食肉検査所の焼印

富山県の食肉検査所の焼印を製作しました。全国各地区にあります食肉検査所ですが、普通の人には馴染みのない所だと思いますので、どのような所なのか少しふれてみたいと思います。私たちがスーパー等で普通に買う食肉ですが、畜産を営んでいる業者さんから食肉検査所に持ち込まれ検査されて合格になったものだけが流通経路にのる事ぐらいはなんとなく知っていました。倶知安町に住んでおります友人が羊を飼っており、真狩町のマッカリーナに卸していると聞いたことがあり、その話の中で食肉検査の事を聞いた事があります。食肉検査では、3つの「ない」が要だそうです。その3つとは、病気がない、薬が残ってない、汚れてない、だそうです。病気がないと汚れがないは検討つきますが、薬がないは思いませんでした。テレビ番組で、抗生物質づけの家畜の番組を見たことがあるのを思い出しました。家畜が病気にならない為に育てる過程で大量の抗生物を使っている為に、抗生物質に対する耐性を持った菌が出てきた、いざ、人間が病気で抗生物質を使おうとした時に使うことができないという内容で、実際に使われている抗生物質の量は医療で使われている物よりも畜産産業で使われている方が多いと聞いてびっくりした記憶があります。又、新しい抗生物質の開発に力を入れていても、耐性菌も多くなりいたちごっこの現状という話を聞いて驚きました。
抗生物質を開発する方もビジネスとしてやっているために利益を追求しないとならないのはわかりますが、病気の治療以外での抗生物質の使用は避けてもらいたいと思いました。

食肉検査所焼印
富山の食肉検査所焼印

上の写真は製作いたしました食肉検査所の焼印です。シンプルなデザインの50mm程の焼印ですが、肉に押すとのことで300W電気ゴテ仕様で製作しました。