砲弾のような焼印

砲弾が左に向かって飛んでいるように見える焼印を作りました。実際は砲弾ではなくアルファベットのDの文字をデザイン化したものです。砲弾に関して話題になっているものにレールガンがあります。レールガンとは、磁気エネルギーを火薬の代わりにして高速で砲弾を打ち出す兵器で、マッハ10以上のスピードで砲弾を撃てるそうです。普通の大砲はライフル銃と同じように銃身内にライフリングと呼ばれる螺旋の溝が彫ってあり、この溝によって砲弾に回転を与えてジャイロ効果を利用して弾道を安定させていますが、レールガンの場合には、摩擦の問題があるので、銃身にライフリングは切られていないそうです。只、レールガンを発射するには大量の電気が必要になる為に小さな戦艦では電気を作る事が出来ないので搭載できないようですが、原子力空母であれば、原子炉で大量の電気を作り出すのでレールガンの搭載も可能だそうです。実用的なレールガンが完成したとは聞いていませんが、近いうちに完成すると思います。日本もレールガンの開発をしており、リニアモーターカーの超電導コイルの技術や世界最高のコンデンサー技術等の関係する技術の蓄積がありますので、日本製のレールガンもそのうち、見る事が出来るかもしれません。最新兵器の世界では、自国でも開発を行い技術蓄積がないとアメリカのような兵器大国から同様の兵器を購入することも出来なそうですので、日本でも開発も必要になってくると思います。日本が今配備を進めているイージスアショアでもレールガンが出来て配備できれば数段能力が上がるので早い完成を望んでいます。ちなみに、ミサイルを迎撃する為の迎撃ミサイルの速度は、早くてもマッハ4位なので、レールガンの配備により各段性能が上がるのはわかりますが、もっと性能を上げる為にレーザーガンの開発も行っているようです。現に飛行機に搭載できるレーザーガンをアメリカはもっているので、そう遠くない未来には、砲弾の代わりにレーザーになるかもしれません。スターウォーズみたいな未来になるのでしょうか?

砲弾のような焼印
砲弾のような焼印画像

上の写真は出来上がった砲弾のようなデザインの焼印を木の板に押した時の画像です。大きさは、幅20ミリで40Wの半田ごてに取り付けて製作しました。
この画像、私のような昭和世代が見ると上の欠けている部分が気になり、この部分が三日月傷のように見えます。三日月傷と言えば、旗本退屈男の早乙女主水之介(さおとめもんどのすけ)ですよね?