ウミガメの焼印

榊原様よりウミガメの焼印製作を依頼されました。日本では、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイ、オサガメ、ヒメウミガメの5種類のウミガメが見られるとの事です。このうち、アカウミガメとアオウミガメについては、日本の砂浜でも産卵の様子が見られます。ウミガメの様子を写したテレビやウミガメをモチーフにしたアニメ番組、ウミガメのヒーロー物等世界中の人から愛されているウミガメですが、詳しい生体は、よくわかっていないそうです。亀は、外的に攻撃されると甲羅の中に手足と尻尾を隠しますが、ウミガメは甲羅に手足を隠すことが出来ないそうです。海洋学者の研究によるとウミガメの甲羅は、早く泳げるように形状が進化したものだそうです。貴方も、テレビで産卵の為に陸に上がってきたウミガメが泣いている様子を見たことがあると思います。心を揺さぶる映像ですが、実は泣いているのではなく、ウミガメには、体内の塩分を調整する塩類泉と呼ばれる機関が目のそばにあり、陸に上がった時に余分な塩分を体外に出すために塩類泉から放出するのが涙に見えるそうです。又、ウミガメは肺呼吸をしていますので、海な中で活動しているときは、5分程しか息を止めることができないのですが、海中でじっとしている時には5時間も息を止めることができる驚異的な能力を持っています。愛らしい姿を見せてくれるウミガメですが、ウミガメが生息していくためには、多種多様な自然条件が必要で、環境破壊の進む現在では、ウミガメの生息範囲は年々狭まってきており、今ではウミガメの全種類がレットリストに乗っていて絶滅が心配される動物になっています。

ウミガメ焼印
ウミガメをモチーフにした焼印

上の写真は榊原様のウミガメ焼印をシナベニアに試し押しした画像です。18mm角に入る大きさで、80W電気ゴテ仕様で製作しました。小さな印面ですので、革のキーホルダーに押したり、木の小物に焼印を押して使うそうです。