場や50種類の遊具があるむさしキッズドーム、人工池や渓流広場があります。
歩いて回るには広すぎますので、各入口にあるレンタルサイクルを借りて自転車で回るのも良いかもしれません。

 

 

久が原福祉園の焼印

久が原福祉園は大田区久が原にあり18歳以上の知的障害を持つ方々が、住み慣れた地域で豊かで安定した生活を送れるように生活支援をしている生活介護施設です。

写真左は、焼印の印面部分です。右の写真は、試し押しした木板の写真で、少しピンボケ気味ですが、ご容赦下さい。3人が楽しそうに微笑んでいる姿が印象的な焼印です。久が原福祉園では、色々な活動をしており、さおり織りを使って袋物を作ったり、陶芸で、粘土をこねて湯呑を作ったり、お皿を作ったりして作業で物を作る楽しさを感じてもらい、ピアノの伴奏に合わせて、ハンドベルや太鼓の演奏を楽しんでもらったり、近くの多摩川土手を季節を楽しみながら散歩、温水プールを利用しての水泳と体を動かしたりして一人一人が楽しみをもって生活できるように支援しています。
又、はなみずきという広報誌を発行していますので、興味ある方は読んで頂ければと思います。

ピノキオの焼印

ピノキオの焼印を作りました。ピノキオと言っても木製人形の形をしたピノキオ自体ではなく、ピノキオという店名の文字のものです。最初の段階では、木製人形のピノキオをいれて作りたいとの事でしたが、大きさ的に人形の形と文字を入れるのは困難なので、文字部分を丸太で出来ているように装飾して作る事になりました。

写真の解説

上の左の写真は、出来上がった焼印の印面部分の写真です。この後、ガス抜き穴を開けて、100Wの電気ゴテに取り付けて完成させます。印面の台座部分ですが、押すときに、裏側から、位置を確認し易いように、オフセットをとりませんでした。印面は幅40ミリの大きさのものです。写真右側は、木板に試し押しした画像です。丸太を表すように所々、年輪の輪の模様を入れました。木製の人形の形をしたピノキオも入れたかったのですが、40ミリ位の中に人形の姿とピノキオの文字を入れるには、小さくしても判るように、人形の形を黒い塗りつぶしにして入れる方法しかなく、何度か、デザインを作り検討しましたが、良いものができなかったので、文字だけを入れることになりました。

色々なピノキオの絵を参考にしました。

インターネット上のある、ピノキオの絵を色々と参考にして、鼻の伸びた姿のピノキオを文字化して表すことが出来ないか?。横に寝そべったピノキオの姿を黒塗りにして、その中に文字部分を白抜きで表すことが出来ないか等試してみましたが、40ミリ位の大きさの中に収まるようなデザインの焼印で押せるものができませんでした。幅60ミリ位で高さが30ミリ位取れれば寝そべった姿のピノキオの黒塗りのデザインの中に白抜きの文字が入った焼印が作れましたが、押すものサイズによる制約で、最大40ミリの幅までしかできませんので、諦めました。焼印を作る際に、デザインとサイズから、上手く製作出来な場合が、よくあります。デザインを単純化したり、製作サイズをできる限り大きくしてトライしますが、印面自体は、製作出来ても、綺麗に押せそうもない場合には、残念ですが、お断りするようにしています。

ノルウェーハウスの焼印

北欧系の住宅には、根強い人気があるようです。確かに冬期間の厳しい自然環境の中、耐えうる家は、魅力的ですし、三角屋根のシンプルなデザインの家で、壁や屋根はカラフルな色で塗られていますので見た目にも優れていると思います。
木材を多用して建築されている部分も自然思考に沿っていて、受け入れられる原因の一つなのかもしれません。

ノルウェーハウス焼印の解説

左の写真はノルウェーハウスの印面の写真です。北欧の国らしい、雪を意識した構造の三角屋根と楕円形の部分は家の前の樹木を表しています。焼印では白と黒しか表現できませんので、本来なら、カラフルな配色にしたいのだと思います。
上部に大きな窓もついていて、北欧の短い日照時間内で沢山の太陽光を取り入れる工夫が伺えます。右の写真は、木板に試し押しした画像です。私の住んでる北海道も雪が多いので、家を雪から守るために三角屋根の家が多く見られますが、近年は、建設技術の進歩からか、無落雪の屋根が平らな家も結構見られるようになりました。無落雪の家は、雪の重さに耐えるために頑丈な作りにしますが、私の聞いたところによると、どうしても屋根の端に雪庇ができてしまい、それが落ちると危ないので、雪庇を定期的に落とさないとならないので、手間がかかるそうです。良い点もあり、三角屋根とは違い屋根部分を平にできることで使える空間が広がり、部屋を大きく出来ることが利点だそうです。北海道に住んでいると冬の雪対策が大変ですので、少しでも良い家が出来てくれればと思います。

北欧系のスエーデンハウスもありますよ。

北海道の太美という所に、スエーデンハウスの町があります。寒い冬の時期を快適にすごせる北欧系の家は、人気があるようで、ノルウエー、スエーデン等色々あるようです。太美にあるスエーデンハウスは、スエーデンヒルズとも言われ、分譲している土地に建設規制があり、スエーデン風の家しか立てることができないので、太美のスエーデンハウスを見に行くとまるで北欧に迷い込んだような気分になります。スエーデン風の三角屋根のシンプルな赤茶色の家々が並ぶ姿も圧巻ですよ。赤茶色の家が多いのには、理由があり、赤茶色の塗料は割安で耐久性もあるからだそうです。太美という場所は、札幌から車で40分弱位の所にありますので、お近くの方は一度、見に行くことをオススメ致します。

ナイフとフォークの焼印

お皿の上にナイフとフォークを置いたデザインの焼印を作りました。大きさが70ミリ程の大きなもので、輪郭を線で表しているデザインです。

写真の解説

左の写真は、焼印の出来上がった印面の写真ですデザインと関係のない台座部分をなるべく少なくする為にデザインの輪郭でカットしました。又、画面上部を下部のフォークとナイフが接近している部分は、鋳造する前の蝋型の段階で、彫刻刀で蝋型を削って深くしております。右の写真は、出来上がった焼印を木板に試し押しした画像です。この画像の皿とナイフとフォークの配置は、英国式の作法で、食事の終了を示すそうです。 私もわかりませんでしたが、ナイフとフォークの作法には、フランス式と英国式とアメリカ式があるようです。次にそれぞれの方式を簡単に説明します。

フランス式の場合

フランス式のナイフとフォークの作法の場合、食事途中で、一時中断する場合には、左のナイフと右のフォークをお皿の中央部分にハの字になるように配置しておき、食事の終了の時は、ナイフをフォークを揃えて、上側にナイフ、下側にフォークで=のように水平にお皿の真ん中部分に起きます。

英国式の場合

英国式の場合には、食べてる最中に一時、中断する場合には、フランス式のようにハの時にしますが、ナイフが下に来るように、ナイフとフォークの先端部分をクロスさて置きます。又、食事の終了時には、ナイフとフォークを縦に揃えてお皿の中央部分に置きます。

アメリカ式の場合

アメリカ式で食事の途中で一休みする場合には、お皿に対して、ナイフの刃先の部分が左上に少し上がるように傾けて置き、その下にフォークをお皿に対して水平に置きます。フランス式の終了時の置きかたでナイフだけ左上が少し上に傾いている形になります。そして終了時には、ナイフとフォークを揃えてからナイフ、フォークそれぞれが左上に少し上がる形にしておきます。ちょうど、フランス式の終了時の形でナイフとフォークの左端が上に向いている感じです。

他に、ナイフやフォーク、スプーンが沢山並べられている場合の使い方や、ナプキンのマナー等あるようですが、私の場合には、箸だけで済む日本式の方が洗うものも少なくてすみ、箸1組だけで良いので合理的だと思いますがいかがでしょうか。
確かに日本の和食にも、箸の置き方や、並べられた食物を食べる順番があるようですが、そのような事を気にして食べては折角の味を堪能することができないのではと考えるのは、面倒臭がり屋の私だけなのでしょうか?