中標津の焼印

北海道の地名の中標津という焼印を製作しました。中標津は、中標津空港がありますので全国的にも知られています。中標津の名前の由来は、アイヌ語のシペッ(大きな川)という言葉を標津にあてて作られたそうです。観光地と有名な摩周湖がそばにあり、観光客の来町も多いようです。摩周湖は、北海道遺産にも登録されている透明度が非常に高い湖で、世界第2位の透明度を誇ります。私も一度摩周湖へ行った事がありますが、透明度は高いのですが、一般人は湖面に近づくことができないので、展望台から湖面を見ることになります。逆を言えば、人が簡単に近づくことができない場所にある湖なので、いつまでも水が綺麗なのでしょうね。私が友人と展望台から摩周湖を見ていた時も、霧がかかっていた湖面の霧が晴れてきて神秘的な「霧の摩周湖」を見ることができました。又、中標津の近くには、野付半島があり、その野付湾は北海シマ海老が有名で、北海シマ海老は正式名ホッカイエビといい、タラバエビ科に属しておりアマモ等の海藻が生茂る浅瀬に生息していて、生まれてから1年半ほどはオスとして成長し、その後、性転換してメスになり産卵する珍しいエビです。私も浜ゆでした北海シマ海老を食べましたが、ほんのりとした塩味にエビ本来の甘みがあり美味しく頂きました。
そんな中標津には、開湯100年を迎えた養老牛温泉があります。養老牛温泉の無色透明なお湯は、リュウマチや運動障害や傷等に効果があるそうです。養老牛とは不思議な名前ですが、アイヌ語が由来で、アイヌ語の「エ.ウォル.シ」という言葉が語源になっています。ちなみに「エ.ウォル.シ」とは、山が岩崖になって水の中にささりこむ所という意味だそうです。又、養老牛温泉は、寅さんシリーズや釣りバカ日誌等の映画のロケ地としても有名です。

中標津の焼印
中標津の建物を表した焼印

写真は中標津の焼印の試し押し画像です。中標津の3文字を建物のデザインに挿入した形で、下にローマ字でNAKASHIBETUと書かれいます。北海道の地名の焼印製作の依頼は結構多く、観光お土産品に使うようで、ひと月に5本ある時もあります。焼印の大きさは幅55ミリ×高さ23ミリで、150W電気ごて仕様で製作しました。