スコップの焼印

三宅様より猫とスコップのデザインが入った焼印製作依頼を受けました。よく、スコップと言いますがショベル(シャベル)とは違うものなのでしょうか?調べたら英語読みでは、シャベルでスコップはオランダ語からきているそうです。北国では、必需品で、私の家にも何本かあります。勿論、冬の除雪の際に使うのですが、雪国では、数種類あるのが普通です。柔らかい雪が積もった場合には、先端部分がプラスチックで出来ている軽くて扱いやすいスコップで除雪しますし、積もった雪の場合には、少し硬いので、先端がアルミで出来ている少し頑丈で軽めのスコップを使います。又、昼間に溶けた雪が、気温が低くなって固まった場合には、鉄で出来たスコップを使います。鉄のスコップにも種類があり、先端が平らなものと先端が尖った剣先と呼ばれる物があります。剣先は氷を割る時に使います。スコップの柄の部分には、製造元の焼印が押されているものも多くあります。スコップではありませんが、溜まった雪を排雪する場合にママさんダンプという除雪道具も使いますが、ママさんダンプは、雪国の各家庭には、数本あるのが普通です。一度に多くの雪を運ぶ事ができるように大型のスコップ状の部分に両手で押して使えるように鉄のパイプが取り付けてあります。又、スコップでは割れない氷もありますので、ツルハシという氷や硬いものを割るための道具も各家庭にあります。雪国に暮らしていると、結構、雪の為に使う出費もあります。
雪が溜まってくると、町内会やご近所でお金を出し合って排雪業者を頼む事も年に何度かあります。自治体でも排雪をするのですが、せいぜい年に数回程度ですので、自宅の周りの雪が溜まって車が通ることができなくなりますので、排雪業者に依頼する事になります。除雪費用がかかる雪国では、税務控除の中に除雪控除を作ってもらいたい位です。

スコップ焼印
猫とスコップの焼印

写真は、製作しました猫とスコップが描かれたデザインの焼印です。幅30mmで100W電気ゴテ仕様で製作しました。このように面白いデザインで製作する事も多々あります。