鳥のような焼印

栗田様からのご注文で鳥が羽を広げて飛んでいるようなデザインの焼印を製作しました。焼印の場合、熱で変色させて表現しますので、黒が基調になるので、鳥ですとどうしても黒いカラスを連想してしまいます。私の家の近くにもカラスはよく来ます。カラスの行動を観察していますと、人間と同じように色々な判断ができる賢い鳥だという事が良くわかります。私もカラスに興味があり、書店でカラスの教科書という本とカラスの補習授業という2冊の本をかって読みました。最初はカラスの教科書という本1冊だけ買ったのでですが、呼んでいるうちに面白くなり、次の日にカラスの補習授業という2冊目の本も買ってしまいました。
本を読んでいると本のト書きにあるように本当にカラスが面白くかわいい鳥に思えてきます。カラスって種類により泣き方が違ったり、黒いカラスだけではなく白と黒の混ざったカラスや白いカラスもいるそうですし、真っ黒なカラスは夏になると熱を吸収して大変だろうなと思っていたら、逆に白い鳥は、遠赤外線を吸収しやすく体温が上がりやすいと書いてあり驚きました。又、泣き声によりカラス同士がコミニュケーションをとっている事、カラスの鼻はあまり良くなく、匂いを嗅いで餌を探しているのでない事、カラスの社会にもボスがいて、その周りに見張り役のカラスがいる事等々、読んでいるとはまってしまう内容です。
又、カラスは人間の顔を判別できるので、カラスに悪戯をすると、忘れたころに反撃されることがあるので決して悪戯してはいけませんよ。カラスって人から見ますとどんな環境でも生きていけるような気がしますが、カラスの死因の上位には餓死が入っているそうです。不思議な鳥ですね?

栗田様焼印
栗田様の鳥のような焼印

上の写真は栗田様からの依頼で製作しました幾何学的な形が集まって鳥のように見えるデザインの焼印です。左の中央に「kuri」と栗田様の名前の一部が入っていて意味は解りませんが、その横にメビウスの輪(∞)が書かれています。この焼印の大きさは、幅50ミリ×高さ35ミリで150W電気ごて仕様で製作しました。