ICの焼印

ICという英字2文字の焼印を製作しました。ICと聞くと人それぞれに思い浮かべるものがあると思います。私が最初に思い付いたのは、集積回路(Integrated circuit)でしたが、他に車が好きな人であればインタークーラーやインターチェンジ、デザイナーの方であればイメージカラー、科学者であればイオンクロマトグラフィー、鉄道ファンであればインターシティ、天文ファンであればインデックスカタログ(私は元天体ファンなのでわかりますが、説明しておくと、星雲や星団の名前を付けているカタログを見ると、「M」と「NGC」と数字が書かれていると思います。わかりやすい話をするとウルトラマンで出てくるM78星雲というようにです。このMとNGCはそれぞれのカタログの頭文字です。)このように同じ略語でも聞いている人により違う取り方をしてしまう事があります。
近ごろニュース番組でも色々な略語が良く使われるようですが、出来れば一言説明してもらった方が良いのではと思う事があります。最も略語だけではなく、若い人が使う聞きなれない言葉?も説明が欲しい事があります。少しでも、若い人の言葉?がわかるようにと「現在用語の基礎知識」が出版されると新語を探して覚えるようにしていますが、それでも意味の解らない言葉に出会う事があります。それはもう知らない外国語と呼ぶ方がよい言葉もちょくちょくあります。
焼印の注文でもたまに意味の解らない言葉が出てきますが、その時は、お客様に同様な意味が伺ってから焼印を製作するようにしています。

IC焼印
IC焼印の画像

上の写真で出来あがったIC焼印を木の板に試し押しした時の画像です。この焼印の大きさは、幅50ミリ×高さ45ミリで、柄の真っすぐな直火式焼印で製作しました。