四角で作る文字

黒塗りの四角形を組み合わせて文字を表現したデザインの焼印を作りました。元々、パソコンの文字もドットと呼ばれる小さな点を組み合わせて作られていますが同じような考えで四角形を集めて表現しています。そう言えば昔の新聞記事の写真をよく見ますと、ドットがわかりましたが、今は印刷方法が変わったのかドットが目立たなくなっています。話は変わりますがこの頃、新聞を丁寧に読まなくなったような気がします。その原因はインターネットでのニュース配信と新聞記事の信用性の問題があると思います。今、日本と韓国の間はぎくしゃくしていますが、その原因の一因も某新聞が書いた慰安婦の記事に発端があることは知られていますが、読者に興味を引くために事実にない記事を書いたり、都合のよい解釈で記事を修飾して書くことにより国際問題まで発展してしまっていますので、報道の自由と言っても野放しにしておけない問題だと思います。その他にもネットのニュースを見ていると明らかにおかしな記事を目にしたり、意図的に誘導するような記事もあります。トランプ大統領の言葉ではありませんがフェイクニュースだと言えるものがありすぎるのも事実ですので、これからの人は、フェークニュースが含まれる情報から真実の情報を選び取れるだけの能力が必要になると思います。

四角文字焼印
四角文字焼印の画像

上の写真は、出来上がった四角を組み合わせた焼印を厚紙に試し押しした時の画像です。横から見るとMの文字のようですが、実は∑を表しています。大きさは右の定規からわかるように30ミリ程で100W電気ごて仕様で製作しました。物の形状を写し取るのに使う道具で、沢山のピンが植えこまれていてそのピンが物の凹凸に合わせて動くことにより形状を写し取る機械がありますが、同じような理屈で丸いピンを大量に埋め込んで、必要なピンだけを凸に押し出した仕組みの焼印を試作した事があります。縦3列×横3行の9本のピンを調整する9ドットだけの単純な物でしたが、ピンの高さを調整するのが難しく完成には至っていませんがいずれは、デザインを変化させる事の出来る焼印へと繋げていきたいと思います。