バラクーダの焼印

伊藤様からバラクーダという魚のデザインの焼印製作を依頼されました。ミリタリー好きの私には、バラクーダと聞くと、アメリカの潜水艦をイメージしてしまいます。又、バラクーダという魚は、高速で泳ぎ回るので、ドイツやイギリス、アメリカでも魚雷の名前になっている事も多いです。潜水艦では、日本の潜水艦(原子力潜水艦以外で)が世界一の性能と言われいます。潜水艦の命とも言える静音性は抜群でアメリカとの軍事訓練でもアメリカ軍に発見されずに攻撃することができるようです。元々、日本は専守防衛を基本にして兵器を調達してきましたので、原子力潜水艦のような、外洋にでて任務をこなすものより、日本近海で隠密行動をとる方に主眼がありましたので、敵に察知されないように非大気型の動力機関を備え、性能を上げてきました。動力としては、静粛性にすれたデーゼル機関やスターリングエンジン、日本が誇る電池技術を使用したリチウムイオン電池を備えた機関等多種多様にわたっています。又、潜水深度も世界一で、日本の高い技術を生かした鋼材を使用し、敵の潜水艦が攻撃出来ない深度から、深深度魚雷という深い海からでも発射できる魚雷(日本のみが所有)で攻撃できるのも日本だけです。四方を海に囲まれている日本だからの発達だと思います。

バラクーダの焼印
伊藤様のバラクーダの焼印

上の写真は、伊藤様よりご注文頂きましたバラクーダの焼印を試し押しした画像です。コミカルに描かれているバラクーダと所々隙間の空いた書体が印象的です。大きさは、85mm×60mmの大型の焼印で、300W電気ゴテ仕様で作りました。