地域通貨の焼印

それぞれの地域内で通用する通貨として地域通貨があります。今回は、そんな地域通貨の焼印を製作しました。木製の地域通貨に押して使うのだと思います。
普段使っている通貨は、法定通貨と呼ばれ円やドル等の通貨を指しますが、地域通貨の場合、ある地域でしか使えなかったり、何かのイベントや催事用だけに使えるものもあります。法定通貨のように紙や金属を使ったものから、電子マネー形式のものまで様々ですが、マイナンバーカードの利用と同時にマイナンバーカードの地域活性化への利用として、ボランテイアに対する報酬に対して地域通貨を使う考えや自治体が行う活性化計画で地域通貨を導入する動きもあります。
昔の通貨は、その通貨自体が同じ価値を持つ素材で出来ていました。例えば金貨や銀貨がそれにあたります。金本位制もその例です。ところが現物の金や銀がないと通貨を発行できない不便さ等があり、それを打開するために、国の信用力等をバックにして、現物と同じ価値を持たない紙幣等が出回るようになりました。又、紙幣であれば増刷も簡単ですし、市中に出回る通貨の量も簡単に調整できるので通貨経済の発展にもつながりました。

地域通貨焼印
地域通貨の焼印画像

上の写真は、地域通貨の焼印を木に試し押しした時の写真です。大きさは30ミリ丸で100W電気ごて仕様での製作です。この地域通貨の単位は100UBAKUとなっています。宇莫別とは北海道の美瑛町の地域になります。地域通貨ではありませんが、メタルアートで学園通貨という学校内だけで使われる通貨をホワイトメタルで作ったことがあります。