bmp画像からの焼印製作

利川様からのご注文で、bmp画像からの文字焼印を製作しました。普段は、パス化されたデータを切削機に送り原型を作りますが、bmpファイルの場合2種類の方法があり、一つ目の方法は、bmpファイルをそのまま切削データにする場合で、この場合、切削精度が落ちるので細かなデザインのものには向きません。もうひとつの方法は、bmpファイルからパスデータを作って切削する方法でこの方法の方が精度を上げることが出来ますので、今回はbmpファイルからイラストレーターソフトを使いパスデータにして切削して作ります。
製作する焼印は文字のみで「strawberry house」、ストロベリーハウスという文字です。ストロベリーというと苺を思いだしますが、ストロベリーの意味は、バラ科の植物になる実の総称でキイチゴ等も入るので苺だけではないそうです。
学生の頃、友人の実家が埼玉県の久喜市でビニールハウスで苺を作っており、3月に苺の収穫が終わったあとに、友人を集めてビール片手に苺狩りをした楽しい記憶があります。商品として集荷できなかった苺ですが、味は抜群で、ワイワイ騒ぎながら楽しいひと時を過ごしました。私の家でも奥さんが家庭菜園で苺を育てていますが、大きくなってそのまま食べることができる苺は少なく、ほとんどは、小さくて、少し酸っぱい苺なので、苺ジャムして食べています。市販の苺ジャムはどれも甘すぎて食べたくないのですが、自家製の苺ジャムは、ちょうど良い甘さと酸味があり美味しく頂いています。この間のテレビで、あまおうという苺を紹介している番組があり、大粒で甘さが際立っている苺で、1個づつ個別包装されていて、1個、1000円という高価な苺でした。私は食べたことはありませんが、一度は食べてみたいと思います。我が家では、奥さんがケーキを作るのが好きですので、結構苺は買いますが、毎年、年末になると苺の値段が跳ね上がることに驚いています。市場経済では、需給バランスで価格がきまるので、クリスマス時期になると高騰するのは仕方ない事なのでしょうが、少し異状だと思います。奥さんがケーキ作りが好きなので、焼印で使う電気ゴテを使いカルメライザーという、砂糖にあてる電気ゴテを作った事があります。美味しいケーキは大好物ですが、この頃、お腹周りが気になるので少し控えた方がと思っています。

左の写真は、利川様より頂戴いたしましたbmpの版下画像です。ページにアップする為にサイズの小さいgifで掲載しました。書体がわからないとの事でしたので、フォントからパスデータを作ることができませんでしたので、画像をなぞりトレースしてデータを作りました。右の写真は、出来上がった焼印をシナベニアに試し押しした画像です。大きさは、幅35ミリ×高さ18ミリで、80W電気ゴテ仕様で作りました。ストロベリーハウスは直訳すると苺の家ですが、今回はお店の名前だそうです。