三つ星印の焼印

東京の三井様からの依頼で星印の焼印を製作しました。デザインは、星印が3個並び英語でSHOWAと書かれています。星のデザインは、元々、古代のエジプトが発祥で、天井に空を表すために書かれていたものだそうです。星のデザインが入った焼印をつくる事は非常に多く、10個に1個の割合位で、どこかに星のマークが入っています。古代の神話や世界観では、天体や宇宙が神々の世界として表されていますが、星の運行や配置等も人間の想像性を掻き立てて、知らないことへの畏怖や謙遜へと繋がっていると思います。少年科学館で初めてプラネタリウムを見たときに、宇宙の広さと謎について想像してワクワクした事を覚えています。夜空に点のように光り輝く星でも、実際には太陽よりもはるかに大きく、地球から光の速さでも何万年もかかるような距離にあるとは、信じられない事でしたし、その星々の先には、大宇宙が広がっていて、宇宙の端はどうなっているのだろうとよく考えていました。結局、今の科学でも宇宙の端がどうなっているかは不明で、人間の創造力を超えた問題だと思います。人間は光で物を見ていますので、宇宙の端は光の速さよりも速く膨張しているとの事ですので人間の能力では、永遠に宇宙の端を見つける事はできないのでしょうか。数学的な手法を使って宇宙の端を説明している学者さんがいて先日、テレビで紹介されていました。内容的にはよくわかりませんでしたが、数学の知識を使えば宇宙の端の状況を説明できるそうですが、説明出来た所で、それが事実であることを確認することができないのでにわかには信じられませんでした。人類の歴史はわからない物を解明して、生活に役立つように利用して発展してきましたので、宇宙についても同じように不明な点を解明しつつ、利用していけばいずれは宇宙の謎に迫れるかも知れないですね。私の生きている間には無理でしょうが。

三井様焼印
星と英語の焼印

写真は、三井様からの依頼で製作しました焼印の試し押し画像です。上の部分に星が3つ並んでいますね。みっつ並んだ星を見ると格付けの星のマークを連想してしまいます。三ツ星は上級ランクですね。SHOWAの文字を見て、昭和を連想するのは昭和生まれだからでしょうか?平成も30年になり年々昭和生まれの人は減っていき、今の若者は平成生まれですよね。ひと時もスマホから手を離さずに歩いている若者を見ますとつくづく年齢を感じてしまいます。昭和の30年代生まれの私にはインターネットについて行くにがやっとで、スマホは持っていなくガラケイで電話とメールしか使っていませんが、スマホを巧みに操る若者を見ていると羨ましくすら感じます。 三井様の焼印の大きさですが、幅14ミリ×高さ10ミリの小さめで、40W電気ゴテ仕様になっています。