風車の焼印

北海道留萌市にあります小平町の黄陽(obira koyo)というレストランの風車が2基デザインされた焼印を作りました。小平町は、北海道の日本海に面した石狩湾沿いを走るオロロンラインとよばれる通りにあります。小樽からは車で2時間位の距離にあります。オロロンライン沿いは一年中風が吹き、特に冬の日本海からは強い風が吹きつけます。この風を利用した風力発電の風車が多くみられるのもオロロンラインの特徴の一つです。又、日本海の豊かな海の幸が採れる漁場でもあり沢山の漁港があります。北海道で9月6日におきた地震の結果、ブラックアウトで全道的な電力喪失がおきたときにも、風力発電により一部の地域には電気が通っていたそうです。北海道には自然を利用した発電が出来る場所が沢山ありますが、生かされていないのが実状です。例えば、温泉地帯が沢山あり、地熱発電ができる場所もあるのですが、国立公園に指定されていたりして利用できないという事も多々あります。このへんも規制緩和を進めれば新しいエネルギー源として活用できると思います。又、海流を利用した潮流発電ができる場所も沢山ありますが、漁業権や色々な規制のせいで利用できない場合が多く、環境や産業の育成も大事ですが、うまく仲介できるように規制緩和していけばその分、道民の生活が豊かになると思います。北海道で唯一の原子力発電所である泊原発の再稼働は多分無理かと思いますし、環境とエネルギーを考えると今ある火力発電から再生可能エネルギーに転換しないとならないのは喫緊の問題だと思います。

風車焼印
風車焼印の画像

上の写真は出来上がった楕円枠の風車焼印を木に押した時の画像です。この焼印の大きさは、幅68ミリ×高さ16ミリの細長い楕円形焼印で、150W半田ごてを使った150W電気ごて仕様で製作しました。