デコポンの焼印

デコポンの焼印製作を依頼されました。私もデコポン大好きですので良く食べますが、この件で調べるまでデコポンという品種の果物があると思っていました。
デコポンは、柑橘類の一つであるシラヌヒ(不知火)系の果物の商標登録名で、熊本果実連が、全国の柑橘系農協を通じて集めたシラヌヒ系の中から、糖度が13度以上で酸度が1度以下という厳しい基準をクリアした果実に付けることが出来ます。又、その対象となるシラヌヒ系の柑橘類は、シラヌヒ、安芸の輝き、佐賀果試34号、大将季、肥の豊の5種類だけだということです。そう言われてみれば、買ってきたデコポンにも外見的な違いがあったように思えます。デコポンの外見で一番特徴的なのは、果実の上側にあるコブのような部分で、この部分をおでこに例えてデコポンという名前にしたことが良くわかります。厚いオレンジ色の皮を向くと、果実の食べられる部分が出てきますが、果肉を包む薄皮もすごく薄くそのまま食べてもOKな所も気に入っています。ちなみに3/1日はデコポンの日になっているそうです。デコポンの果肉を砂糖とレモン汁で温めて作ったデコポンジャムも人気があるそうですので、一度、買ってみて朝食のパンに塗って食べてみたいと思います。

デコポンの焼印
デコポンのキャラクター焼印

上の写真は、薄茶色の革に試し押しした時の画像です。線の太さのメリハリがあり、デザイン的に複雑な部分もないので、大変押しやすいデザインの焼印です。
大きさは、高さ50ミリ×幅38ミリで200W電気ごて仕様で製作しました。
動物や魚のキャラクター物は多いのですが果物のキャラクターの焼印は珍しくあまり作った事がありません。