気球の焼印

小さくて緻密な気球の焼印を作りました。私も一度は気球に乗ってみたいと思っています。数年前にニセコに泊りがけで出かけた時に早朝の気球体験ツアーがあったのですが、天気が悪く中止になってしまい乗りそびれてから尚更強く思うようになりました。よく、何とかは高いところに行きたがると言いますが私もそんな一人です。気球には乗っていませんが、ヘリコプターには乗った事があります。海外旅行のオプショナルツアーでヘリコプターとジープでのツアーがありそのツアーに参加しました。一日がけのツアーで行きは、ホテルまでジープで向かいに来て林道や悪路を走破しながら川ぞいのキャンプ場まで行き、そのキャンプ場でバーべキューを食べて、近くの川に飛び込んで泳ぎました。実は私、漁師町育ちだったので泳ぐことはできましたが、川で泳いだ経験がなくその時に初めて川で泳ぎました。夕方までキャンプ場で過ごしてから、その場にヘリコプターがやってきてホテルまでヘリコプターで帰りました。私は、ヘリの前面の操縦席の隣の席に座れたので興奮していました。操縦席の隣の席は、全面が湾曲した風防ガラスで下の方までよく見えます。又、操縦している人がサービス精神が旺盛で曲芸まがりの飛行をしてくれましたので、私は隣でキャプテンゴー、ゴーと叫んでいました。大変楽しく有意義なツアーでした。同じ空を飛ぶ乗り物でも気球はもう少しのんびりとしておとなしい乗り物だと思います。気球を言いますとどうしてもヒンデンブルグ号の事を思い浮かべますね?ヒンデンブルグ号はドイツの気球で、戦争当時だったので、気球に浮力を与えるヘリウムが確保できずに、替わりに水素を使った事で爆発事故をおこした気球です。当時、ヘリウムの主たる生産国はアメリカで輸出規制があり、仕方なく水を電気分解することで比較的簡単に得られる水素を使ったようです。私も、水の電気分解の実験をしたことがあり、得られた水素を実際に燃やした経験がありますが、ごく少量でも激しく燃えたので驚いてしまいました。勿論、私が旅行先で乗ろうとした気球は別の気球で熱気球と呼ばれるタイプで、積み込んだプロパンバーナーで空気を温めてその浮力で浮くタイプですので安全性は高いと思います。次の機会には是非とも乗りたいと考えています。

気球焼印
気球の焼印画像

上の写真は出来上がった気球の焼印を厚紙に試し押しした時の画像です。この焼印の大きさは対角で15ミリの小さなもので線が混み合っていて焼印として製作出来るかギリギリのデザインと大きさでした。仕様は40Wの半田ごてに取り付けて電気ごて仕様としました。そう言えば、80日間世界一周という映画を見た事があります。あまりよく覚えてはいないのですが、気球で旅をするシーンもあったように思います。白黒映画で今のように飛行機による旅行が一般的でない頃の設定だったので気球がでてきたのでしょうね。