英字とロゴの焼印

林様からの注文で英字とロゴの焼印を製作しました。ロゴは四角形を2個重ねたロゴで、英字はreflectionと表記されています。reflectionとは、反射や反転を表す英語で、焼印を作る場合にもつかい、焼印を押した時に、読める文字にするために、デザインを反転させる作業の事をフリフレクト(reflect)と言い、イラストレーターのようなデザインソフトには、専用のリフレクトキーがあります。
reflectionには、熟考という意味もあり、物事を深く考えて答えを導きだすという意味もあるそうです。私も物事を深く考える事がありますが、色々な場面を想定して対処方法等を考えると、結果的に決断に困る事も出てきます。誰でも一度はそういう場面に遭遇すると思いますが、考えれば考えるほど判断が難しくなった場合、誰かに相談したり、色々な文献をあたり解決方法を考えたりすると思います。私の場合には、考えすぎて決断できないような場合には、今まで自分がやった事のない事案や普段の自分であれば選ばないような選択をあえて選ぶようにします。それは、今の自分は、今までの自分の考えや行動が蓄積して出来ていると思うので、今までと違う考えで動かないと同じような結果しか出ないのではないかと思う為です。誰でも一度は、「経営は決断の連続」といった言葉を聞いたことがあると思いますが、経営に限らず人が生きていくという事が日々決断することだと思うようになりました。

上の2枚の写真は出来上がりました林様の焼印の試し押し画像です。左の写真は、シナベニア板への試し押し、右の写真は、薄茶色の革への試し押し画像です。焼印の大きさは、幅34ミリ×高さ6ミリの小さな細長い焼印で、電熱式をご希望でしたので、80W電気ごて仕様で作りました。