大蛇神輿の焼印

東京都世田谷区奥沢の奥澤神社の大蛇神輿に関する焼印を製作致しました。このお祭りの祭神は、誉田別命宇賀魂命という神様で、読みは「はんだわけのみことうがたまのみこと」といいます。世田谷城主、吉良氏の家臣、大平氏が、世田谷城を築きにあたり、守護神として勧請したと伝えられます。例祭の9月14日、15日に、江戸中期より伝えられている厄除け大蛇の特殊祭事が行わる。奥澤神社の社殿は、昭和45年に完成し、尾州檜材を用いて、室町期の様式で作られたもので、都内でも、ここにしかない様式の社殿です。奥澤神社の大蛇神輿は、江戸中期に、奥沢の地に疫病が流行して病に倒れる者が多かったとき、ある夜、村の家主の枕元に、八幡大神が現れて、藁で作った大蛇を村人に担がせて村内を巡航させるとよいというお告げがあったと言う、早速、新しい藁で大蛇を作り村内を巡航させたところ、たちまち疫病が治ったという伝えがあり、大蛇祭りの始まりになったということです。

写真、左は40ミリの白抜き文字の大蛇神輿と書かれた焼印です。四角い黒塗りの背景に白文字が映えます。右は大蛇の姿をした女神様の焼印です。

 

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