小さな猫の焼印

円満産業様から小さな猫とイニシャルらしい英字が書かれた焼印の製作を依頼されました。猫の焼印は、猫ブームの昨今は注文が多いですが、数年前まではあまりありませんでした。猫は犬に比べられよく言われることに、「犬は三日飼えば恩を一生忘れないが猫はすぐに忘れる」と言われますが本当でしょうか?確かに猫の行動を見ていると自由奔放で、飼い主にかまわず出て歩いているように見えますし、犬のように飼い主を見かけると尻尾を振って愛想を見せることもないですね。そんなクールに見える猫ですが本当は飼い主とじゃれたりして遊ぶのが好きなようです。猫は身体能力が高く、曲芸師のように高い塀に上ったり、身軽に飛び降りたりしていますが、最近は、妙に太っていて、ノコノコと歩いている肥満気味の猫も良く見かけます。飼い主が可愛がりすぎて食べ物を与えすぎ、猫が肥満化しているのでしょうか?猫にも、人間のように肥満による運動不足で血圧が高かったり、心臓に負担がかかっている場合があるそうですので、動物は食物の誘惑からは抜け出せないようですね。何かの本で読みましたが、米や穀物の戦略で、炭水化物の味を人間に覚えさせて、栽培を通して子孫繁栄を計っているそうなので自然の力と戦略には今更のように驚いてしまいます。

円満産業様焼印
円満産業様の猫の焼印

写真は、円満産業様の焼印を完成後の試し押しでシナベニア板に押した時の画像です。尻尾が円形にしなっていて横向きの可愛らしい猫のデザインです。
大きさは、幅18ミリ×高さ8ミリの小さな焼印で40W電気ごて仕様で製作しました。