クルミの焼印

くるみ(クルミ)という文字だけの焼印を作りました。小さな焼印で幅8ミリ程のものです。多分、木の実のクルミだと思います。小学校の頃、学校帰りに寄り道してクルミを採った記憶があります。通学路の途中の家の裏側にクルミの木が生えていて上級生もよく採っていたので、真似して採るようになりました。確かオニグルミという種類だったと思います。最初のうちは、木の下に落ちたクルミを拾っていましたが、そのうちに木の上についている実を石をぶつけて落とすようになり、一緒にとっていた子が間違って隣のガラスを割ってしまい、学校に言いつけられた事がありました。クルミの実はとってもすぐには食べられません。とった実を道路の上で足で踏みつけてその側の皮をとり、(この皮が曲者で、黄色い汁がでてその汁が手につくと取れなくなり困りました。)洗って殻を割り中身を食べていました。本来は、実を皮ごと土に埋めて、その側の皮を腐らせてから中の硬い部分を採れば手を汚さずにとれるのですが、どうしても採ってすぐに食べたかったので手をまっ黄色にしながら食べていました。家に帰ってから手を洗いましたが全然落ちないので困っていたら上級生から灯油で洗えば落ちると言われましたが、灯油で洗う訳にいかずにとれるまで待っていました。(余談ですが、学校帰りにクルミを採っている生徒がいるのでやめる事という話がありましたので、手が黄色くばれるのではないかとドキドキしていました。)

クルミの焼印
くるみの焼印画像

上の写真は出来上がったクルミの焼印を紙に押した時の画像です。印面が小さいのでうまくピントが合いませんでした。この焼印は直火式の仕様でしたので、いつもとは違う4ミリのスレンレス棒にネジを切り、目貫用の小さな木製の柄をつけて作りました。