ナイフとフォークの焼印

お皿の上にナイフとフォークを置いたデザインの焼印を作りました。大きさが70ミリ程の大きなもので、輪郭を線で表しているデザインです。

写真の解説

左の写真は、焼印の出来上がった印面の写真ですデザインと関係のない台座部分をなるべく少なくする為にデザインの輪郭でカットしました。又、画面上部を下部のフォークとナイフが接近している部分は、鋳造する前の蝋型の段階で、彫刻刀で蝋型を削って深くしております。右の写真は、出来上がった焼印を木板に試し押しした画像です。この画像の皿とナイフとフォークの配置は、英国式の作法で、食事の終了を示すそうです。 私もわかりませんでしたが、ナイフとフォークの作法には、フランス式と英国式とアメリカ式があるようです。次にそれぞれの方式を簡単に説明します。

フランス式の場合

フランス式のナイフとフォークの作法の場合、食事途中で、一時中断する場合には、左のナイフと右のフォークをお皿の中央部分にハの字になるように配置しておき、食事の終了の時は、ナイフをフォークを揃えて、上側にナイフ、下側にフォークで=のように水平にお皿の真ん中部分に起きます。

英国式の場合

英国式の場合には、食べてる最中に一時、中断する場合には、フランス式のようにハの時にしますが、ナイフが下に来るように、ナイフとフォークの先端部分をクロスさて置きます。又、食事の終了時には、ナイフとフォークを縦に揃えてお皿の中央部分に置きます。

アメリカ式の場合

アメリカ式で食事の途中で一休みする場合には、お皿に対して、ナイフの刃先の部分が左上に少し上がるように傾けて置き、その下にフォークをお皿に対して水平に置きます。フランス式の終了時の置きかたでナイフだけ左上が少し上に傾いている形になります。そして終了時には、ナイフとフォークを揃えてからナイフ、フォークそれぞれが左上に少し上がる形にしておきます。ちょうど、フランス式の終了時の形でナイフとフォークの左端が上に向いている感じです。

他に、ナイフやフォーク、スプーンが沢山並べられている場合の使い方や、ナプキンのマナー等あるようですが、私の場合には、箸だけで済む日本式の方が洗うものも少なくてすみ、箸1組だけで良いので合理的だと思いますがいかがでしょうか。
確かに日本の和食にも、箸の置き方や、並べられた食物を食べる順番があるようですが、そのような事を気にして食べては折角の味を堪能することができないのではと考えるのは、面倒臭がり屋の私だけなのでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。