焼印日時計

hitokei(日時計)とかかれたローマ字の焼印を製作しました。小学校の理科の時間に紙にコンパスで円を描いてその中心部分に紙で作った三角形の柱を立てて、太陽の動きに合わせて線を引き日時計を作った事を思い出しました。太古から人間にとって太陽は、朝に登り、夕方に沈む規則正しい動きをしていたので、時間と言う感覚をつかむのには持って来いだったと思います。そんな太陽を使った日時計は古代バビロニア時代からあったようで、あまりにも昔からあるので起源はわからないようです。太陽の動きで時間を表す日時計ですが、今の技術の時計とは違い、大雑把な時間しか計れなかったようですが、現在では、ベルギーのビュートゲンバッハという所に誤差30秒という非常に正確な日時計もあるそうです。
そんな日時計ですが、一番簡単な構造の垂直の柱を1本立てただけのものを、コマ型日時計といい、それ以外に、赤道式、垂直式、極軸式、カルジオイド日時計等があるそうです。又、中世には、旅行者が持ち運びしやすいように折りたたむことが出来るリング型日時計も使われたそうです。

日時計焼印
日時計の焼印画像

上の写真はhitokeiの焼印を紙に押した時の画像です。この焼印、記念品に押す為に作られたもので、記念用の日時計に押したそうです。大きさは写真からもわかる通りに幅16ミリ程で、40W電気ごて仕様で製作しました。この焼印のアルファベットの「i」の上の部分の黒丸、最初はかなり小さくデザインされていましたが、製作出来ないほど、小さかったために、大きくしないと製作が難しいと伝えた所、逆に目立つように大きくした方が面白いという事になり、かなり大きく作りました。