ガラス工房の焼印

小樽市の朝里川温泉にありますstudio j-45様からの依頼で焼印を作りました。実は、正確に言うと焼印ではなく、焼かない焼印という方が正しいかもしれません。使うのは、まだ、柔らかいガラスに押して跡をつける為で、普通の印鑑ですとまだガラスが熱いので使えないとの事からです。前に別のガラス屋さんからも同じ理由で焼印を納めたことがありました。結果、思っていたよりうまくできたと聞いていたので大丈夫かと思いました。只、今回のデザインが細く小さいのでうまく跡が残るかは不安でした。私も前に吹きガラスをしたことがあります。体験程度でしたが熱い溶けたガラスをステンレスの吹棒でとって口で息を吹き込み空気を送り膨らませます。中々難しく、棒を回しながら均一に膨らむように吹くのですがうまくいかなく、アシスタントの人に助けれられ作った記憶があります。あと、ガラスの器にサンドブラストで模様をつける体験もやったことがありますが、シルバー製品を作っていたことがあるのでサンドブラストは使っていましたのでこれは問題なくできました。

j-45様焼印
j-45様焼印の画像

上の写真は出来上がりましたj45様の焼印を板に試し押しした時の画像です。今回の使う目的からすると試し押ししてもあまり意味がない事かもしれません。
大きさは、高さ18ミリ×幅15ミリの小さなもので、ガラスの押して使うので直火式仕様でいつもより棒を少し短くして作りました。下のstudio j-45は、かなり細くて小さいのでガラスにうまく跡が残ったのでしょうか。