焼印二重六角枠

六角形の枠が2重になりその中にさらに丸い枠が付き、その中心に苗字が入る焼印を作りました。六角形は強度が高い図形でその六角枠を重ねて内側に丸枠を入れたデザインなので、どんな圧力にも屈しない強い信念を感じます。枠を重ねるとあまりにもかたぐるしくなるので、カスレを枠に入れたのでしょうか?枠が付いた焼印は色々と製作しており、数字を枠のように周りに配置したデザインや花びらを配置した物、変わった物では、「いろはにほへと」の文字を円形に枠のように配置したデザインの焼印も作った事があります。又六重枠の中に「和」と書かれた変わり種の焼印もありました。枠というとコンクリートのような液体状のものを固まるまで保持しておく囲みというイメージですが、周りとの一線を引く場合にも使われたりします。英語ではフレームと言いますが、フレームをいうと建造物の基礎組のような感じがしますね。日本語では世間一般的な慣用を枠にたとえて「枠にはまらない」というような使い方もよく聞きます。今の若い人たちは自分たちの考えを持ち、世間的な枠にはまらないタイプの人間だとある評論家の人が言っていましたが、誰でも若い時には、そのように行動してきたのではないでしょうか? そんなことを言った評論家も自分がある程度の年齢ならないとその事はわからなかったと思います。

二重六角枠焼印
二重六角枠焼印の画像

上の写真は出来上がりました二重六角枠の焼印を木に押した時の画像です。この焼印の大きさは高さで30ミリになり、100W電気ごて仕様で作りました。