帰農館家具焼印

北海道中標津町にあります佐伯農場様より帰農館の家具焼印製作を依頼されました。私の生まれた昭和35年に雪印乳業(現メグミルク)が佐伯農場の中に立てた集乳場を農業をもっと理解してもらいたいとの願いで立てたミュージアムが帰農館です。又、帰農館が勧めています生活様式が帰農館スタイルと呼ばれるもので、19世紀のアメリカの生活共同体が生み出した優れた農産加工品や自給自足していく中で身につけていった農場のサイロや建物、道具、家具といった暮らしに必要なものを自分達で作る職人技術を残していきたいと、帰農館スタイルの家具の展示販売もしております。同じ佐伯農場さんに敷地内には、荒川版画美術館もあり、明るい陽光と木のぬくもりが漂う館内には、中標津町ゆかりの木版画家の松本五郎さんや中標津町在住の細見浩さん、故根本茂男さんの版画作品が展示されています。中標津町内には、佐伯農場様が運営するレストラン牧舎もあり、新鮮な農畜産物を使った美味しい食事が楽しめます。

帰農館焼印
帰農館様の焼印

上の写真は、佐伯農場様の帰農館の焼印のシナベニア板への試し押し画像です。左側にサイロ、右側に帰農館の建物が配置されており、明朝体で帰農館の文字と英字でkinoukanとデザインされています。48mm角の大きさで150W電気ゴテ仕様で製作しました。