デジタル文字の焼印

細い棒を組み合わせて10という文字を表しているデジタル文字のようなデザインの焼印を製作しました。今、デジタル全盛期でアナログに関しては殆ど開発が行われいないような気がします。確かにデジタルになって色々と便利になりました。その筆頭はパソコンだと思いますが、多くの人が感じるのはテレビだと思います。アナログ放送が全盛の頃には考えられなかった綺麗で鮮明な画質を低価格、大画面で楽しめるようになったのは、デジタル放送に変わったおかげです。
又、アナログ時代にはできなかった双方向の通信が出来るようになり、テレビ画面でアンケートに答えたり、クイズに参加して懸賞までもらうことが出来るようになりました。もっとも一般の人たちよりもテレビ業界の方がビジネスチャンスが広がり良かったと思います。デジタルの切り替え時にテレビの特需がおき、電気メーカーは利益をあげることが出来たと思いますが、私の所には、今、使う事が出来なくなったアナログテレビが残っています。昭和の頃はまだ、物を大事にして使う文化があったようですが、今は、使えなくなったら買い替える事が主流になってしまったようです。確かに経済のパイをあげるには大きな貢献をしている買い替えですが、地球の資源は有限で、後世の世代にも残していかなくてはならない物なので、節約を考えた社会モデルを作っていかないとどこかで破綻する事になるかもしれません。

10の焼印
10の文字焼印の画像

上の写真は、出来上がった焼印を厚紙の試し押しした時の画像です。10の文字が棒の集合で表されていてデジタル文字のように見えます。大きさはスケールからわかるように35ミリで100W電気ごて仕様で製作しました。