つるの焼印

鶴(つる)の焼印を製作しました。面白い焼印で鶴の最初の「つ」の文字を鶴に見立ててあります。つるといえば、おとぎ話にも良く出てきますね。小さい頃、「鶴の恩返し」を何度も読んでもらいました。罠にかかった鶴が、お爺さんに助けられ、娘の姿に変わり、お爺さんの所で、自分の羽を混ぜた反物を織り、恩返しする話ですが、最後に、ふすまから覗いたお爺さんに正体がばれて帰る話ですが、どこかで同じような結末の話を聞いた事があると思いましたら、カグヤ姫も正体がばれて月に帰ったという話でした。多分、話を作った人が結末をどうしたらよいか悩み、こうゆう事になったと推察できますね。他に鶴の出てくる話では鶴と亀もありますね。又、同じような話で「鶴女房」という話もあるそうです。私はまだ本物の鶴を見た事がありません。北海道に住んでいるのでタンチョウ鶴は是非見たいと思っています。タンチョウ鶴の生息地として釧路湿原は有名ですね。冬に羽を広げているタンチョウ鶴の美しい写真をよく見ますが、冬の時期に釧路湿原にはよほどでないといけないですね。石狩や札幌上空で目撃されたこともあるようですが、北海道に住んでいても見た事がない人の方が多いと思います。ちなみにタンチョウ鶴は絶滅危惧種Ⅱ類になっているそうです。
安藤広重の描いたタンチョウ鶴の絵がありますが、昔は江戸でも見られた事があるそうです。ちなみに鶴は縁起物で、度々、焼印のデザインとして登場しますが、今回のように面白いデザインは初めてでした。

つるの焼印
鶴のつの字焼印

上の写真は鶴(つる)のつの文字で鶴の頭部分を表した面白いデザインの焼印です。この焼印、大きさが、幅15ミリ×高さ10ミリと小さいので、写真をうまく撮ることができませんでした。仕様は、40W電気ごて仕様で作りました。