青の焼印

少しマンガチックな「青」という漢字一文字の焼印を作りました。黒い背景に白抜き文字で大きさが10ミリと小さいので、難易度は高い焼印となりました。青というと、信号機か青空を一番に思い出すのではないでしょうか?青は何となくすがすがしさを感じる色です。信号機の進めが青い色なのも納得できます。空の青、海の青等自然の親しみやすい色だと思うので、これに対して赤い色は何となく注意してしまうは、人間の血の色が赤いので生理的に警戒する為なのでしょうか。

 

青焼印
青の焼印画像

上の写真は、出来上がった青の焼印をベニア板に試し押しした時の画像です。青の下の部分、顔になっています。直径10ミリ程の大きさの焼印ですが、焼印スタンドに取り付けて使う為に150W半田ごて用の13ミリ棒を取り付けました。焼印に使う電気ごての容量が大きく、通常なら40Wの電気ごてでも大丈夫ですが、お客さまの手元に焼印スタンドがあり、そのスタンドに150W用のこてがついているので150W用の取付棒をつけましたが、温度コンローラを使っても、出力の半分位までしか落とせないので、150Wの棒を通常より15ミリ長くして、その棒の横の部分に6ミリの貫通穴を開けて温度を下げるようにしました。デザイン的に黒の背景なので、温度調整が微妙になりますので、少しでも調整しやすくする為の穴です。この穴6ミリと書きましたが正確には、5ミリのドリルで穴を開けて、M6のタップでネジをきっています。このネジ穴部分にあう6ミリの真鍮ネジを付属しましたので、温度コントローラでは難しい微妙な調整が必要な場合には、ネジを出し入れしての微調整を可能にするためのです。焼印用の電気ごての棒に空気穴を開けて、その穴にネジを切り調整用にする考えで実用新案出願しております。今回は、真鍮のネジを付属させましたが、熱伝導率に違うネジを使う事での微調整も可能です。