矢印の焼印

矢印(←)を3つ集めてカタカナの(ス)の文字の形にした焼印を作りました。矢印は普段から色々な所でめにするマークの一つで、今、入力中のパソコンのキーボードにもついています。只、パソコンの矢印は、普通、棒の部分のない黒い三角形の部分(▲)の部分だけですが、方向を表しているので矢印といってよいと思います。よく探せば結構色々なものに矢印記号が使われています。いつも利用している自動車にも方向指示器(ウインカー)として矢印が点滅しますし、道路交通用の信号機にも青い矢印がでて行先を指示することもあります。矢印と名前の由来は昔、武器として使用していた弓の矢かたきていると思います。矢は狙ったところの飛ばして相手を殺傷する武器で、先端を鋭く尖らせた矢尻とよばれる金属部品がついており、その矢尻の形が三角形をしていて、その三角形の先端が狙った所に向かって飛んでいく様から矢印が生まれたと思います。そんな弓矢は古代の狩猟民族が栄えた時代から使われており、最初は石を削って作った石器の矢尻や動物の骨を使った矢尻が使われていましたが、のちに青銅や金属の矢尻が出てきて殺傷能力が一段と増しました。今は、狩猟民族も殆どいなくなり、弓矢から銃器に変わってきましたので、アーチェリーや和弓の競技等でしか弓矢を見る事がなくなりました。メタルアートでは、弓の矢に押す小さな焼印を作った事があります。銘を入れる為の焼印で3ミリ×5ミリ位の小さなものでした。

矢印焼印
矢印の焼印画像

上の写真は矢印が3つ集まったデザインの焼印を厚紙に押した時の画像です。この焼印の大きさは、25ミリ角に収まる大きさで、100Wの半田ごてに取り付けて100W電気ごて仕様の焼印をして納めました。