自然科学の焼印

natural scienceと書かれた焼印を製作しました。日本語に訳すと自然科学という言葉になります。我々の住んでいる地球も色々な自然の法則によって動いています。毎日、昼と夜があるのも、地球の自転による影響ですし、今年の夏のように酷暑になるのも、太陽や海水温、海流等の自然の法則の影響を受けています。又人間が生きていけるのも、空気中の酸素を体内に取り込んで活動に必要なエネルギーに変換できるからで、身の回りのすべての事が自然科学に関係していると言っても過言ではありません。この自然科学を自分達の生活に活用していくために日夜研究が進められています。近年は異常気象との関係で、地球温暖化が取り沙汰されていますが、人間が活動する事によるco2の排出が原因とされる一方で、それに反する意見を持つ科学者もいます。異常気象に関係すると思われる諸現象や原因がたくさんありすぎて、どれが原因で異常気象が起こるとは言い切れない状況だと思いますが、ハッキリと言えることは、人間の活動が自然に影響を与えていることは確かで、今の段階で、何が原因であるかを議論するよりも、原因だと思われる事柄を出来るだけ排除していくことの方が大事だと思います。
経済活動を続けて、向上を図る事で発展してきた人類ですが、今まで通りの活動からより自然環境に負荷をかけない人間活動への切り替えの時期に来ていると思います。先日、テレビ番組に出ていた科学者の一人が、地球を人の体にたとえると人類は、体中にはびこるがん細胞のような存在だと言っていましたが、なるほどと思う一面もありましたが、どこかの段階で自分たちの住んでいる地球に対して人間の活動がプラスになるようにしていかないといけない事に気づいて行動を起こすことが出来るのも人間だと思っています。

自然科学の焼印
自然科学の焼印画像

上の写真は、自然科学の焼印を紙に押した時の画像です。細めの書体でデザインされた43ミリ×5ミリの細長い焼印で、80W電気ごて仕様で製作しました。
電気ごて式の焼印が細長い場合、電気ごての棒と接している中心部分から熱が伝わるので端々の熱の伝わりを考えて台座部分を厚く作りますが、細長いデザインで台座が厚くなると、横ずれ等のぶれがおきやすくなる弊害が出る為に、台座の厚さをあまり厚くしないで、熱を端まで伝えやすいようにするための補助の細目の横棒を加わえる事もあります。今回の焼印もそんな横棒をつけて製作しました。